X-E1 ファームウエアの更新

バージョン: 2.71

更新日: 02.13.2020

概要

Notes

ブラウザの表示を更新してから、ダウンロードを行なってください。

  • Windows(Internet Explorer/FireFox/Google Chrome)の場合はCtrlキーを押しながらF5キーを押します。
  • Mac(Safari/Google Chrome)の場合は「Command」キーと「R」キーを同時に押します。
  • Mac(FireFox)の場合は「Command」キー・「Shift」キー・「R」キーの3つを同時に押します。

すでに最新バージョンの場合には、ファームウエアの更新を行う必要はありません。

  • バージョンの確認方法は、下記「ファームウエア更新の詳細手順」の「2. ファームウエアのバージョンを確認します。」をご覧ください。

お使いのカメラボディ、およびレンズは、最新のファームウエアでお使いください。

  • 最新のファームウエアの組み合わせでないと、機能・性能が十分発揮できないことがあります。下記のファームウエア対応表をご覧ください。

ファームウエア

ファームウエア更新内容

Ver.2.71

Ver.2.70からVer.2.71への変更内容

XF16-80mmF4 R OIS WRを装着して撮影した際、被写体の四隅に白いケラレが発生する場合がある現象を修正しました。

Ver.2.70

Ver.2.61からVer.2.70への変更内容

XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macroに対応

XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macroを装着して使用した際にAF精度が向上します。

Ver.2.61

Ver.2.60からVer.2.61への変更内容

下記レンズを装着して使用したときのMF時のフォーカス精度を向上しました。

・単焦点レンズ:XF35mmF2 R WR/XF90mmF2 R LM WR
・ズームレンズ:XF10-24mm F4 R OIS/XF16-55mmF2.8 R LM WR/
                    XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS/XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR/
                    XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR/XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS/
                    XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR/XC16-50mmF3.5-5.6 OIS II/
                    XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II
※上記対象レンズのファームウエアも合わせて最新に更新してください。
レンズ交換式カメラボディ/交換レンズファームウエア対応表

Ver.2.60

Ver.2.50からVer.2.60への変更内容

XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WRフォーカスリミッター機能対応

「フジノンレンズ XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR」のフォーカスリミッター機能に対応しました。

Ver.2.50

Ver.2.40からVer.2.50への変更内容

フジノンレンズF35mmF2 R WRに対応

フジノンレンズ F35mmF2 R WRとの組み合わせでAF動作がより自然でスムーズになります。

フジノンテレコンバーターXF1.4X TC WRに対応

フジノンテレコンバーターXF1.4X TC WRとの組み合わせで性能を十分に発揮させ、絞り値および焦点距離の値が正しく表示されます。
※必ずカメラのファームウエアを最新のファームウエアに更新してから、テレコンバーターに対応したレンズのファームウエアを更新してください。

Windowos10接続問題対応

Windows10搭載のパソコンと本機をUSB接続した際にカメラ内の画像をパソコンに転送できない現象を改善しました。

Ver.2.40

Ver.2.30からVer.2.40への変更内容

追加される下記項目の1の操作については、X-E1追加機能について(New Features Guide)[Ver.2.40以降]をホームページからダウンロードしてご確認ください。

X-E1 追加機能について (New Features Guide)[Ver.2.40以降]

フォーカスモードに「AF+MF」(AF時のマニュアル微調整モード)を追加。

シャッター半押しでオートフォーカスロック後にシームレスにマニュアルフォーカスが可能となり、AF後のフォーカス微調整が、スムーズに出来る様になります。

Ver.2.30

Ver.2.20からVer.2.30への変更内容

フジノンレンズXF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WRに対応

フジノンレンズXF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WRとの組み合わせでオートフォーカスが正常に動作するようになります。

ズームレンズ使用時の絞り表示変更

ズームレンズ使用時にレリーズを半押しのままズーム操作を行ったときの絞り値表示を、レリーズを押さないでズーム操作を行ったときの絞り値表示と同じになるように変更しました。

Ver.2.20

Ver.2.10からVer.2.20への変更内容

フジノンレンズ XF56mmF1.2 Rに対応

フジノンレンズ XF56mmF1.2 Rとの組み合わせで露出精度が向上します。

Ver.2.10

Ver.2.00からVer.2.10への変更内容

追加、改善される下記項目の1から5の操作については、X-E1追加機能について(New Features Guide)[Ver.2.10以降]をホームページからダウンロードしてご確認ください。

X-E1 追加機能について (New Features Guide) [Ver.2.10以降]

なお、今回のファームウエア更新では、日付を含む設定値が工場出荷状態にリセットされます。

画像ファイル名の編集機能を追加

撮影時に自動に付与される画像ファイル名(DSCF)を、カメラ上でお好みのアルファベットに書き換えられるようになります(*1)。画像の表示順序、グループ分けなど撮影後の整理時に便利です。

*1 画像の色空間で「sRGB」選択時は4文字、「AdobeRGB」選択時は3文字を書き換えられます。

 

マニュアル露出で撮影時の露出を反映した画像、ヒストグラムを表示

マニュアル露出時に、設定したシャッタースピード、絞り値での露出を反映した画像やヒストグラムをスルー画に表示します。また、フラッシュ使用時など、スルー画と撮影後の見え方が異なる場合には、設定をOFFにすることも可能です。

連写後の画像再生を、通常撮影と同じ表示に変更

連写した後の再生画面では、先頭コマが全画面表示、それ以降のコマが画面の右下に小さく表示され、ファイル番号は「S+7桁の数字」となっていました。新ファームウエアでは、連写画像も全画面表示されます。ファイル番号も通常画像と同じアルファベットで画像ファイル番号が付与され、撮影後の画像管理が一元化されます。

AEロック中に絞りとシャッタースピードが変更可能

AEロックボタンで、露出(EV値)を維持したまま、絞りまたはシャッタースピードを変更できます。撮影の直前まで、撮影者の意図を反映できるようにしました。

ISO AUTO時に上限ISO感度や低速シャッター限界などが設定可能

感度設定で、「AUTO」選択時に、基準ISO感度や上限ISO感度、低速シャッター限界まで設定いただけるようになりました。低速シャッター限界は1/500秒まで拡張しています。

カメラ内RAW現像の操作性を向上(LCD/EVF上の表示)

数多く撮影されたRAF画像を、連続してカメラ内現像したい場合に、現像後の戻り先をRAF画像にすることで、次の現像対象の画像選択がよりスムースに行えます。

Ver.2.00

Ver.1.06からVer.2.00への変更内容

オートフォーカス速度の向上

撮影距離範囲全域において、AF時のピント位置検出をより高速化するためのアルゴリズムを設定。下記の「XFレンズ」においてAF速度が高速化されます。

対象XFレンズ:XF14mmF2.8 R/XF18mmF2 R/XF35mmF1.4 R/XF60mmF2.4 R Macro/XF18-55mmF2.8–4 R LM OIS

※なお、本ファームアップを最大限に有効化するためには、上記対象のXFレンズのファームウエアも同時に更新する必要があります。

マニュアルフォーカス時のピーキング機能追加

FUJIFILM X100S、FUJIFILM X20で好評の、MF時のピーキング機能を追加。
ピント合わせの目安として、被写体のコントラストが高い箇所の輪郭を強調して表示することで、より繊細で高精度なフォーカシングがスムーズに行えます。

※アップデートすると初期設定は「フォーカースピーキング」が選択されます。コマンドダイヤルの長押しで「フォーカースピーキング」と「スタンダード」(「フォーカースピーキング」のOFF)を切り換えることができます。また、「撮影メニュー」に「MFアシスト」が追加され、「フォーカースピーキング」の「強」、「弱」と「スタンダード」の選択が可能になります。

マニュアルフォーカスピント拡大時の倍率変更方法を改善

マニュアルフォーカスのピントを拡大する機能について、背面コマンドダイヤルをプッシュした後、拡大倍率「3倍/10倍」を一定方向に回して選択できるようにしました。

さまざまなシーンでの合焦精度が向上

フォーカス合焦時の検出アルゴリズムを見直すことにより、従来苦手とされていた低コントラストの被写体や、横方向の縞模様などに対する合焦精度が向上しました。

Ver.1.06

Ver.1.05からVer.1.06への変更内容

片手で素早くメニュー選択や設定変更ができるよう操作性を改善

(1)ファンクション(Fn)ボタンでの機能選択メニューに「フォーカスエリア選択」を追加
Fn ボタンで素早くフォーカスエリア設定が可能になります。
(2)セレクターボタンの▼ボタンにFn機能を割当て
セレクターボタンの▼ボタンにFnを割当て使用頻度の高い機能を設定できるようなります。
初期設定では「フォーカスエリア選択」になります。
撮影メニューの「ファンクション(Fn)設定」に「Fnボタン」、「▼セレクターボタン」の選択が追加されます。

絞りリング非搭載レンズ(XF27mmF2.8/XC16-50mmF3.5-5.6 OIS)対応

絞りリング非搭載のレンズを装着した際、撮影メニューの「絞り設定」(*1)から「オート+マニュアル」、「オート」、「マニュアル」を選択でき、背面コマンドダイヤルで絞り設定が可能となります。

*1 ファームウエアを更新すると撮影メニューに項目が追加されますが、上記レンズを装着しないと選択できません。

Ver.1.05

Ver.1.04からVer.1.05への変更内容

「フジノンレンズ XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS」との組み合わせでAF速度が高速化されます。

Ver.1.04

Ver.1.01からVer.1.04への変更内容

フジノンレンズXF14mmF2.8Rに対応

レンズと通信することでレンズ各種情報を正しく取得しマニュアルフォーカス動作含め適切な撮影が可能になります。

機能追加

マイク/リモートレリーズ端子(Φ2.5mm)若しくはUSBミニ端子にリモートレリースやマイクが接続された場合でもシャッターボタンが動作する機能を追加しました。

改善項目

(1)さまざまな撮影条件下でのAF性能を改善しました。(合焦精度アップ)
高周波被写体、XF35mmレンズ使用時、ワンプッシュAF動作
<注>XF35mmレンズについては同時にレンズのファームウエアをVer2.02以降に更新してください。
(2)別売のステレオマイクロホンMIC-ST1での性能を最適化しました。
(3)XF18-55mmレンズを装着し、ある焦点距離で撮影した際に、左上部にわずかに色のついたラインが発生する現象を改善しました。

ファームウエア更新手順

  1. ファームウエアのバージョンを確認する。
  2. フォーマット済みのメモリーカードを用意する。
  3. ファームウエアをダウンロードしてメモリーカードに保存する。
  4. ファームウエアが記録されたメモリーカードをカメラに入れてファームウエアの更新作業をする。
ファームウエア更新の詳細手順

ご注意

ファームウエアの更新に失敗すると、カメラが正常に動作しなくなる場合があります。以下の点を必ず守ってください。

  • ファームウエアの更新作業には、十分に充電したバッテリーをご使用ください。万一、ファームウエア書き換え中にカメラの電源が切れると、カメラが動作できない状態に陥ります。
  • ご使用のファームウエアが古いバージョンの場合でも直接最新バージョンにアップデートが行えます。
  • ファームウエアの更新時間は、ファームウエアの容量によって変わります。最大約5分掛かる場合があります。更新中は、絶対に電源を切ったり、カメラを操作したりしないでください。
  • ファームウエア更新後は、更新前のバージョンには戻すことができません。
  • ファームウエアの更新中にエラーメッセージが表示された場合は、下記をご覧ください。

エラーメッセージと対応方法

ダウンロード

使用許諾契約書

下記はお客さまが「ファームウエア更新ファイルのダウンロード」をしていただく際にご同意が必要です。この内容を十分ご理解いただき、「ファームウエア更新ファイルのダウンロード」をされる場合は、下の[同意する]をチェックしてください。 この内容に同意いただけない場合は、ファームウエアをダウンロードすることは許可されていません。この場合は、当社サービスステーションにてファームウエアの更新を実施させていただきます。

ファームウエア更新サービス

1. ライセンス

本ソフトウエアの著作権は富士フイルム株式会社(以下富士フイルムといいます)に帰属します。

2. 制限事項

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3. 免責事項

富士フイルムは、本ソフトウエアの使用に付随または関連して生じる直接的または間接的な損失、損害などについて、いかなる場合においても一切の責任を負いません。

注意事項

本ソフトウエアの仕様は、将来予告なしに変更することがありますのでご了承ください。

ご注意

  • ダウンロード先に同名のファイルが無いことをご確認ください。同名のファイルがあると、ご使用のブラウザによっては、ファイル名称の末尾に“(1)”などの枝番が付く場合があります。枝番の付いたファイル名称でファームウエアの更新を行うとカメラが正しく認識できません。

ファームウエア対応表

  • お使いのカメラボディ、およびレンズは最新のファームウエアでお使いください。最新のファームウエアの組み合わせでないと、機能・性能が十分発揮できないことがあります。下記のファームウエア対応表をご覧ください。
カメラレンズ