
X100V ファームウエアの更新
バージョン: 2.13
更新日: 2022.11.30
概要
1つのフォルダ内に記録できるコマ数の変更について
・Ver.2.10より1つのフォルダ内に記録できるコマ数が9,999から999に変更になります。
なお、macOSのコンピュータを用いて記録ファイルを処理されている方は、ファームアップ前に必ず、「macOS のコンピュータを用いて弊社デジタルカメラでの記録ファイルを処理されるお客様への重要なお知らせ」に記載しています、「II.本事象への対応」の「2.既にSDXCカード内にファイル(画像など)が記録されている場合」の対応を実施し、SDXCカードをフォーマットしてください。
Notes
ブラウザの表示を更新してから、ダウンロードを行なってください。
- Windows(Internet Explorer/FireFox/Google Chrome)の場合はCtrlキーを押しながらF5キーを押します。
- Mac(Safari/Google Chrome)の場合は「Command」キーと「R」キーを同時に押します。
- Mac(FireFox)の場合は「Command」キー・「Shift」キー・「R」キーの3つを同時に押します。
すでに最新バージョンの場合には、ファームウエアの更新を行う必要はありません。
- バージョンの確認方法は、下記「ファームウエア更新の詳細手順」の「2. ファームウエアのバージョンを確認します。」をご覧ください。
お使いのカメラボディ、およびレンズは、最新のファームウエアでお使いください。
- 最新のファームウエアの組み合わせでないと、機能・性能が十分発揮できないことがあります。下記のファームウエア対応表をご覧ください。
ファームウエア更新内容
Ver.2.13
Ver.2.12からVer.2.13への変更内容
「USB給電設定:OFF」でバッテリーに充電ができない問題を修正しました。
その他軽微な不具合を修正しました。
Ver.2.12
Ver.2.11からVer.2.12への変更内容
軽微な不具合を修正しました。
Ver.2.11
Ver.2.10からVer.2.11への変更内容
フォーカスモード:MF、測光モード:スポットのときにフォーカスエリアを中央以外に移動させても、スポット測光がエリアに連動せず、常に中央固定になる問題を修正しました。
カスタム登録したWBシフトがQメニュー操作で無効になる問題を修正しました。
ファイル名編集機能で特定のファイル名を付けたときに画像がカメラで再生できない問題を修正しました。
その他軽微な不具合を修正しました。
Ver.2.10
Ver.2.02からVer.2.10への変更内容
SDXCカードフォーマットとの互換性を高めるため以下仕様変更を行いました。
1つのフォルダ内に記録できるコマ数を9,999コマから999コマに仕様を変更いたしました。
なお、macOSのコンピュータを用いて記録ファイルを処理されている方は、ファームアップ前に必ず、「macOS のコンピュータを用いて弊社デジタルカメラでの記録ファイルを処理されるお客様への重要なお知らせ」に記載しています、「II.本事象への対応」の「2.既にSDXCカード内にファイル(画像など)が記録されている場合」の対応を実施し、SDXCカードをフォーマットしてください。
Ver.2.02
Ver2.01からVer.2.02 への変更内容
稀に以下の症状が発生する問題を修正しました。
Bluetooth設定でペアリング登録ができない、または、ペアリング登録後に電源が入らない。
アイセンサーが動作する操作を行うとフリーズする。
Ver.2.01
Ver.2.00からVer.2.01への変更内容
カメラを煽って撮影するときに、電子水準器が表示される範囲(煽り角度)が従来よりも広がりました。
その他軽微な不具合を修正しました。
Ver.2.00
Ver.1.10からVer.2.00への変更内容
追加、変更される機能の操作方法や説明については、X100V New Features Guideをホームページからダウンロードしてご確認ください。
X100V New Features Guide
新たに「FUJIFILM X Webcam」に対応
お手持ちのパソコンにFUJIFILM X Webcam」(以下、「X Webcam」)をインストールし、「X100V」をUSB接続することで手軽に高画質なオンラインミーティングを設営頂けます。*1当社独自の色調表現である「フィルムシミュレーション」を使用でき、高性能ミラーレスデジタルカメラならではの描写でオンラインミーティングを行えます。
*1パソコンからの操作によるカメラの設定変更には非対応です。
動画撮影時にNDフィルターがご使用可能に
静止画だけでなく動画撮影時にも内蔵のNDフィルターをご使用いただけるようになりました。 光量が多い環境で開放側の絞りを使っての撮影や、シャッタースピードを遅くするときに有効です。
ブライトフレームの補正位置記憶機能を追加
光学ファインダー撮影時に、シャッターボタンを半押しすると、実際の撮影範囲にブライトフレームが移動しますが、移動したブライトフレームの位置を記憶するかどうかを設定できるようになりました。繰り返し近距離撮影する場合などにONに設定しておくと、ピントを合わせた後の再フレーミングが不要になりテンポの良い撮影を実現します。
各種機能の拡充
1)静止画撮影におけるデジタルテレコンバーターの使用時にJPEGだけでなくRAWデータとしても記録可能になりました。
2)Jpeg + RAWでの記録画像にレーティングをつけるとJpegだけでなくRAWデータにもレーティングが付与されるようになりました。
3)ファンクションボタンの割り当て可能な機能に「スポット 測光固定」が追加になりました。
4)セットアップメニューの操作ボタン・ダイヤル設定 > ロック >機能別ロック設定で選べる項目のファインダー 切換レバーの内容が変更になりました。
5)EF-X500をコマンダーとして使用する多灯撮影において、一部のグループが正しく発光しない場合がある不具合を修正しました。EF-X500をコマンダー、EF-60をリモートフラッシュとしてお使いになる場合も、本ファームウエアアップデートを適用してください。
その他軽微な不具合を修正
Ver.1.10
Ver.1.00からVer.1.10への変更内容
「自動電源OFF温度」選択機能追加
動画撮影など連続してご使用になると、カメラ本体(特にグリップ部分)が発熱により熱く感じる場合の対応として、セットアップメニューの消費電力設定の項目に、新たに「自動電源OFF温度」機能を追加しました。
使用方法の詳細につきましては、下記Web取説をご覧ください。
セットアップメニュー(消費電力設定)
※Ver.1.00よりファームアップした場合は、「自動電源OFF温度」の設定は従来と同じ温度で警告表示、自動電源OFFする「高」モードが選択されています。手持ち撮影で動画など連続撮影する場合は、「標準」モードの設定をお勧めします。
なお、この場合は、連続して撮影できる時間が従来に比べて短くなります。
※アップデート後はカメラの初期設定が以下のとおりになります。
・セットアップメニューリセットを行うと「自動電源OFF温度」が「標準」モードとなります。動画撮影などで連続撮影時間を優先したい場合は、「自動電源OFF温度」を「高」モードにしてご使用ください。
・撮影メニューリセットを行うと動画モードは「FHD 30P」になります。
その他軽微な不具合を修正しました。
ファームウエア更新手順
- ファームウエアのバージョンを確認する。
- フォーマット済みのメモリーカードを用意する。
- ファームウエアをダウンロードしてメモリーカードに保存する。
- ファームウエアが記録されたメモリーカードをカメラに入れてファームウエアの更新作業をする。
ご注意
ファームウエアの更新に失敗すると、カメラが正常に動作しなくなる場合があります。以下の点を必ず守ってください。
- ファームウエアの更新作業には、十分に充電したバッテリーをご使用ください。万一、ファームウエア書き換え中にカメラの電源が切れると、カメラが動作できない状態に陥ります。
- ご使用のファームウエアが古いバージョンの場合でも直接最新バージョンにアップデートが行えます。
- ファームウエアの更新時間は、ファームウエアの容量によって変わります。最大約5分掛かる場合があります。更新中は、絶対に電源を切ったり、カメラを操作したりしないでください。
- ファームウエア更新後は、更新前のバージョンには戻すことができません。
- ファームウエアの更新中にエラーメッセージが表示された場合は、下記をご覧ください。
ダウンロード
使用許諾契約書
下記はお客さまが「ファームウエア更新ファイルのダウンロード」をしていただく際にご同意が必要です。この内容を十分ご理解いただき、「ファームウエア更新ファイルのダウンロード」をされる場合は、下の[同意する]をチェックしてください。 この内容に同意いただけない場合は、ファームウエアをダウンロードすることは許可されていません。この場合は、当社サービスステーションにてファームウエアの更新を実施させていただきます。
1. ライセンス
本ソフトウエアの著作権は富士フイルム株式会社(以下富士フイルムといいます)に帰属します。
2. 制限事項
本ソフトウエアのユーザーは、本ソフトウエアの全部または一部を修正、改変、リバースエンジニア、 逆コンパイルまたは逆アセンブルなどをすることはできません。
3. 免責事項
富士フイルムは、本ソフトウエアの使用に付随または関連して生じる直接的または間接的な損失、損害などについて、いかなる場合においても一切の責任を負いません。
注意事項
本ソフトウエアの仕様は、将来予告なしに変更することがありますのでご了承ください。
ご注意
- ダウンロード先に同名のファイルが無いことをご確認ください。同名のファイルがあると、ご使用のブラウザによっては、ファイル名称の末尾に“(1)”などの枝番が付く場合があります。枝番の付いたファイル名称でファームウエアの更新を行うとカメラが正しく認識できません。