X100V ファームウエアの更新

バージョン: 3.01

更新日: 07.04.2023

概要

1つのフォルダ内に記録できるコマ数の変更について
・Ver.2.10より1つのフォルダ内に記録できるコマ数が9,999から999に変更になります。

なお、macOSのコンピュータを用いて記録ファイルを処理されている方は、ファームアップ前に必ず、「macOS のコンピュータを用いて弊社デジタルカメラでの記録ファイルを処理されるお客様への重要なお知らせ」に記載しています、「II.本事象への対応」の「2.既にSDXCカード内にファイル(画像など)が記録されている場合」の対応を実施し、SDXCカードをフォーマットしてください。

ファームウエア更新内容

Ver.3.01

Ver.3.00からVer.3.01への変更内容

Ver.3.00のアップデート後にカメラの電源をONすると、レンズの繰り出し位置が至近位置(Near端)で停止する現象を修正しました。

Ver.3.00のアップデート後にカメラの電源をONすると、稀に「FUJIFILM Camera Remote」のペアリング登録画面が表示されて「OK」ボタンを押下するとフリーズする。もしくは「BACK」ボタンを押下したときは再びペアリング登録画面が表示されてしまい次画面に遷移できない現象を修正しました。

Ver.3.00

Ver.2.13/Ver.2.14からVer.3.00への変更内容

追加・変更される下記項目2、3、4、5、6については、X100V New Features Guideをご覧ください。
X100V New Features Guide

「GFX/Xシリーズ」用の新アプリ「FUJIFILM XApp」に対応しました。

「FUJIFILM XApp」は従来の「FUJIFILM Camera Remote」から無線通信のさらなる安定性強化や高速化を実現しているため、よりスムーズにカメラ内画像を転送しスマートフォン・タブレット端末で受信が行えるようになりました。また初回に行う、カメラとアプリのBluetoothペアリングを除いた、全ての通信操作をスマートフォン・タブレット端末上で完結できますので、従来よりもシンプルな操作で使用いただけます。
主な機能として「リモート操作」や「カメラ内画像の受信・閲覧」機能のほか、カメラの撮影メニューやセットアップメニューの設定を保存する「設定保存読込機能」、カメラ・レンズ、撮影枚数、撮影位置などの撮影活動の情報を時系列で閲覧できる「タイムライン機能」、これまでの撮影枚数やフィルムシミュレーションの使用回数などを自動的に集計して表示する「アクティビティ機能」が新搭載され、「GFX/Xシリーズ」で撮影する魅力がさらに広がりました。

※1「FUJIFILM XApp」の詳細につては、NEWS RELEASEをご参照ください。
デジタルカメラ「GFX/Xシリーズ」用の新アプリ「FUJIFILM XApp」

※2「FUJIFILM XApp」はiOS/iPad OS 13以降、Android OS 11以降でご利用いただけます。
下記のサイトより、スマートフォン・タブレット端末のOSとカメラを選択し、スマートフォン・タブレット端末にダウンロードしてください。

「FUJIFILM XApp」ダウンロードサイト

*「FUJIFILM XApp」のダウンロード開始日時は準備が整い次第、随時開始いたします。

セットアップメニューの「基本設定」に「エリア設定」が追加されました。これに伴い、初期設定の方法や「世界時計」の設定方法が変更されました。また「日時設定」で24時間表示が選べるようになりました。

・「エリア設定」:世界地図からお住まいの地域が選べます。「サマータイム」の設定も行えます。
・「世界時計」:「現地」の選択が世界地図から選べるようになりました。

【注意】
バージョンアップ後にカメラを起動すると「エリア設定」と「日時設定」が表示されますので設定を行ってください。

セットアップメニューの「リセット」の内容が追加変更されました。

・「セットアップメニューリセット」のリセット対象外に「エリア設定」が追加されました。
・「初期化」が追加されました。初期化時はホワイトバランスのカスタムの内容以外の全ての設定がリセットされます。

セットアップメニューの「接続設定」>「Bluetooth設定」が「Bluetooth/スマートフォン設定」に変更され「電源OFF中の画像転送」が追加されました。また「撮影後自動画像転送」が「撮影時自動転送」に、「スマートフォン同期設定」が「スマートフォン位置情報同期」にそれぞれ変更されました。

セットアップメニューの「接続設定」>「共通設定」の内容が移動になりました。

・「名前」と「スマートフォン送信時3M圧縮」が「Bluetooth/スマートフォン設定」に移動しました。
・「位置情報記録」が「保存設定」に移動しました。
・「位置情報表示」が「表示設定」に移動しました。
・Wi-Fiボタン設定が「操作ボタン・ダイヤル設定」に移動し、「Fnボタン設定」に変更されました。

DISP/BACKボタンを長押ししたときのファンクション(Fn)設定にBluetoothのペアリング登録が追加されました。これに伴い、スマートフォンとの接続方法が変更されました。

Wi-Fi電波が混みあっている場所でも、スマートフォン用アプリケーション(FUJIFILM Camera Remote)との接続性が向上しました。

Ver.2.13

Ver.2.12からVer.2.13への変更内容

「USB給電設定:OFF」でバッテリーに充電ができない問題を修正しました。

その他軽微な不具合を修正しました。

Ver.2.12

Ver.2.11からVer.2.12への変更内容

軽微な不具合を修正しました。

Ver.2.11

Ver.2.10からVer.2.11への変更内容

フォーカスモード:MF、測光モード:スポットのときにフォーカスエリアを中央以外に移動させても、スポット測光がエリアに連動せず、常に中央固定になる問題を修正しました。

カスタム登録したWBシフトがQメニュー操作で無効になる問題を修正しました。

ファイル名編集機能で特定のファイル名を付けたときに画像がカメラで再生できない問題を修正しました。

その他軽微な不具合を修正しました。

Ver.2.10

Ver.2.02からVer.2.10への変更内容

SDXCカードフォーマットとの互換性を高めるため以下仕様変更を行いました。

1つのフォルダ内に記録できるコマ数を9,999コマから999コマに仕様を変更いたしました。

なお、macOSのコンピュータを用いて記録ファイルを処理されている方は、ファームアップ前に必ず、「macOS のコンピュータを用いて弊社デジタルカメラでの記録ファイルを処理されるお客様への重要なお知らせ」に記載しています、「II.本事象への対応」の「2.既にSDXCカード内にファイル(画像など)が記録されている場合」の対応を実施し、SDXCカードをフォーマットしてください。

Ver.2.02

Ver2.01からVer.2.02 への変更内容
稀に以下の症状が発生する問題を修正しました。

Bluetooth設定でペアリング登録ができない、または、ペアリング登録後に電源が入らない。

アイセンサーが動作する操作を行うとフリーズする。

Ver.2.01

Ver.2.00からVer.2.01への変更内容

カメラを煽って撮影するときに、電子水準器が表示される範囲(煽り角度)が従来よりも広がりました。

その他軽微な不具合を修正しました。

Ver.2.00

Ver.1.10からVer.2.00への変更内容

追加、変更される機能の操作方法や説明については、X100V New Features Guideをホームページからダウンロードしてご確認ください。
X100V New Features Guide

新たに「FUJIFILM X Webcam」に対応

お手持ちのパソコンにFUJIFILM X Webcam」(以下、「X Webcam」)をインストールし、「X100V」をUSB接続することで手軽に高画質なオンラインミーティングを設営頂けます。*1当社独自の色調表現である「フィルムシミュレーション」を使用でき、高性能ミラーレスデジタルカメラならではの描写でオンラインミーティングを行えます。
*1パソコンからの操作によるカメラの設定変更には非対応です。

動画撮影時にNDフィルターがご使用可能に

静止画だけでなく動画撮影時にも内蔵のNDフィルターをご使用いただけるようになりました。 光量が多い環境で開放側の絞りを使っての撮影や、シャッタースピードを遅くするときに有効です。

ブライトフレームの補正位置記憶機能を追加

光学ファインダー撮影時に、シャッターボタンを半押しすると、実際の撮影範囲にブライトフレームが移動しますが、移動したブライトフレームの位置を記憶するかどうかを設定できるようになりました。繰り返し近距離撮影する場合などにONに設定しておくと、ピントを合わせた後の再フレーミングが不要になりテンポの良い撮影を実現します。

各種機能の拡充

1)静止画撮影におけるデジタルテレコンバーターの使用時にJPEGだけでなくRAWデータとしても記録可能になりました。
2)Jpeg + RAWでの記録画像にレーティングをつけるとJpegだけでなくRAWデータにもレーティングが付与されるようになりました。
3)ファンクションボタンの割り当て可能な機能に「スポット 測光固定」が追加になりました。
4)セットアップメニューの操作ボタン・ダイヤル設定 > ロック >機能別ロック設定で選べる項目のファインダー 切換レバーの内容が変更になりました。
5)EF-X500をコマンダーとして使用する多灯撮影において、一部のグループが正しく発光しない場合がある不具合を修正しました。EF-X500をコマンダー、EF-60をリモートフラッシュとしてお使いになる場合も、本ファームウエアアップデートを適用してください。

その他軽微な不具合を修正

Ver.1.10

Ver.1.00からVer.1.10への変更内容

「自動電源OFF温度」選択機能追加

動画撮影など連続してご使用になると、カメラ本体(特にグリップ部分)が発熱により熱く感じる場合の対応として、セットアップメニューの消費電力設定の項目に、新たに「自動電源OFF温度」機能を追加しました。
使用方法の詳細につきましては、下記Web取説をご覧ください。
セットアップメニュー(消費電力設定)

※Ver.1.00よりファームアップした場合は、「自動電源OFF温度」の設定は従来と同じ温度で警告表示、自動電源OFFする「高」モードが選択されています。手持ち撮影で動画など連続撮影する場合は、「標準」モードの設定をお勧めします。
なお、この場合は、連続して撮影できる時間が従来に比べて短くなります。
※アップデート後はカメラの初期設定が以下のとおりになります。
 ・セットアップメニューリセットを行うと「自動電源OFF温度」が「標準」モードとなります。動画撮影などで連続撮影時間を優先したい場合は、「自動電源OFF温度」を「高」モードにしてご使用ください。
 ・撮影メニューリセットを行うと動画モードは「FHD 30P」になります。

その他軽微な不具合を修正しました。

ダウンロード

ダウンロードファイル名: FPUPDATE.DAT