Petronella Lugemwa氏は、活気に満ちたテンポの速い多文化の結婚式を専門としていますが、GFX50S IIのスピードと品質が理想的なパートナーであることに気づきました。
「ロックダウンから日常に戻り、結婚式が非常に増えました」とPetronella Lugemwa氏は笑顔で報告します。「人々は、とにかく全力でお祝いしたいのです。でも、私が撮影する多文化の結婚式は、いつもエネルギーと生命力にあふれているので、準備は万全です。飛び込んで、感情を追いかけます。なぜなら、物事はあっという間に進んでしまい、自分やカメラがそれについていけなければ、取り残されてしまうからです。」
「私の一日はたいてい12時間以上です」と彼女は続けます。「そして、嵐の前の静けさが常にあります。最初は、詳細を記録したり、家族に会ったり、花嫁やブライドメイドと一緒にいて、みんなと仲良くなったり、準備中の写真を撮ったりしています。しかし、ドレスを着た途端、事態は急展開します。走って、走って、走り回って。だから、できるだけ荷物は少なくしたいですよね。家族写真、挙式、そしてダンスのある大きなパーティー。ノンストップで、一瞬一瞬を大切にしなければなりません。このような状況に対応し、かつ高品質な画像を生成するカメラは非常に難しいのですが、GFX50S IIはそれを実現しています」。
Photos 2021 © Petronella Lugemwa | FUJIFILM GFX50S II camera and GF35-70mm F4.5-5.6 WR, 1/200 sec at F5.2, ISO 500 | FUJIFILM GFX50S II camera and GF35-70mm F4.5-5.6 WR, 1/200 sec at F5, ISO 1000 | FUJIFILM GFX50S II camera and GF35-70mm F4.5-5.6 WR, 1/400 sec at F4.5, ISO 200
Petronella氏は、新しいカメラと新しいGF35-70mm F4.5-5.6 WRレンズをいくつかのイベントでテストしました。
「GFX50S IIで最初に驚いたのは、その大きさです。私はGFX100Sを常用していますが、ボディは非常によく似ていて、オリジナルのGFX50Sよりもはるかに小さく、ハンドリングも洗練されています。また、美しい形状のハンドグリップを採用しているので、重くならずに一日中使えます。わずか1.98ポンド(900g)の重さなので、結婚式でGFX100Sと並べても違和感がありませんでした。GF35-70mm F4.5-5.6 WRはわずか0.97ポンド(390g)なので、ポータブルな魅力を維持しています。これらを合わせると、フルフレームのデジタル一眼レフカメラと変わらない大きさでありながら、Gフォーマットセンサーに期待される優れた品質を備えた、本当にコンパクトなカメラです。」
Photo 2021 © Petronella Lugemwa | FUJIFILM GFX50S II camera and GF35-70mm F4.5-5.6 WR, 1/400 sec at F4.5, ISO 1000
「2台のカメラを一緒に使うと、唯一の違いは究極の解像度でした」と続けます。
「5140万画素のGFX50S IIは、画素数も十分ですが、何よりも色とダイナミックレンジがGFX100Sに匹敵しています。これはとても重要なことです。私のウェディングのお客様は、自然で鮮やかな肌色やジューシーな色を求めています。私は常に被写体の肌色に合わせて露出を調整するので、ハイライトやシャドー部のディテールの安全性を確認する必要があります。2台とも同じ色なので、編集の手間もかかりません」
つまり、Petronella氏のアプローチには、明らかにスピードが求められているということです。GFX50S IIでは、シンプルなPASMダイヤルによる露出モードの設定、わかりやすくシンプルなボタンレイアウト、構図の中で最も重要な部分にAFポイントを置くために再設計されたフォーカスレバーなど、直感的な操作性が実現されています。
Photos 2021 © Petronella Lugemwa | FUJIFILM GFX50S II camera and GF35-70mm F4.5-5.6 WR, 1/200 sec at F5, ISO 2500 | FUJIFILM GFX50S II camera and GF35-70mm F4.5-5.6 WR, 1/200 sec at F5, ISO 1600
さらに、オートISOモードを使えば、1日の中で変化する光量に対応できるので、設定に悩まされることもありません。「今では、Auto ISOなしのカメラは使えません」と彼女は言います。「このような結婚式では、カメラをいじって、1段上げよう、2段下げようなどと考えている場合ではありません。屋外ではISO640、800、1000、屋内ではISO10000までを常用していましたが、それでも美しく滑らかな結果が得られました」。
GFX50S IIは、X-Processor 4エンジンを再調整し、センサーの読み出し速度を250fpsに向上させたことで、AF速度も加速しています。さらに、GFX100Sやプロ用の富士フイルムXシリーズで採用している被写体追従アルゴリズムを改良し、顔検出AFと瞳検出AFを瞬時にロックオンできるようになりました。「基本的には、状況を変えることはありません」とPetronella氏は説明します。「ブライズメイドたちが時速100マイルでダンスフロアに駆け込んできても、私が歩き回っても全く問題ありませんでした。 確かに、私は緊張しました。『今のはピントが合っていないと思うので、戻してください』とは言えませんからね。でも、画面で確認するたびに、GFX50S IIはちゃんと写っていましたよ」。
Photos 2021 © Petronella Lugemwa | FUJIFILM GFX50S II camera and GF35-70mm F4.5-5.6 WR, 1/400 sec at F4.5, ISO 800 | FUJIFILM GFX50S II camera and GF35-70mm F4.5-5.6 WR, 1/400 sec at F4.5, ISO 3200 | FUJIFILM GFX50S II camera and GF35-70mm F4.5-5.6 WR, 1/200 sec at F4.5, ISO 3200
GFX50S IIの高感度性能とAFスピードを支えているのは、ボディ内手ブレ補正機構です。GFX100よりも20％小型化、10％軽量化されていますが、5軸で最大6.5段分の手ぶれ補正効果がありますので、Petronella氏のようなイメージメーカーは、光量の少ない状況でも三脚なしで自由に撮影することができます。例えば、結婚式の二次会やブライダルの衣装部屋などです。「これは非常に大きなメリットです」とPetronella氏は言います。「アクションや感情があるところには、光があってもなくても、私はそこにいなければならないのです」
「GF35-70mm F4.5-5.6 WRは、このボディの素晴らしいパートナーです」と彼女は続けます。
「私は通常、GF80mm F1.7 R WRやGF50mm F3.5 R LM WRなどのプライムレンズを使用していますが、このズームを使用することで選択肢が増え、結婚式の日は予測不可能なことが多いので助かります。また、クオリティにも妥協はありません。素早くピントが合い、美しい瞬間を捉えることができました。」
Photos 2021 © Petronella Lugemwa | FUJIFILM GFX50S II camera and GF35-70mm F4.5-5.6 WR, 1/200 sec at F4.5, ISO 1000 | FUJIFILM GFX50S II camera and GF50mm F3.5 R LM WR 1/200 sec at F3.5, ISO 250 | FUJIFILM GFX50S II camera and GF50mm F3.5 R LM WR 1/200 sec at F5.2, ISO 640
「GFX50S IIがGFX100Sと一緒に私のキットバッグに入るのは間違いないわ」とPetronella氏は締めくくります。
「私はX-T4を使って以来、自分の好きなように結婚式の思い出を作ることができるこれらの小型カメラを受け入れてきました。しかし、2台のGFXシステムカメラの手頃な価格とシームレスなワークフローがあれば、私の仕事を向上させることができます。また、より大きなフォーマットを試してみたいと思っているフォトグラファーにとっても、このカメラから始めるのは素晴らしいことです。より滑らかで、よりクリーンで、より鮮明で、より生き生きとした画像、より広いダイナミックレンジ、そしてそのすべてが、デジタル一眼レフカメラと同じように持ち運びができ、使いやすいボディに収まっていることに気づくでしょう。」