2021.11.17 Kankavee Kanjanadecha

LENS STORIES: GFX250mmF4 R LM OIS WR x Kankavee Kanjanadecha

Kankavee Kanjanadecha

Kan, Kankavee is a businessman and also an urban photographer. Born in 1990, Bangkok, Thailand. Start photography since 2016 during studying in Boston, USA, with X-T10 then upgrade to X-T2, his current camera, a year later. His goal of photography is to express his visual perspective to the world.

GF250mmF4 R LM OIS WRをGFX100Sと組み合わせて使用する機会がありました。テレコンを使用してもレンズは非常にシャープで、かつGFX100Sの100MPファイルはディテールとダイナミックレンジが格段に向上しています。私の仕事はとても楽になりました。

GFX100S & GF250mmF4 R LM OIS WR + GF1.4X TC WR

私がシティースケープを撮るときには「望遠レンズ」を使うようにしています。レンズの圧縮効果で構図が引き締まり、背景が近く見えるからです。この「圧縮」効果は、写真の中の多くのディテールを捉え、他のレンズでは真似できない最高の錯覚をもたらし、人間の目には見えない写真の表情を作り出します。そのため、私はシティースケープの撮影には必ず望遠レンズを持参します。

GFX100S & GF250mmF4 R LM OIS WR

GF250mmF4 R LM OIS WRの特徴は、オートフォーカスの反応が良く、動きのある被写体を簡単に捉えることができること。そして雨季の間に特に重宝している防滴構造です。私は何度も雨の日にこのレンズを使いましたが、レンズとカメラがうまく機能し一度も問題に直面することはありませんでした。

GFX100S & GF250mmF4 R LM OIS WR + GF1.4X TC WR

このレンズのもう一つの特徴は、焦点距離を伸ばしたい時に、GF1.4X TC WRと組み合わせればテレコンバーターとして使用できることです。そして何よりも、この組み合わせで撮影された写真はディテールが素晴らしい。

GFX100S & GF250mmF4 R LM OIS WR + GF1.4X TC WR

普段はAPS-Cのカメラを使っています。今回は初めて中判カメラであるGFX100Sと GF250mmF4 R LM OIS WRを使用しました。画像ファイルの質が高いので、編集の自由度が格段に上がり、また100MPという高画素であるため画質の低下を心配することなく写真クロップすることができるようになりました。このカメラとレンズの組み合わせは、より高いレベルの作品制作に役立ちます。より大きなフォーマットのセンサーと優れたレンズ品質の恩恵を受けて、私のシティースケープ写真に新たな視点を提供してくれました。シティースケープ写真の新しい扉を開いてくれる機材です。

GFX100S & GF250mmF4 R LM OIS WR + GF1.4X TC WR