
X-T4 ファームウエアの更新
バージョン: 1.71
更新日: 2023.01.19
概要
1つのフォルダ内に記録できるコマ数の変更について
・Ver.1.30より1つのフォルダ内に記録できるコマ数が9,999から999に変更になります。
なお、macOSのコンピュータを用いて記録ファイルを処理されている方は、ファームアップ前に必ず、「macOS のコンピュータを用いて弊社デジタルカメラでの記録ファイルを処理されるお客様への重要なお知らせ」に記載しています、「II.本事象への対応」の「2.既にSDXCカード内にファイル(画像など)が記録されている場合」の対応を実施し、SDXCカードをフォーマットしてください。
Notes
ブラウザの表示を更新してから、ダウンロードを行なってください。
- Windows(Internet Explorer/FireFox/Google Chrome)の場合はCtrlキーを押しながらF5キーを押します。
- Mac(Safari/Google Chrome)の場合は「Command」キーと「R」キーを同時に押します。
- Mac(FireFox)の場合は「Command」キー・「Shift」キー・「R」キーの3つを同時に押します。
すでに最新バージョンの場合には、ファームウエアの更新を行う必要はありません。
- バージョンの確認方法は、下記「ファームウエア更新の詳細手順」の「2. ファームウエアのバージョンを確認します。」をご覧ください。
お使いのカメラボディ、およびレンズは、最新のファームウエアでお使いください。
- 最新のファームウエアの組み合わせでないと、機能・性能が十分発揮できないことがあります。下記のファームウエア対応表をご覧ください。
ファームウエア更新内容
Ver.1.71
Ver.1.70からVer.1.71への変更内容
Camera Remoteアプリケーションソフトがインストールされたスマートフォン(タブレット)からカメラボディのファームウエアをアップデートした場合、アップデートの完了直後にカメラボディがごくまれにフリーズする現象を修正しました。
※修正ファームウエアのアップデートについて:
修正ファームウエアのアップデートを行う際は、下記の手順でSDカードを用いたファームウエアのアップデートを行っていただきますようお願いいたします。
ファームウエア更新の詳細手順
Ver.1.70
Ver.1.60からVer.1.70への変更内容
追加、変更される下記項目1については、X-T4 New Features Guideをご覧ください。また三脚グリップ(TG-BT1)の初期設定や、操作方法は三脚グリップ(TG-BT1)の使用説明書をホームページからダウンロードしてご確認ください。
・X-T4 New Features Guide
・三脚グリップ(TG-BT1)の使用説明書
三脚グリップ(TG-BT1)に対応しました。
カメラと三脚グリップ(TG-BT1)をBluetooth®で接続すると、グリップを握ったまま静止画撮影や動画撮影(*1)、電動ズーム機能があるレンズ(*2)ではT/Wボタンでズーム操作がご使用になれます。
*1 動画撮影を行う場合はカメラを動画モードに変更してください。
*2 XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZは2023年1月に対応予定。
その他軽微な不具合を修正しました。
Ver.1.60
Ver.1.50からVer.1.60への変更内容
追加、変更される下記項目の操作方法や説明については、X-T4 New Features Guideをホームページからダウンロードしてご確認ください。
X-T4 New Features Guide
フジノンレンズXF18-120mmF4 LM PZ WRの機能にあわせてカメラメニュー内のズーム/フォーカスの操作・機能が追加変更されました。
・セットアップメニュー>操作ボタン・ダイヤル設定>タッチパネル設定に「タッチズーム」設定を追加。
・セットアップメニュー>操作ボタン・ダイヤル設定に「電動ズームレンズファンクション(Fn)設定」を追加。
Fn設定の割り当てに電動ズームレンズの選択機能が可能です。
*追加機能:「ズーム/フォーカスコントロールリング」「定速ズーム(T/W)」、「MF定速フォーカス(N/F)」
・セットアップメニュー>操作ボタン・ダイヤル設定に「レンズズーム/フォーカス設定」を追加。
*追加機能:「定速ズーム」の速度設定(8段階)、「定速フォーカス」の速度設定(8段階)、「定速ズーム/フォーカス操作」によるスタート/ストップ・押下中のみの切替、「ズームリング回転方向」設定、「ズーム/フォーカスコントロールリング」の用途設定(ズーム・フォーカスの切換)
・「フォーカスリング」と「フォーカスリング操作」の設定がセットアップメニュー>操作ボタン・ダイヤル設定>「レンズズーム/フォーカス設定」に移動し、「フォーカスリング」のメニュー名称が「フォーカスリング回転方向」に変更しました。
フジノンレンズXF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WRとの組合わせで、絞り制御のパラメーターを最適化し、スルー画/動画の露出追従が向上しました。
動画モードでもAF+MFが出来るようになりました。
Ver.1.50
Ver.1.40からVer.1.50への変更内容
フジノンレンズXF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WRに対応しました。
マニュアルフォーカスでワンプッシュAF使用時のAF精度を向上しました。
Ver.1.40
Ver.1.30からVer.1.40への変更内容
追加、変更される機能の操作方法や説明については、X-T4 New Features Guideをホームページからダウンロードしてご確認ください。
XLRマイクアダプター*に対応しました。これにともない、動画撮影メニューのオーディオ設定にXLRマイクアダプター設定が追加されました。また、セットアップメニューの音設定に4ch音声再生が追加されました。
*ティアック株式会社製 XLRマイクアダプター(TASCAM CA-XLR2d-F)を使用できます。
カスタム登録したWBシフトがQメニュー操作で無効になる問題を修正しました。
その他軽微な不具合を修正しました。
Ver.1.30
Ver.1.25からVer.1.30への変更内容
SDXCカードフォーマットとの互換性を高めるため以下仕様変更を行いました。
1つのフォルダ内に記録できるコマ数を9,999コマから999コマに仕様を変更いたしました。
なお、macOSのコンピュータを用いて記録ファイルを処理されている方は、ファームアップ前に必ず、「macOS のコンピュータを用いて弊社デジタルカメラでの記録ファイルを処理されるお客様への重要なお知らせ」に記載しています、「II.本事象への対応」の「2.既にSDXCカード内にファイル(画像など)が記録されている場合」の対応を実施し、SDXCカードをフォーマットしてください。
Ver.1.25
Ver1.23/1.24からVer.1.25 への変更内容
稀に以下の症状が発生する問題を修正しました。
Bluetooth設定でペアリング登録ができない、または、ペアリング登録後に電源が入らない。
アイセンサーが動作する操作を行うとフリーズする。
Ver.1.23
Ver.1.22からVer.1.23への変更内容
カメラを煽って撮影するときに、電子水準器が表示される範囲(煽り角度)が従来よりも広がりました。
その他軽微な不具合を修正しました。
Ver.1.22
Ver.1.21からVer.1.22への変更内容
セットアップメニューの接続設定>Bluetooth設定でペアリング登録されている状態で電源をONすると起動しない場合がある問題を修正しました。
Ver.1.21
Ver.1.20からVer.1.21への変更内容
フォーカスモード:MF、測光モード:スポットのときにフォーカスエリアを中央以外に移動させても、スポット測光がエリアに連動せず、常に中央固定になる問題を修正しました。
ファイル名編集機能で特定のファイル名付けたときに画像がカメラで再生できない問題を修正しました。
その他軽微な不具合を修正しました。
Ver.1.20
Ver.1.10/1.11からVer.1.20への変更内容
追加、変更される機能の操作方法や説明については、X-T4 New Features Guideをホームページからダウンロードしてご確認ください。
「自動電源OFF温度」選択機能追加
※Ver.1.10またはVer.1.11よりファームアップした場合は、「自動電源OFF温度」の設定は「高」モードが選択されています。このモードは従来に比べて若干動画撮影時間が長くなりまが、カメラ本体の一部の温度が熱く感じる場合がありますので三脚をご使用することをお勧めします。手持ち撮影で動画など連続撮影する場合は、「標準」モードの設定をお勧めします。なお、この場合は、連続して撮影できる時間が従来に比べて短くなります。
※セットアップメニューリセットを行うと「自動電源OFF温度」が「標準」モードとなります。動画撮影などで連続撮影時間を優先したい場合は、「自動電源OFF温度」を「高」モードにしてご使用ください。
セットアップメニューの接続設定>情報表示にIPアドレス表示を追加しました。
TTLスローシンクロフラッシュ撮影時のシャッター速度改善
夜景をバックにしたフラッシュ撮影など、比較的長い露光時間が求められる撮影シーンにおいて、露出モードをシャッター速度オートにして (PもしくはA) TTLスローシンクロ撮影を行っても、シャッター速度が1/8秒よりも長くならない問題を修正しました。Pモード時最長4秒、Aモード時最長30秒で撮影いただけるようになります。
その他軽微な不具合を修正しました。
Ver.1.10
Ver.1.03からVer.1.10への変更内容
フジノンレンズXF50㎜F1.0 R WRを使用したときのパフォーマンスを最適化しました。
EF-X500をコマンダーとして使用する多灯撮影において、一部のグループが正しく発光しない場合がある不具合を修正しました。EF-X500をコマンダー、EF-60をリモートフラッシュとしてお使いになる場合も、本ファームウエアアップデートを適用してください。
その他軽微な不具合を修正しました。
Ver.1.03
Ver.1.02からVer.1.03への変更内容
動画撮影時の軽微な不具合を改善しました。
Ver.1.02
Ver.1.01からVer.1.02への変更内容
動画ブレ補正の動作を改善し動画撮影中の安定性を向上しました。
同時消去設定ON時に消去した画像が、カードからは消去されているが再生される不具合を改善しました。
特定条件で露出オーバーになり適正露出にならない不具合を改善しました。
自動電源OFF後、リモートレリーズで起動できない問題を改善しました。
その他、軽微な不具合を改善しました。
Ver.1.01
Ver.1.00からVer.1.01への変更内容
USB給電設定OFF時の充電動作改善
USB給電設定を初期設定のONからOFFに変更すると付属のACアダプターでカメラ内充電ができない問題を改善しました。
カメラ内時刻設定機能改善
カメラの電源ON/OFFの繰り返しにより設定した時刻が遅れる問題を改善しました。
ファームウエア更新手順
- ファームウエアのバージョンを確認する。
- フォーマット済みのメモリーカードを用意する。
- ファームウエアをダウンロードしてメモリーカードに保存する。
- ファームウエアが記録されたメモリーカードをカメラに入れてファームウエアの更新作業をする。
ご注意
ファームウエアの更新に失敗すると、カメラが正常に動作しなくなる場合があります。以下の点を必ず守ってください。
- ファームウエアの更新作業には、十分に充電したバッテリーをご使用ください。万一、ファームウエア書き換え中にカメラの電源が切れると、カメラが動作できない状態に陥ります。
- ご使用のファームウエアが古いバージョンの場合でも直接最新バージョンにアップデートが行えます。
- ファームウエアの更新時間は、ファームウエアの容量によって変わります。最大約5分掛かる場合があります。更新中は、絶対に電源を切ったり、カメラを操作したりしないでください。
- ファームウエア更新後は、更新前のバージョンには戻すことができません。
- ファームウエアの更新中にエラーメッセージが表示された場合は、下記をご覧ください。
ダウンロード
使用許諾契約書
下記はお客さまが「ファームウエア更新ファイルのダウンロード」をしていただく際にご同意が必要です。この内容を十分ご理解いただき、「ファームウエア更新ファイルのダウンロード」をされる場合は、下の[同意する]をチェックしてください。 この内容に同意いただけない場合は、ファームウエアをダウンロードすることは許可されていません。この場合は、当社サービスステーションにてファームウエアの更新を実施させていただきます。
1. ライセンス
本ソフトウエアの著作権は富士フイルム株式会社(以下富士フイルムといいます)に帰属します。
2. 制限事項
本ソフトウエアのユーザーは、本ソフトウエアの全部または一部を修正、改変、リバースエンジニア、 逆コンパイルまたは逆アセンブルなどをすることはできません。
3. 免責事項
富士フイルムは、本ソフトウエアの使用に付随または関連して生じる直接的または間接的な損失、損害などについて、いかなる場合においても一切の責任を負いません。
注意事項
本ソフトウエアの仕様は、将来予告なしに変更することがありますのでご了承ください。
ご注意
- ダウンロード先に同名のファイルが無いことをご確認ください。同名のファイルがあると、ご使用のブラウザによっては、ファイル名称の末尾に“(1)”などの枝番が付く場合があります。枝番の付いたファイル名称でファームウエアの更新を行うとカメラが正しく認識できません。