
X-H2 ファームウエアの更新
バージョン: 5.20
更新日: 2025.02.27
概要
NOTES
ブラウザの表示を更新してから、ダウンロードを行なってください。
- Windows(Internet Explorer/FireFox/Google Chrome)の場合はCtrlキーを押しながらF5キーを押します。
- Mac(Safari/Google Chrome)の場合は「Command」キーと「R」キーを同時に押します。
- Mac(FireFox)の場合は「Command」キー・「Shift」キー・「R」キーの3つを同時に押します。
すでに最新バージョンの場合には、ファームウエアの更新を行う必要はありません。
- バージョンの確認方法は、下記「ファームウエア更新の詳細手順」の「2. ファームウエアのバージョンを確認します。」をご覧ください。
お使いのカメラボディ、およびレンズは、最新のファームウエアでお使いください。
- 最新のファームウエアの組み合わせでないと、機能・性能が十分発揮できないことがあります。下記のファームウエア対応表をご覧ください。
スマートフォンやタブレット経由でカメラのファームウエアをアップデートできます。
- スマートフォンとペアリング登録しているカメラは、スマートフォンやタブレット経由でカメラのファームウエアをアップデートできます。
FUJIFILM X Acquireなどでユーザーが変更した設定値のバックアップが可能です。
- 設定値を初期状態から変更してご使用の場合は、事前に設定値のバックアップをお勧めします。詳しくは、デジタルカメラQ&Aをご覧ください。
ファームウエア更新内容
Ver.5.10/Ver.5.11からVer.5.20への変更内容
※追加・変更される下記項目2については、X-H2 New Features Guideをご覧ください。
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XF16-55mmF2.8 R LM WR IIとの組み合わせにおいて、絞り動作時の露出追従がなめらかになりました。
本機能は以下の設定条件で動作が有効となります。
[設定条件]
・静止画/動画モード:動画
・撮影モード:マニュアル(M)モード
・ISO:感度値を固定 -
フォーカスリング操作の「リニア」設定に、フォーカスリングを回転したときの角度設定ができるようになりました。
本機能は以下の対象レンズとの組み合わせで機能が有効となります。
[対象レンズ]
XF・XCシリーズ単焦点レンズ、ズームレンズ
※距離指標付きの交換レンズ(XF14mmF2.8 R、XF23mmF1.4 R、XF16mmF1.4 R WR)は対象外です。 -
「カスタム登録/編集」に以下の設定を保存した場合、カメラの電源OFF/ONを行うと「カスタム登録」に設定が反映されない現象を修正しました。
[設定]
ISO感度設定、一部のオーディオ設定(マイク端子設定、内蔵マイクレベル設定、外部マイクレベル設定等) -
特定のSDカードが挿されている状態でカメラの電源レバーをONしても電源が入らない現象を修正しました。
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特定のSDカード使用時、撮影後まれに「記録できませんでした」エラーが発生する現象を修正しました。
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以下の特定条件において、連写撮影中に稀にフリーズが発生する現象を修正しました。
[設定条件]
・撮影モード:CH連写
・シャッター方式:電子先幕
・フリッカー低減:全コマ -
その他軽微な不具合を修正しました。
Ver.5.00からVer.5.10への変更内容
※追加・変更される下記項目1、2については、X-H2 New Features Guideをご覧ください。
X-H2 New Features Guide
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動画撮影メニューにF-Log2 Cが追加されました。
F-Log2 CはF-Log2から色域を広げた撮影モードになります。色域が広がったことにより、再現が難しかった高彩色も今まで以上に忠実に再現可能になり、ACES空間やBT.709での色編集の自由度が向上します。
※動画編集ソフトウエアの編集時に使用するF-Log2 C用のLUTファイル、F-log2 C用のIDTファイルは以下のダウンロードページより入手ができます。
F-Log LUTファイル/IDTファイルダウンロードページ -
「タイムコード同期設定」がUSB機器のタイムコードでも同期できるようになりました。
マルチカメラ撮影や音声別撮りの際、ポストプロダクションで複数のクリップを簡単に同期させることができます。また、この対応に伴い、クイックメニューとファンクションボタンの割り当てメニューにある「ATOMOS AirGlu BTと接続」が「タイムコード同期設定」に変更されました。
※Atomos社のUltraSync BlueによるBluetooht接続に加え、Ambient社の機器とUSB-C接続でのタイムコード同期に対応しています。
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AFアルゴリズムを一部見直し、シーンタフネス性を向上させました。
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連写撮影において、稀に一部の撮影画像が露出オーバーになる現象を修正しました。
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連写撮影において、プリ撮影ESをキャンセルするとフリーズする現象を修正しました。
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動画撮影において、動画撮影時間が5時間35分30秒に到達するとフリーズする場合がある現象を修正しました。
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連写撮影において、AF-ONキーを押下しながら撮影すると、稀にフリーズする現象を修正しました。
Ver.4.00からVer.5.00への変更内容
追加・変更される下記項目2については、X-H2 New Features Guideをご覧ください。
X-H2 New Features Guide
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フィルムシミュレーションに新たなモードを搭載
忠実な色再現とメリハリのある階調表現を併せ持ち、あらゆる被写体/シチュエーションに適した「REALA ACE」モードを新たに追加しました。
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瞳を検出しているにも関わらず、顔枠内の他被写体にピントを合わせてしまう現象を修正しました。
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以下の設定条件において動画撮影時に大きく手振れした場合、稀に表示画面の側面に黒縁が発生する現象を修正しました。
<設定条件>
・動画モード:FHD 16:9
・ブレ防止モード(動画):IBIS/OIS+DIS -
AF補助光の測光動作と同時にシャッターボタンを半押しした場合、稀にフリーズする現象を修正しました。
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以下の設定条件において、シャッターボタンを半押しせずに全押した場合、稀にフリーズする現象を修正しました。
<設定条件>
・撮影モード:CL連写, CH連写
・シャッター方式:Mメカニカル、EF電子先幕、ES電子
・AFモード:AF-S, AF-C
・フォーカス設定:レリーズ優先
・半押しAF:OFF -
その他の不具合を修正しました。
Ver.3.10からVer.4.00への変更内容
追加、変更の詳細は、X-H2 New Features GuideとX-H2 ネットワーク/USB機能編をご覧ください。
X-H2 New Features Guide
X-H2 ネットワーク/USB機能編
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「FUJIFILM XApp」のVer.2.0.0~Ver.2.1.0以降で強化されたカメラとの連携に対応しました。
※下記の1), 2)はFUJIFILM XApp」のVer.2.0.0以降より対応された機能です。3)はFUJIFILM XApp」のVer.2.1.0より対応した機能です。
1)「FUJIFILM XApp」の「機材」管理機能において、カメラの登録や稼働情報が表示されるようになりました。
【表示する稼働情報】
・生涯撮影回数
・メカニカルシャッター回数
・バッテリー劣化度
・前回のセンサークリーニングから経過日数など2)カメラのファームウエアバージョンアップ作業が容易になりました。
「FUJIFILM XApp」からカメラのメモリーカードへバックグラウンドでファームウエアを自動でダウンロードします。※バックグラウンドでのデータ転送は、カメラと「FUJIFILM XApp」がWi-Fi接続中に行います。
※ファームウエアの自動ダウンロードが完了すると、LCDモニター上にファームウエアのアップデート情報を表示し、最新ファームウエアへのアップデートを促します。
※本機能は、次回のファームアップより適用されます。3)「FUJIFILM XApp」へのRAW画像転送が可能になりました。
※本機能を有効にするには「FUJIFILM XApp」を最新バージョン(Ver.2.1.0以降)に更新してご使用ください。
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AF性能の改善
1)フォーカスモードAF-Cにおいて、ピントを外しやすいシーンでのAF追従性が向上しました。
2)広角レンズとの組み合わせにおいて、稀にAF合焦精度や距離指標がばらつく現象を修正しました。
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動画撮影に関わる以下の設定機能が追加され、より動画撮影時での使い勝手が向上しました。
1)動画撮影時に、撮影中であることを示す枠が画面に表示されるようになりました。
・動画設定>REC枠表示2)動画撮影時に撮影開始音と撮影終了音が入るようになりました。
・セットアップメニュー>音設定>REC開始終了音量3)動画撮影メニューに「セルフタイマー」機能が追加されました。シャッターボタンを全押ししてから録画が開始するまでの時間設定ができます。
・動画設定>セルフタイマー4)動画撮影時のピント合わせに「ワイド/トラッキング」機能されました。フォーカスモードがAF-Cでは画面をタッチすると、被写体を自動で追尾します。AF-Sのときはピントを合わせる被写体をカメラが自動的に選びます。
・フォーカス設定>AFモード>ワイド/トラッキング -
セットアップメニューに「ファームウエアアップデート」の機能が追加されました。
新しいファームウエアが入ったメモリーカードをカメラに入れて「セットアップメニュー」>「基本設定」からファームウエアのアップデートが行えます。
なお、従来からのファームウエア更新方法も継続してご使用いただけます。
・DISP/BACKボタンを押しながらカメラを起動してファームウエアを更新する。
・スマートフォンアプリケーションと接続してファームウエアを更新する。 -
初期設定時に自動電源OFF温度の設定画面が表示されるようになりました。カメラの温度が上昇したときに自動で電源をオフにする温度の設定(標準/高)を行います。
※ファームウエアVer.4.00へのアップデート後は設定画面が表示されますので設定を行ってください。
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Wi-Fiの接続性能が改善しました。これによりFrame.io等の通信機能の使い勝手が改善されています。
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ファイルトランスミッターFT-XHを装着しなくてもFrame.ioのプラットフォームに静止画や動画のアップロードが行えるようになりました。
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絞り値を固定して、連写中にズームすると絞り値が変動する現象を修正しました。
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開放F値の明るいXF50mmF1.0 R WRを装着してマニュアル撮影を行った場合、スルー画の露出と撮影画像の露出が異なる現象を修正しました。
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「FUJIFILM XApp」に接続してカメラの時刻同期を行った場合、一部地域のエリア設定が自動更新されない現象を修正しました。
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4K動画撮影にて、以下の設定条件で撮影を行うとノイズリダクションが強調される現象を修正しました。
・条件:マニュアル設定、ダイナミックレンジ>200~400%
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軽微な不具合を修正しました。
Ver.3.03からVer.3.10への変更内容
追加、変更される下記項目1、2、3については、X-H2 New Features GuideとX-H2 ネットワーク/USB機能編をご覧ください。
X-H2 New Features Guide
X-H2 ネットワーク/USB機能編
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動画モードの「タイムコード設定」に「タイムコード同期設定」が追加され、外部機器とタイムコードを同期することができるようになりました。
これにより、ATOMOS社のAirGluアクセサリー(UltraSync BLUE)とのBluetooth経由での接続が可能となります。また、UltraSync BLUEからタイムコードを取得することで、複数台(最大6台)のカメラとタイムコード同期が可能となります。
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ファイルトランスミッターFT-XHとの組合わせで、リモート録画機能の接続方法や表示機能が改善されました。
1) リモート録画機能を使用する際、カメラに表示されるQRコードをタブレットのカメラアプリで読み込むことでMACアドレスやIPアドレスが自動取得され、簡単に接続設定が行えるようになりました。
2) リモート録画機能に「マルチ」ボタンが追加されました。ボタンを押すと画面表示が4分割され、複数のカメラのライブビューを同時に確認できます。1画面に戻すときは、「シングル」ボタンを押します。
3) リモート録画機能のメニューに「クリーン表示モード」が追加されました。「クリーン表示モード」を選択するとライブビューのみ表示します。
※本機能を有効にするには、ファイルトランスミッターFT-XHのファームウエア更新が必要です。
必ずカメラのファームウエアを最新のファームウエアに更新してから、ファイルトランスミッターFT-XHのファームウエアを更新してください。 -
カメラとスマートフォンをBluetoothで接続したときに、カメラの表示画面にスマートフォンアイコンとBluetoothアイコンが表示されるようになりました。
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下記の対象交換レンズとの組合わせにおいて、絞り制御のパラメーターを最適化し、ズーム操作中の露出追従性を向上しました。
【対象の交換レンズ】
・XF16-55mmF2.8 R LM WR:Ver.1.30以降※本機能を有効にするには、必ずカメラのファームウエアを最新のファームウエアに更新してから、交換レンズのファームウエアを更新してください。
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その他軽微な不具合を修正しました。
Ver.3.02からVer.3.03への変更内容
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以下のフォーカス設定と撮影条件において、AF合焦精度が向上しました。
・フォーカスモード:AF-S、AF-C
・AFモード:シングルAF
・使用レンズ:広角レンズ
・撮影被写体:動物の毛や細かい葉っぱなどの高周波な被写体、またはコントラストが低い被写体 -
以下の設定条件において、稀にファインダー(EVF)のスルー画表示が単色になりフリーズする現象を修正しました。
・フォーカスモード:AF-C
・消費電力設定>パフォーマンス:ブースト
・消費電力設定>EVF/LCDブースト設定:EVF表示フレームレート優先(120P)もしくは(240P相当)を設定
・「ファンクション(Fn)設定」に「被写体検出ON/OFF」を割り当てる
Ver.3.01からVer.3.02への変更内容
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シャッター優先による動画撮影において、稀に被写体の露出が一瞬暗くなる現象を修正しました。
Ver.3.00からVer.3.01への変更内容
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データ転送の遅いメモリーカードをカメラに装着した状態で撮影画像を保存した場合、稀に「記録できませんでした」エラーが発生する現象を修正しました。
Ver.2.01からVer.3.00への変更内容
追加・変更される下記項目2については、X-H2 New Features Guideをご覧ください。
X-H2 New Features Guide
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「GFX/Xシリーズ」用の新アプリ「FUJIFILM XApp」に対応しました。
「FUJIFILM XApp」は従来の「FUJIFILM Camera Remote」から無線通信のさらなる安定性強化や高速化を実現しているため、よりスムーズにカメラ内画像を転送しスマートフォン・タブレット端末で受信が行えるようになりました。また初回に行う、カメラとアプリのBluetoothペアリングを除いた、全ての通信操作をスマートフォン・タブレット端末上で完結できますので、従来よりもシンプルな操作で使用いただけます。
主な機能として「リモート操作」や「カメラ内画像の受信・閲覧」機能のほか、カメラの撮影メニューやセットアップメニューの設定を保存する「設定保存読込機能」、カメラ・レンズ、撮影枚数、撮影位置などの撮影活動の情報を時系列で閲覧できる「タイムライン機能」、これまでの撮影枚数やフィルムシミュレーションの使用回数などを自動的に集計して表示する「アクティビティ機能」が新搭載され、「GFX/Xシリーズ」で撮影する魅力がさらに広がりました。※1「FUJIFILM XApp」の詳細につては、NEWS RELEASEをご参照ください。
デジタルカメラ「GFX/Xシリーズ」用の新アプリ「FUJIFILM XApp」※2「FUJIFILM XApp」はiOS/iPad OS 13以降、Android OS 11以降でご利用いただけます。
下記のサイトより、スマートフォン・タブレット端末のOSとカメラを選択し、スマートフォン・タブレット端末にダウンロードしてください。*「FUJIFILM XApp」のダウンロード開始日時は準備が整い次第、随時開始いたします。
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「コマンドダイヤル設定」のファンクション機能が変更されました。
・サブメニューに「フロントコマンドダイヤル1、2、3」を追加。
・「フロントコマンドダイヤル1、2、3」と「リアコマンドダイヤル」の割り当てに「ISO」と「なし」の選択を追加。
・「ファンクション(Fn)設定」の割り当てに「フロントコマンドダイヤル切替」を追加。【注意】
本機能の追加により、ファームウエアバージョンアップ後は、「フロントコマンドダイヤル」と「リアコマンドダイヤル」に割り当てていた設定が初期状態に戻ります。設定を変更されているお客様におきましては、バージョンアップ前に設定内容をお控えいただき、再設定をお願いします。 -
AIによる被写体検出機能の強化
1)既存被写体の検出性能向上
「逆光下」、「横を向いている」、「小さな被写体」等、今まで検出が難しかったシチュエーションでの被写体検出性能が大きく向上しました。これまで以上にシーンを問わず、被写体検出機能を使用いただけます。
2)検出被写体の追加
既存の顔・瞳・動物・鳥・車・バイク・自転車・飛行機・電車の他に、新たに「昆虫」と「ドローン」の検出を実現しました。「昆虫」は被写体検出設定を「鳥」に、「ドローン」は「飛行機」に設定することで被写体検出機能により検出が可能となります。 -
AFアルゴリズムの改善による動体追従性能の向上
1)動体予測アルゴリズムを改善したことで、フレーム内を高速で移動する被写体に対しても安定したトラッキングが可能になりました。スポーツや野鳥撮影等の高い動体追従性が必要されるジャンルで更に快適な撮影をお楽しみいただけるようになりました。
2)ピントが合っていない状態からAF-ONボタンとレリーズを同時押しで連写を開始した際のAF合焦速度を改善しました。従来よりも早い連写枚数でAFが合い始めるため、スポーツ等の刻一刻と状況が変わるようなシチュエーションでもシャッターチャンスを逃しにくくなります。 -
フジノンレンズXF8mmF3.5 R WRに対応しました。
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メモリーカードに画像がない状態で「自動画像転送予約」をリセットするとフリーズ現象を修正しました。
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その他軽微な不具合を修正しました。
Ver.2.00からVer.2.01への変更内容
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フォーカスモードをコンティニュアスAFにしてシャッターボタンを半押した際、被写体の明るさによってはEVFスルー画表示の露出が大きく変わる現象を修正しました。
Ver.1.21からVer.2.00への変更内容
追加、変更される下記項目1については、X-H2 New Features GuideとX-H2 ネットワーク/USB機能編をご覧ください。
X-H2 New Features Guide
X-H2 ネットワーク/USB機能編
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「Adobe Camera to Cloud」に対応しました。
ファイルトランスミッター(FT-XH)をX-H2に装着してインターネット接続することでFrame.ioのプラットフォームへ静止画や動画を直接アップロードが行えます。
撮影現場にて、カメラからクラウドへ直接データ転送や編集が可能になるため、作成中の静止画や動画へアクセスし映像制作の作業をリアルタイムかつリモートで加速し、映像制作のワークフローの効率化にも大きく貢献します。【ご注意】
本機能を有効にするには、ファイルトランスミッター(FT-XH)のファームウエア更新が必要です。
必ずカメラのファームウエアを最新のファームウエアに更新してから、ファイルトランスミッター(FT-XH)のファームウエアを更新してください。
FT-XHファームウエアの更新 Ver.2.00* Adobe Camera to Cloud、Frame.ioは米国および他の国々で登録されたAdobe Incの商標です。
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下記の特定条件下でフラッシュ撮影を行った場合、稀にフリーズする現象を修正しました。
・フラッシュ発光:TTL発光
・顔検出:ONで複数人の顔を検出する
・露出補正:-2前後に調整する(ISO感度/絞り/シャッタースピードの設定で-2前後になるように調整する) -
デジタルズームONで動画撮影中にフォーカスレバーを操作すると稀にフリーズする現象を修正しました。
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その他軽微な不具合を修正しました。
Ver.1.20からVer.1.21への変更内容
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「画像設定」メニューの「モノクローム カラー」の“WC”と“MG”の設定を変更し、フィルムシミュレーションの選択を「ノスタルジックネガ」または「ETERNA ブリーチバイパス」に変更して撮影した場合、記録画像が異常になる現象を修正しました。
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その他軽微な不具合を修正しました。
Ver.1.11からVer.1.20への変更内容
追加、変更される下記項目1、3、4については、X-H2 New Features GuideとX-H2 ネットワーク/USB機能編をご覧ください。
X-H2 New Features Guide
X-H2 ネットワーク/USB機能編
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三脚グリップ(TG-BT1)に対応しました。
カメラと三脚グリップ(TG-BT1)をBluetoothで接続すると、グリップを握ったまま静止画撮影や動画撮影、電動ズーム機能があるレンズ(*1)ではズーム操作がご使用になれます。
※三脚グリップ(TG-BT1)の初期設定や操作方法は三脚グリップ(TG-BT1)の使用説明書をホームページからダウンロードしてご確認ください。
三脚グリップ(TG-BT1)の使用説明書*1電動ズーム機能を備えた対象レンズ:
・FUJINON LENS XF18-120mmF4 LM PZ WR:Ver.1.00以降
・FUJINON LENS XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ:Ver.1.10以降※本機能を有効にするには、対象カメラのファームウエア更新が必要です。必ずカメラのファームウエアを最新のファームウエアに更新してから、レンズのファームウエアを更新してください。
フジノンレンズXC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZファームウエアの更新 Ver.1.10 -
ファイルトランスミッター(FT-XH)のパフォーマンス向上。
ファイルトランスミッター(FT-XH)との組合せにおいて、カメラから端末へのライブビューのフレームレートが向上しました。
※本機能を有効にするには、ファイルトランスミッター(FT-XH)のファームウエア更新が必要です。必ずカメラのファームウエアを最新のファームウエアに更新してから、ファイルトランスミッター(FT-XH)のファームウエアを更新してください。
FT-XHファームウエアの更新 Ver.1.10 -
「表示設定」メニューの「画面のカスタマイズ」の「画像転送予約」が「通信状況」に変更され、画像転送予約の表示と接続機器の情報表示をまとめてオン/オフできるようになりました。
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「ネットワーク/USB設定」メニューの「Bluetooth/スマートフォン設定」に「Bluetooth機器一覧」が追加されました。
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その他軽微な不具合を修正しました。
Ver.1.10からVer.1.11への変更内容
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以下の条件設定(*)で撮影した場合、被写体のアンダー部が色調異常になる現象を修正しました。
*条件設定
・フィルムシミュレーション:「ノスタルジックネガ」または「ETERNA ブリーチバイパス」
・点像復元処理:ON
・スムーススキン・エフェクト:「強」または「弱」
・絞り設定:F10~F18
Ver.1.01からVer.1.10への変更内容
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ファイルトランスミッター(FT-XH)との組合わせで「FUJIFILM Tether Shooting Plug-in/Plug-in PRO (Adobe Lightroom Classic用)」/「Capture One」でのネットワークテザー撮影に対応しました。
※FUJIFILM Tether Shooting Plug-in/Plug-in PROは以下バージョンより対応しています。
・FUJIFILM Tether Shooting Plug-in/Plug-in PRO (Win) Ver.1.26
・FUJIFILM Tether Shooting Plug-in/Plug-in PRO (Mac) Ver.1.26※Capture Oneについては対応バージョンがリリースされ次第、ご案内させていただきます。
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ファイルトランスミッター(FT-XH)との組合わせで「リモート録画機能」の動画撮影中に切断する場合がある現象を修正しました。
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ピントが大きく外れた状態からシャッターを半押してもAF合焦しない場合がある現象を修正しました。
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その他軽微な不具合を修正しました。
ファームウエア更新手順
- ファームウエアのバージョンを確認する。
- フォーマット済みのメモリーカードを用意する。
- ファームウエアをダウンロードしてメモリーカードに保存する。
- ファームウエアが記録されたメモリーカードをカメラに入れてファームウエアの更新作業をする。
ご注意
ファームウエアの更新に失敗すると、カメラが正常に動作しなくなる場合があります。以下の点を必ず守ってください。
- ファームウエアの更新作業には、十分に充電したバッテリーをご使用ください。万一、ファームウエア書き換え中にカメラの電源が切れると、カメラが動作できない状態に陥ります。
- ご使用のファームウエアが古いバージョンの場合でも直接最新バージョンにアップデートが行えます。
- ファームウエアの更新時間は、ファームウエアの容量によって変わります。最大約5分掛かる場合があります。更新中は、絶対に電源を切ったり、カメラを操作したりしないでください。
- ファームウエア更新後は、更新前のバージョンには戻すことができません。
- ファームウエアの更新中にエラーメッセージが表示された場合は、下記をご覧ください。
ダウンロード
X-H2 使用許諾契約書
下記はお客さまが「ファームウエア更新ファイルのダウンロード」をしていただく際にご同意が必要です。この内容を十分ご理解いただき、「ファームウエア更新ファイルのダウンロード」をされる場合は、下の[同意する]をチェックしてください。 この内容に同意いただけない場合は、ファームウエアをダウンロードすることは許可されていません。この場合は、当社サービスステーションにてファームウエアの更新を実施させていただきます。
1. ライセンス
本ソフトウエアの著作権は富士フイルム株式会社(以下富士フイルムといいます)に帰属します。
2. 制限事項
本ソフトウエアのユーザーは、本ソフトウエアの全部または一部を修正、改変、リバースエンジニア、 逆コンパイルまたは逆アセンブルなどをすることはできません。
3. 免責事項
富士フイルムは、本ソフトウエアの使用に付随または関連して生じる直接的または間接的な損失、損害などについて、いかなる場合においても一切の責任を負いません。
ご注意
- ダウンロード先に同名のファイルが無いことをご確認ください。同名のファイルがあると、ご使用のブラウザによっては、ファイル名称の末尾に“(1)”などの枝番が付く場合があります。枝番の付いたファイル名称でファームウエアの更新を行うとカメラが正しく認識できません。
ファームウエア対応表
- お使いのカメラボディ、およびレンズは最新のファームウエアでお使いください。最新のファームウエアの組み合わせでないと、機能・性能が十分発揮できないことがあります。下記のファームウエア対応表をご覧ください。