中判フィルムを使用していた経歴を持つ長年のウェディング＋ポートレート写真家として、GFXは3:4形式のデジタルカメラで唯一使っているカメラです。中判とは比べものにならないほど深みのある描写です。主に人物を撮影していることもあって、富士フイルムがGF55mmF1.7を発売したことにワクワクしています。まさに完璧な焦点距離。背景を幻想的で絵画的なものにする圧縮効果と、クライアントとの適度な距離感を確保するのにぴったりの焦点距離です。
真のFUJIFILMファンのほとんどが支持するGF110mmF2のように、GF55mmF1.7も気に入ることでしょう。GF55mmF1.7は速い、本当に速くて、ハンチングしないし、どんなものにも対応できるワイド感です。このレンズで結婚式、セッション、風景などを撮影する機会がありましたが、いつでもカメラに装着している焦点距離の1つです。(デュアルボディで撮影しているため、装着しているのはそのままの意味で、他の焦点距離で撮影したい時はもう片方のカメラに持ち替えます！)
GFX100 II & GF55mmF1.7 R WR
GF55mmF1.7と新しいGFX100 IIを試すために、最高に楽しくて、そして少しだけチャレンジングな計画を立てました！素敵なカップルとバンフで1日、キャンプ、水泳、パドルボードなど、素晴らしい景色を楽しみながらのアウトドアアドベンチャー！パドルボードを漕ぎながら、転んだりカメラを落としたりしないようにするのが大変でしたが（とても安全でしたよ！不安なのははじめの方だけでした。）しかし、ほとんど風にあおられてしまったことで私と二人は別々の方向を向いてしまい、常に元の位置に戻るためにパドルを漕がなければなりませんでした！サイズについて：カメラとレンズのコンボは、ライフジャケットの上から首にかけても心地よく、パドルを漕ぐのにさほど大きすぎなかったので、もしもそのような状況に陥ることがあればうれしいポイントです！
GFX100 II & GF55mmF1.7 R WR
このレンズがいかに万能であるかを証明するのが、近接したポートレートも、より広い風景タイプの写真も、湖での撮影に必要なすべてをこのレンズ1本で撮影できたことです！
GFX100 II & GF55mmF1.7 R WR
GFX100 II & GF55mmF1.7 R WR
GFX100 II & GF55mmF1.7 R WR
興奮した叫び声を証拠として載せたいぐらい、冗談抜きで今日一番楽しかったです。いつものようにカップルをこっちに向かって走ってもらったのですが、信じられないようなAF追従で、すべてのショットにピントが合いました…F1.7で！GFX100 はとても気に入っているのですが、連写はあまり得意ではありません（私は計算ずくで1枚を撮るタイプなので、30は撮らないのですが……）でも、このような機会がなかったからこそ、必要としていなかったのかもしれません！通常ならマニュアルでピントを合わせ、（55mm に近い焦点距離を得るため）オートフォーカスでもレンズがピントや構図を得やすいように同じペースで後ろへ歩くようにしていました。しかし、このカメラは文字通り、座って、ただぶらぶらしているだけなのに、彼らがこちらに走ってきたときにカメラは瞬時にピントを合わせてくれました。このカメラを使って撮影できるものの新たな可能性を感じました。
GFX100 II & GF55mmF1.7 R WR
他のGFXカメラと同様、発色が美しく、ダイナミックレンジもこれまで出会ったどのカメラよりもはるかに優れています。
本当に自然で、リアルで、彼らのキャンプの旅にただついていくような雰囲気のセッションにしたいと思っていました。完璧を求めすぎることから一歩引いてみました。パドルボードの鮮やかな色やテントのオレンジ色などは、普段の私なら決して惹かれないものですが（ベージュ好きなんです。ベーシックで悪かったね）しかし、リアルさを保つためには色が必要でした！そこで、私が持っている唯一のパドルボードと、カップルの本物のテントと92年式のトラックを使って、本当にキャンプをしました！唯一作り物っぽいのは、湖で泳ぐこと。氷河の水が流れ出した湖で、氷点下なんです！けれど彼らはスポーツ万能で、冷たい水に浸かって免疫力を高めることができたので、短い時間でしたが二人とも楽しそうに泳いでいました！理想的な柔らかな日没や日の出のライティングではなく、写真のほとんどを真昼間に撮影しました。リアルさを追求しました！
GFX100 II & GF55mmF1.7 R WR
GFX100 II & GF55mmF1.7 R WR