X-S20 ファームウエアの更新

バージョン: 2.01

更新日: 2024.04.25

概要

Notes

ブラウザの表示を更新してから、ダウンロードを行なってください。

  • Windows(Internet Explorer/FireFox/Google Chrome)の場合はCtrlキーを押しながらF5キーを押します。
  • Mac(Safari/Google Chrome)の場合は「Command」キーと「R」キーを同時に押します。
  • Mac(FireFox)の場合は「Command」キー・「Shift」キー・「R」キーの3つを同時に押します。

すでに最新バージョンの場合には、ファームウエアの更新を行う必要はありません。

  • バージョンの確認方法は、下記「ファームウエア更新の詳細手順」の「2. ファームウエアのバージョンを確認します。」をご覧ください。

お使いのカメラボディ、およびレンズは、最新のファームウエアでお使いください。

  • 最新のファームウエアの組み合わせでないと、機能・性能が十分発揮できないことがあります。下記のファームウエア対応表をご覧ください。

ファームウエア

スマートフォンやタブレット経由でカメラのファームウエアをアップデートできます。

  • スマートフォンとペアリング登録しているカメラは、スマートフォンやタブレット経由でカメラのファームウエアをアップデートできます。

スマートフォン経由のファームアップ手順

FUJIFILM X Acquireなどでユーザーが変更した設定値のバックアップが可能です。

  • 設定値を初期状態から変更してご使用の場合は、事前に設定値のバックアップをお勧めします。詳しくは、デジタルカメラQ&Aをご覧ください。

カメラの設定のバックアップ保存と復元方法

ファームウエア更新内容

Ver.2.01

Ver.1.20からVer.2.01への変更内容

追加、変更の詳細は、X-S20 New Features Guideをご覧ください。
X-20 New Features Guide

「FUJIFILM XApp」のVer.2.0.0~Ver.2.1.0以降で強化されたカメラとの連携に対応しました。

※下記の1), 2)はFUJIFILM XApp」のVer.2.0.0以降より対応された機能です。3)~5)はFUJIFILM XApp」のVer.2.1.0より対応した機能です。

1)「FUJIFILM XApp」の「機材」管理機能において、カメラの登録や稼働情報が表示されるようになりました。
【表示する稼働情報】
・生涯撮影回数
・メカニカルシャッター回数
・バッテリー劣化度
・前回のセンサークリーニングから経過日数など

2)カメラのファームウエアバージョンアップ作業が容易になりました。
「FUJIFILM XApp」からカメラのメモリーカードへバックグラウンドでファームウエアを自動でダウンロードします。

※バックグラウンドでのデータ転送は、カメラと「FUJIFILM XApp」がWi-Fi接続中に行います。
※ファームウエアの自動ダウンロードが完了すると、LCDモニター上にファームウエアのアップデート情報を表示し、最新ファームウエアへのアップデートを促します。
※本機能は、次回のファームアップより適用されます。

3)「FUJIFILM XApp」へのRAW画像転送が可能になりました。

 

4)カメラが自動電源OFF状態でも「XApp」からカメラに接続し、撮影およびリモートコントロールが可能になりました。

5)カメラ電源がOFF状態でも「XApp」からカメラに接続し、カメラ内の画像閲覧や画像転送が可能になりました。

※本機能を有効にするには「FUJIFILM XApp」を最新バージョン(Ver.2.1.0以降)に更新してご使用ください。

AF性能の改善

1)フォーカスモードAF-Cにおいて、ピントを外しやすいシーンでのAF追従性が向上しました。

2)広角レンズとの組み合わせにおいて、稀にAF合焦精度や距離指標がばらつく現象を修正しました。

動画撮影に関わる以下の設定機能が追加され、より動画撮影時での使い勝手が向上しました。

動画撮影時のピント合わせに「ワイド/トラッキング」機能されました。フォーカスモードがAF-Cでは画面をタッチすると、被写体を自動で追尾します。AF-Sのときはピントを合わせる被写体をカメラが自動的に選びます。
・フォーカス設定>AFモード>ワイド/トラッキング

セットアップメニューに「ファームウエアアップデート」の機能が追加されました。

新しいファームウエアが入ったメモリーカードをカメラに入れて「セットアップメニュー」>「基本設定」からファームウエアのアップデートが行えます。
なお、従来からのファームウエア更新方法も継続してご使用いただけます。
・DISP/BACKボタンを押しながらカメラを起動してファームウエアを更新する。
・スマートフォンアプリケーションと接続してファームウエアを更新する。

「Adobe Camera to Cloud」に対応しました。

インターネット接続することでFrame.ioのプラットフォームへ静止画や動画を直接アップロードが行えます。撮影現場にて、カメラからクラウドへ直接データ転送や編集が可能になるため、作成中の静止画や動画へアクセスし映像制作の作業をリアルタイムかつリモートで加速し、映像制作のワークフローの効率化にも大きく貢献します。

Wi-Fiの接続性能が改善しました。これによりFrame.io等の通信機能の使い勝手が改善されています。

マニュアル設定でインターバルタイマー撮影を行った場合、撮影画像の露出が微かに変化する現象を修正しました。

絞り値を固定して、連写中にズームすると絞り値が変動する現象を修正しました。

「FUJIFILM XApp」に接続してカメラの時刻同期を行った場合、一部地域のエリア設定が自動更新されない現象を修正しました。

軽微な不具合を修正しました。

Ver.1.20

Ver.1.13からVer.1.20への変更内容

下記の対象交換レンズとの組合わせにおいて、絞り制御のパラメーターを最適化し、ズーム操作中の露出追従性を向上しました。

【対象の交換レンズ】
XF16-55mmF2.8 R LM WR:Ver.1.30以降

※本機能を有効にするには、必ずカメラのファームウエアを最新のファームウエアに更新してから、交換レンズのファームウエアを更新してください。

その他軽微な不具合を修正しました。

Ver.1.13

Ver.1.12からVer.1.13への変更内容

以下のフォーカス設定と撮影条件において、AF合焦精度が向上しました。

・フォーカスモード:AF-S、AF-C
・AFモード:シングルAF
・使用レンズ:広角レンズ
・撮影被写体:動物の毛や細かい葉っぱなどの高周波な被写体、またはコントラストが低い被写体

Ver.1.12

Ver.1.11からVer.1.12への変更内容

稀にLCDモニター画面の一部に横スジ状のノイズが一瞬表示される現象を修正しました。

Ver.1.11

Ver.1.10からVer.1.11への変更内容

AFアルゴリズムの改善による動体追従性能の向上

1)動体予測アルゴリズムを改善したことで、フレーム内を高速で移動する被写体に対しても安定したトラッキングが可能になりました。スポーツや野鳥撮影等の高い動体追従性が必要されるジャンルで更に快適な撮影をお楽しみいただけるようになりました。
2)ピントが合っていない状態からAF-ONボタンとレリーズを同時押しで連写を開始した際のAF合焦速度を改善しました。従来よりも早い連写枚数でAFが合い始めるため、スポーツ等の刻一刻と状況が変わるようなシチュエーションでもシャッターチャンスを逃しにくくなります。

データ転送の遅いメモリーカードをカメラに装着した状態で撮影画像を保存した場合、稀に「記録できませんでした」エラーが発生する現象を修正しました。

ズームレンズを装着し下記の撮影条件で撮影した場合、EVF表示と撮影画像の露出が異なる現象を修正しました。

・撮影モード:Mモード
・ズーム位置:望遠

シャッター優先による動画撮影において、稀に被写体の露出が一瞬暗くなる現象を修正しました。

ファームウエア更新手順

  1. ファームウエアのバージョンを確認する。
  2. フォーマット済みのメモリーカードを用意する。
  3. ファームウエアをダウンロードしてメモリーカードに保存する。
  4. ファームウエアが記録されたメモリーカードをカメラに入れてファームウエアの更新作業をする。
ファームウエア更新の詳細手順

ご注意

ファームウエアの更新に失敗すると、カメラが正常に動作しなくなる場合があります。以下の点を必ず守ってください。

  • ファームウエアの更新作業には、十分に充電したバッテリーをご使用ください。万一、ファームウエア書き換え中にカメラの電源が切れると、カメラが動作できない状態に陥ります。
  • ご使用のファームウエアが古いバージョンの場合でも直接最新バージョンにアップデートが行えます。
  • ファームウエアの更新時間は、ファームウエアの容量によって変わります。最大約5分掛かる場合があります。更新中は、絶対に電源を切ったり、カメラを操作したりしないでください。
  • ファームウエア更新後は、更新前のバージョンには戻すことができません。
  • ファームウエアの更新中にエラーメッセージが表示された場合は、下記をご覧ください。

エラーメッセージと対応方法

ダウンロード

使用許諾契約書

下記はお客さまが「ファームウエア更新ファイルのダウンロード」をしていただく際にご同意が必要です。この内容を十分ご理解いただき、「ファームウエア更新ファイルのダウンロード」をされる場合は、下の[同意する]をチェックしてください。 この内容に同意いただけない場合は、ファームウエアをダウンロードすることは許可されていません。この場合は、当社サービスステーションにてファームウエアの更新を実施させていただきます。

ファームウエア更新サービス

1. ライセンス

本ソフトウエアの著作権は富士フイルム株式会社(以下富士フイルムといいます)に帰属します。

2. 制限事項

本ソフトウエアのユーザーは、本ソフトウエアの全部または一部を修正、改変、リバースエンジニア、 逆コンパイルまたは逆アセンブルなどをすることはできません。

3. 免責事項

富士フイルムは、本ソフトウエアの使用に付随または関連して生じる直接的または間接的な損失、損害などについて、いかなる場合においても一切の責任を負いません。

注意事項

本ソフトウエアの仕様は、将来予告なしに変更することがありますのでご了承ください。

ダウンロードファイル名: FWUP0031.DAT

ご注意

  • ダウンロード先に同名のファイルが無いことをご確認ください。同名のファイルがあると、ご使用のブラウザによっては、ファイル名称の末尾に“(1)”などの枝番が付く場合があります。枝番の付いたファイル名称でファームウエアの更新を行うとカメラが正しく認識できません。

ファームウエア対応表

  • お使いのカメラボディ、およびレンズは最新のファームウエアでお使いください。最新のファームウエアの組み合わせでないと、機能・性能が十分発揮できないことがあります。下記のファームウエア対応表をご覧ください。
カメラレンズ