Jose Luis Sandoval (Mexico)

別名Sandは、メキシコシティ在住のエディトリアル、コマーシャルフォトグラファー。
写真家、プロデューサー、フォトエディターとして16年のキャリアを持つ。
写真愛好家であった父を持ち、父親のカメラを触ることは許されなかったものの、写真との出会いは、幼少時代までさかのぼる。大学自体に本格的に写真の世界へと入り込む。コマーシャルスタジオでアシスタントを務め、フィルム、ケミカル、中判カメラそして、クライアントと一緒に仕事をする機会を得る。全ては、そこから始まり、エディトリアルの道を切り開いた。
2015年。Mucho Flavor Studioを設立。食べ物とライフスタイル撮影に特化して、クライアントにソリューションを提供するスタジオだ。個人的なプロジェクトも掲げ、ドキュメンタリー写真にも挑戦している。

コメント

写真や機材に関する情報を集めることが大好きだ。2011年の頃、X100の存在を知ったその当時は、まだ他のDSLRのシステムを使っていた。レトロなデザインに目を奪われたよ。見栄えが良く、富士フイルムのカメラは画質が良いことで有名であったからこのカメラは間違いないと感じ取った。フィルムシミュレーションの存在を知った時は興奮したよ。フィルム時代にはよく富士フイルムのフィルム、特にプロビアとベルビアを使っていたからね。
フォトエディターとして2013年ごろから活動している。それがきっかけで、スタジオへ足を運びデジタル一眼レフを使う写真家達と仕事することが増えた。Xシリーズはフォトエディターとして、クールで機能的なシステムだと思った。バックステージだったりキャンディッド撮影などにピッタリなんだ。小さくてレトロなデザインも評判がいい。こうして、Xシリーズを私の機材にしようと決心をしたんだ。
X-ProやX-Eシリーズは良いカメラだが、私の描く理想のカメラとは少し違った。もっとパワーと機能が欲しかった。X-T1が、発表されすべてが変わる。気になるところは一切ない。X-T1こそが、私のカメラと思い、このカメラと自分のスタイルを磨くことが楽しみとなった。X-T1とXF56mmF1.2 Rが富士フイルムから届いた。その数か月後、X-E1と2本のレンズを追加する。56mmでの撮影が一番多い。私にあったレンズだと思う。
X-T1は、スタジオ用の作られたカメラではないと思うが、十分機能すると思ったので使うことにした。だんだんとクライアントからリクエストも届くようにもなる。"フジのカメラをスタジオで使うのか?"、"ビンテージカメラと思ったら、デジタルなんだね!"といった声をクライアントからよく耳にする。だが、仕上がった作品をみるとみんな納得して笑顔になるよ。

使用機材

  • X-T1
  • XF35mmF1.4 R
  • XF56mmF1.2 R
  • XF60mmF2.4 R Macro
  • XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS

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