
X-H2S ファームウエアの更新
バージョン: 5.03
更新日: 2023.09.21
概要
Notes
ブラウザの表示を更新してから、ダウンロードを行なってください。
- Windows(Internet Explorer/FireFox/Google Chrome)の場合はCtrlキーを押しながらF5キーを押します。
- Mac(Safari/Google Chrome)の場合は「Command」キーと「R」キーを同時に押します。
- Mac(FireFox)の場合は「Command」キー・「Shift」キー・「R」キーの3つを同時に押します。
すでに最新バージョンの場合には、ファームウエアの更新を行う必要はありません。
- バージョンの確認方法は、下記「ファームウエア更新の詳細手順」の「2. ファームウエアのバージョンを確認します。」をご覧ください。
お使いのカメラボディ、およびレンズは、最新のファームウエアでお使いください。
- 最新のファームウエアの組み合わせでないと、機能・性能が十分発揮できないことがあります。下記のファームウエア対応表をご覧ください。
スマートフォンやタブレット経由でカメラのファームウエアをアップデートできます。
- スマートフォンとペアリング登録しているカメラは、スマートフォンやタブレット経由でカメラのファームウエアをアップデートできます。
FUJIFILM X Acquireなどでユーザーが変更した設定値のバックアップが可能です。
- 設定値を初期状態から変更してご使用の場合は、事前に設定値のバックアップをお勧めします。詳しくは、デジタルカメラQ&Aをご覧ください。
ファームウエア更新内容
Ver.5.03
Ver.5.02からVer.5.03への変更内容
以下のフォーカス設定と撮影条件において、AF合焦精度が向上しました。
・フォーカスモード:AF-S、AF-C
・AFモード:シングルAF
・使用レンズ:広角レンズ
・撮影被写体:動物の毛や細かい葉っぱなどの高周波な被写体、またはコントラストが低い被写体
Ver.5.02
Ver.5.01からVer.5.02への変更内容
シャッター優先による動画撮影において、稀に被写体の露出が一瞬暗くなる現象を修正しました。
FHD動画をF-log2で撮影した場合、被写体の暗部に横縞模様のノイズが発生する現象を修正しました。
Ver.5.01
Ver.5.00からVer.5.01への変更内容
データ転送の遅いメモリーカードをカメラに装着した状態で撮影画像を保存した場合、稀に「記録できませんでした」エラーが発生する現象を修正しました。
Ver.5.00
Ver.4.00からVer.5.00への変更内容
追加・変更される下記項目2については、X-H2S New Features Guideをご覧ください。
X-H2S New Features Guide
「GFX/Xシリーズ」用の新アプリ「FUJIFILM XApp」に対応しました。
「FUJIFILM XApp」は従来の「FUJIFILM Camera Remote」から無線通信のさらなる安定性強化や高速化を実現しているため、よりスムーズにカメラ内画像を転送しスマートフォン・タブレット端末で受信が行えるようになりました。また初回に行う、カメラとアプリのBluetoothペアリングを除いた、全ての通信操作をスマートフォン・タブレット端末上で完結できますので、従来よりもシンプルな操作で使用いただけます。
主な機能として「リモート操作」や「カメラ内画像の受信・閲覧」機能のほか、カメラの撮影メニューやセットアップメニューの設定を保存する「設定保存読込機能」、カメラ・レンズ、撮影枚数、撮影位置などの撮影活動の情報を時系列で閲覧できる「タイムライン機能」、これまでの撮影枚数やフィルムシミュレーションの使用回数などを自動的に集計して表示する「アクティビティ機能」が新搭載され、「GFX/Xシリーズ」で撮影する魅力がさらに広がりました。
※1「FUJIFILM XApp」の詳細につては、NEWS RELEASEをご参照ください。
デジタルカメラ「GFX/Xシリーズ」用の新アプリ「FUJIFILM XApp」
※2「FUJIFILM XApp」はiOS/iPad OS 13以降、Android OS 11以降でご利用いただけます。
下記のサイトより、スマートフォン・タブレット端末のOSとカメラを選択し、スマートフォン・タブレット端末にダウンロードしてください。
*「FUJIFILM XApp」のダウンロード開始日時は準備が整い次第、随時開始いたします。
「コマンドダイヤル設定」のファンクション機能が変更されました。
・サブメニューに「フロントコマンドダイヤル1、2、3」を追加。
・「フロントコマンドダイヤル1、2、3」と「リアコマンドダイヤル」の割り当てに「ISO」と「なし」の選択を追加。
・「ファンクション(Fn)設定」の割り当てに「フロントコマンドダイヤル切替」を追加。
【注意】
本機能の追加により、ファームウエアバージョンアップ後は、「フロントコマンドダイヤル」と「リアコマンドダイヤル」に割り当てていた設定が初期状態に戻ります。設定を変更されているお客様におきましては、バージョンアップ前に設定内容をお控えいただき、再設定をお願いします。
フジノンレンズXF8mmF3.5 R WRに対応しました。
フォーカスモードをコンティニュアンスAFにしてシャッターボタンを半押した際、被写体の明るさによってはEVFスルー画表示の露出が大きく変わる現象を修正しました。
メモリーカードに画像がない状態で「自動画像転送予約」をリセットするとフリーズ現象を修正しました。
その他軽微な不具合を修正しました。
Ver.4.00
Ver.3.01からVer.4.00への変更内容
追加、変更される下記項目1については、X-H2S New Features GuideとX-H2S ネットワーク/USB機能編をご覧ください。
X-H2S New Features Guide
X-H2S ネットワーク/USB機能編
「Adobe Camera to Cloud」に対応しました。
ファイルトランスミッター(FT-XH)をX-H2Sに装着してインターネット接続することでFrame.ioのプラットフォームへ静止画や動画を直接アップロードが行えます。
撮影現場にて、カメラからクラウドへ直接データ転送や編集が可能になるため、作成中の静止画や動画へアクセスし映像制作の作業をリアルタイムかつリモートで加速し、映像制作のワークフローの効率化にも大きく貢献します。
【ご注意】
本機能を有効にするには、ファイルトランスミッター(FT-XH)のファームウエア更新が必要です。
必ずカメラのファームウエアを最新のファームウエアに更新してから、ファイルトランスミッター(FT-XH)のファームウエアを更新してください。
FT-XHファームウエアの更新 Ver.2.00
* Adobe Camera to Cloud、Frame.ioは米国および他の国々で登録されたAdobe Incの商標です。
下記の特定条件下でフラッシュ撮影を行った場合、稀にフリーズする現象を修正しました。
・フラッシュ発光:TTL発光
・顔検出:ONで複数人の顔を検出する
・露出補正:-2前後に調整する(ISO感度/絞り/シャッタースピードの設定で-2前後になるように調整する)
その他軽微な不具合を修正しました。
Ver.3.01
Ver.3.00からVer.3.01への変更内容
「画像設定」メニューの「モノクローム カラー」の“WC”と“MG”の設定を変更し、フィルムシミュレーションの選択を「ノスタルジックネガ」または「ETERNA ブリーチバイパス」に変更して撮影した場合、記録画像が異常になる現象を修正しました。
Ver.3.00
Ver.2.10からVer.3.00への変更内容
追加、変更される下記項目3、5、6については、X-H2S New Features GuideとX-H2S ネットワーク/USB機能編をご覧ください。
X-H2S New Features Guide
X-H2S ネットワーク/USB機能編
AIによる被写体検出機能の強化
1)既存被写体の検出性能向上
「逆光下」、「横を向いている」、「小さな被写体」等、今まで検出が難しかったシチュエーションでの被写体検出性能が大きく向上しました。これまで以上にシーンを問わず、被写体検出機能を使用いただけます。
2)検出被写体の追加
既存の顔・瞳・動物・鳥・車・バイク・自転車・飛行機・電車の他に、新たに昆虫とドローンの検出を実現しました。昆虫は被写体検出設定を「鳥」・ドローンは「飛行機」に設定することで、被写体検出機能により検出が可能となります。
AFアルゴリズムの改善による動体追従性能の向上
1)動体予測アルゴリズムを改善したことで、フレーム内を高速で移動する被写体に対しても安定したトラッキングが可能になりました。スポーツや野鳥撮影等の、高い動体追従性が必要とされるジャンルで更に快適な撮影をお楽しみいただけるようになりました。
2)ピントが合っていない状態からAF-ONボタンとレリーズを同時押で連写を開始した際の、AF合焦速度を改善しました。
従来よりも早い連写枚数でAFが合い始めるため、スポーツ等の刻一刻と状況が変わるようなシチュエーションでも、シャッターチャンスを逃しにくくなります。
三脚グリップ(TG-BT1)に対応しました。
カメラと三脚グリップ(TG-BT1)をBluetoothで接続すると、グリップを握ったまま静止画撮影や動画撮影、電動ズーム機能があるレンズ(*1)ではズーム操作がご使用になれます。
※三脚グリップ(TG-BT1)の初期設定や操作方法は三脚グリップ(TG-BT1)の使用説明書をホームページからダウンロードしてご確認ください。
三脚グリップ(TG-BT1)の使用説明書
*1電動ズーム機能を備えた対象レンズ:
・FUJINON LENS XF18-120mmF4 LM PZ WR:Ver.1.00以降
・FUJINON LENS XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ:Ver.1.10以降
※本機能を有効にするには、対象カメラのファームウエア更新が必要です。必ずカメラのファームウエアを最新のファームウエアに更新してから、レンズのファームウエアを更新してください。
フジノンレンズXC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZファームウエアの更新 Ver.1.10
ファイルトランスミッター(FT-XH)のパフォーマンス向上。
ファイルトランスミッター(FT-XH)との組合せにおいて、カメラから端末へのライブビューのフレームレートが向上しました。
※本機能を有効にするには、ファイルトランスミッター(FT-XH)のファームウエア更新が必要です。必ずカメラのファームウエアを最新のファームウエアに更新してから、ファイルトランスミッター(FT-XH)のファームウエアを更新してください。
FT-XHファームウエアの更新 Ver.1.10
「表示設定」メニューの「画面のカスタマイズ」の「画像転送予約」が「通信状況」に変更され、画像転送予約の表示と接続機器の情報表示をまとめてオン/オフできるようになりました。
「ネットワーク/USB設定」メニューの「Bluetooth/スマートフォン設定」に「Bluetooth機器一覧」が追加されました。
「パフォーマンス:ブースト」且つ「EVF表示フレームレート優先」設定時に、AF実施前後で発生するフリーズを改善しました。
その他軽微な不具合を修正しました。
Ver.2.10
Ver.2.00からVer.2.10への変更内容
ファイルトランスミッター(FT-XH)との組合わせで「FUJIFILM Tether Shooting Plug-in/Plug-in PRO (Adobe Lightroom Classic用)」/「Capture One」でのネットワークテザー撮影に対応しました。
※FUJIFILM Tether Shooting Plug-in/Plug-in PROは以下バージョンより対応しています。
・FUJIFILM Tether Shooting Plug-in/Plug-in PRO (Win) Ver.1.26
・FUJIFILM Tether Shooting Plug-in/Plug-in PRO (Mac) Ver.1.26
※Capture Oneについては対応バージョンがリリースされ次第、ご案内させていただきます。
ファイルトランスミッター(FT-XH)との組合わせで「リモート録画機能」の動画撮影中に切断する場合がある現象を修正しました。
その他軽微な不具合を修正しました。
Ver.2.00
Ver.1.03からVer.2.00への変更内容
追加、変更される下記項目の操作方法や説明については、X-H2S New Features Guideをホームページからダウンロードしてご確認ください。
X-H2S New Features Guide
ファイルトランスミッター(FT-XH)に対応しました。
ファイルトランスミッター(FT-XH)をカメラに取り付けると、以下の機能がご使用になれます。
・有線LANや無線LANなどを使用して、画像の転送やテザー撮影する。
・有線LANや無線LAN、スマートフォンのUSBテザリング機能を使用して、撮影した画像をFTPサーバーに転送する。
・ファイルトランスミッター(FT-XH)を取り付けた複数台のカメラ(最大4台)をパソコンやスマートフォン、タブレットのブラウザーで操作して動画を撮影する。
AF機能の追加と改善
・動画撮影メニューのMFアシストに「フォーカスメーター」機能を追加しました。
・「被写体検出AF」で小さい被写体を撮影した場合、稀に後ピンとなる現象を修正しました。
特定設定で連写撮影後にシャッターボタンを半押しすると、稀にカメラの動作が一時的に止まる現象を修正しました。
電子シャッターでフラッシュ撮影した場合、稀にハイスピードシンクロ発光で同調しない。またはシャッター速度によっては撮影画像に黒い影が写り込む現象を修正しました。
XF18-120mmF4 LM PZ WRを装着し、動画スタンバイ状態からシャッターボタンを半押しするとスルー画表示が数秒フリーズする現象を修正しました。
その他軽微な不具合を修正しました。
Ver.1.03
Ver.1.02からVer.1.03への変更内容
「高速連写」撮影にて、フリーズする現象を修正しました。
RAW画像記録方式を「ロスレス圧縮」または「圧縮」で連写撮影した一部のRAWファイルが「Capture One」の アプリケーションソフトウエアで表示されない現象を修正しました。
*本修正はVer.1.03のバージョンアップ以降に撮影した画像から本修正が適用されます。
無線LAN接続のアクセスポイント設定をSSIDによる手動登録を行った場合、無線LAN接続が行えない現象を修正しました。
Ver.1.02
Ver.1.01からVer.1.02への変更内容
以下の設定で撮影画面を拡大表示にしてフォーカスエリアを上下方向に移動すると、拡大表示位置の変化量が少ない現象を修正しました。
・設定:「動画モード」「マニュアルフォーカス」
特定のMacまたはmacOSのバージョンによっては、X-H2SとUSB接続しても「WEBカメラ」として認識されない現象を修正しました。
外部デバイス(ドローンやジンバル等)と接続した時のUSB IDを修正しました。
その他軽微な不具合を修正しました。
Ver.1.01
Ver.1.00からVer.1.01への変更内容
以下の設定でフリーズする現象を修正しました。
「ハイスピード撮影」を「ON」もしくは「ON HDMI ONLY」、「ビットレート」を「360Mbps」もしくは「720Mbps」、「RAW出力設定」を「Blackmagic」もしくは「ATMOS」に設定した場合。
「電子先幕シャッター」で2分以上のシャッタースピードで撮影すると、撮影後にシャッターが閉じたままとなる不具合を修正しました。
ファームウエア更新手順
- ファームウエアのバージョンを確認する。
- フォーマット済みのメモリーカードを用意する。
- ファームウエアをダウンロードしてメモリーカードに保存する。
- ファームウエアが記録されたメモリーカードをカメラに入れてファームウエアの更新作業をする。
ご注意
ファームウエアの更新に失敗すると、カメラが正常に動作しなくなる場合があります。以下の点を必ず守ってください。
- ファームウエアの更新作業には、十分に充電したバッテリーをご使用ください。万一、ファームウエア書き換え中にカメラの電源が切れると、カメラが動作できない状態に陥ります。
- ご使用のファームウエアが古いバージョンの場合でも直接最新バージョンにアップデートが行えます。
- ファームウエアの更新時間は、ファームウエアの容量によって変わります。最大約5分掛かる場合があります。更新中は、絶対に電源を切ったり、カメラを操作したりしないでください。
- ファームウエア更新後は、更新前のバージョンには戻すことができません。
- ファームウエアの更新中にエラーメッセージが表示された場合は、下記をご覧ください。
ダウンロード
使用許諾契約書
下記はお客さまが「ファームウエア更新ファイルのダウンロード」をしていただく際にご同意が必要です。この内容を十分ご理解いただき、「ファームウエア更新ファイルのダウンロード」をされる場合は、下の[同意する]をチェックしてください。 この内容に同意いただけない場合は、ファームウエアをダウンロードすることは許可されていません。この場合は、当社サービスステーションにてファームウエアの更新を実施させていただきます。
1. ライセンス
本ソフトウエアの著作権は富士フイルム株式会社(以下富士フイルムといいます)に帰属します。
2. 制限事項
本ソフトウエアのユーザーは、本ソフトウエアの全部または一部を修正、改変、リバースエンジニア、 逆コンパイルまたは逆アセンブルなどをすることはできません。
3. 免責事項
富士フイルムは、本ソフトウエアの使用に付随または関連して生じる直接的または間接的な損失、損害などについて、いかなる場合においても一切の責任を負いません。
注意事項
本ソフトウエアの仕様は、将来予告なしに変更することがありますのでご了承ください。
ご注意
- ダウンロード先に同名のファイルが無いことをご確認ください。同名のファイルがあると、ご使用のブラウザによっては、ファイル名称の末尾に“(1)”などの枝番が付く場合があります。枝番の付いたファイル名称でファームウエアの更新を行うとカメラが正しく認識できません。