GFX50S II ファームウエアの更新

バージョン: 2.11

更新日: 2024.03.28

概要

1つのフォルダ内に記録できるコマ数の変更について
・Ver.1.10より1つのフォルダ内に記録できるコマ数が9,999から999に変更になります。

なお、macOSのコンピュータを用いて記録ファイルを処理されている方は、ファームアップ前に必ず、「macOS のコンピュータを用いて弊社デジタルカメラでの記録ファイルを処理されるお客様への重要なお知らせ」に記載しています、「II.本事象への対応」の「2.既にSDXCカード内にファイル(画像など)が記録されている場合」の対応を実施し、SDXCカードをフォーマットしてください。

Notes

ブラウザの表示を更新してから、ダウンロードを行なってください。

  • Windows(Internet Explorer/FireFox/Google Chrome)の場合はCtrlキーを押しながらF5キーを押します。
  • Mac(Safari/Google Chrome)の場合は「Command」キーと「R」キーを同時に押します。
  • Mac(FireFox)の場合は「Command」キー・「Shift」キー・「R」キーの3つを同時に押します。

すでに最新バージョンの場合には、ファームウエアの更新を行う必要はありません。

  • バージョンの確認方法は、下記「ファームウエア更新の詳細手順」の「2. ファームウエアのバージョンを確認します。」をご覧ください。

お使いのカメラボディ、およびレンズは、最新のファームウエアでお使いください。

  • 最新のファームウエアの組み合わせでないと、機能・性能が十分発揮できないことがあります。下記のファームウエア対応表をご覧ください。

ファームウエア

ファームウエア更新内容

Ver.2.11

Ver.2.10からVer.2.11への変更内容

「フリッカー低減」の設定をONにしても特定の環境下でフリッカーが発生する現象を修正しました。

Ver.2.10

Ver.2.02からVer.2.10への変更内容

追加・変更される下記項目1については、GFX50S II New Features Guideをご覧ください。
GFX50S II New Features Guide

フジノンレンズGF30mmF5.6 T/S、GF110mmF5.6 T/S Macroとの組み合わせで以下の機能がご使用いただけます。

・距離指標表示
・フォーカスチェック
・シフト量/レボルビング量をカメラに表示、及びExifタグへ記録

特定の設定条件において、電子シャッターで「AEブラケティング撮影」を行うと、3枚目の画像が露出異常になる現象を修正しました。

その他軽微な不具合を修正しました。

Ver.2.02

Ver.2.01からVer.2.02への変更内容

GF20-35mmF4 R WRを装着し、下記の撮影条件で静止画を撮影するとフリーズする現象を修正しました。

・ズーム位置:広角
・カメラから被写体までの距離:1~2m付近

「撮影画像表示」設定を「連続/1.5秒/0.5秒」に設定した場合、もしくは「撮影画像表示」設定が「OFF」のときでもISO感度を25600以上に設定して静止画撮影した場合、稀にフリーズする現象を修正しました。

その他軽微な不具合を修正しました。

Ver.2.01

Ver.2.00からVer.2.01への変更内容

セットアップメニューの「操作ボタン・ダイヤル設定」>「露出補正ボタン設定」の選択が「押下中のみ(P)」を設定されている状態で、Fn1ボタン(露出補正ボタン)を押しながら、コマンドダイヤルを回しても露出の補正が行えない現象を修正しました。

Ver.2.00

Ver.1.11からVer.2.00への変更内容

追加・変更される下記項目2、3、4、5、6については、GFX50S II New Features Guideをご覧ください。
GFX50S II New Features Guide

「GFX/Xシリーズ」用の新アプリ「FUJIFILM XApp」に対応しました。

「FUJIFILM XApp」は従来の「FUJIFILM Camera Remote」から無線通信のさらなる安定性強化や高速化を実現しているため、よりスムーズにカメラ内画像を転送しスマートフォン・タブレット端末で受信が行えるようになりました。また初回に行う、カメラとアプリのBluetoothペアリングを除いた、全ての通信操作をスマートフォン・タブレット端末上で完結できますので、従来よりもシンプルな操作で使用いただけます。
主な機能として「リモート操作」や「カメラ内画像の受信・閲覧」機能のほか、カメラの撮影メニューやセットアップメニューの設定を保存する「設定保存読込機能」、カメラ・レンズ、撮影枚数、撮影位置などの撮影活動の情報を時系列で閲覧できる「タイムライン機能」、これまでの撮影枚数やフィルムシミュレーションの使用回数などを自動的に集計して表示する「アクティビティ機能」が新搭載され、「GFX/Xシリーズ」で撮影する魅力がさらに広がりました。

※1「FUJIFILM XApp」の詳細につては、NEWS RELEASEをご参照ください。
デジタルカメラ「GFX/Xシリーズ」用の新アプリ「FUJIFILM XApp」

※2「FUJIFILM XApp」はiOS/iPad OS 13以降、Android OS 11以降でご利用いただけます。
下記のサイトより、スマートフォン・タブレット端末のOSとカメラを選択し、スマートフォン・タブレット端末にダウンロードしてください。
「FUJIFILM XApp」ダウンロードサイト 

*「FUJIFILM XApp」のダウンロード開始日時は準備が整い次第、随時開始いたします。

セットアップメニューの「基本設定」に「エリア設定」が追加されました。これに伴い、初期設定の方法や「世界時計」の設定方法が変更されました。また「日時設定」で24時間表示が選べるようになりました。

・「エリア設定」:世界地図からお住まいの地域が選べます。「サマータイム」の設定も行えます。
・「世界時計」:「現地」の選択が世界地図から選べるようになりました。

【注意】
バージョンアップ後にカメラを起動すると「エリア設定」と「日時設定」が表示されますので設定を行ってください。

セットアップメニューの「リセット」の内容が追加変更されました。

・「セットアップメニューリセット」のリセット対象外に「エリア設定」が追加されました。
・「初期化」が追加されました。初期化時はホワイトバランスのカスタムの内容以外の全ての設定がリセットされます。

セットアップメニューの「接続設定」>「Bluetooth設定」が「Bluetooth/スマートフォン設定」に変更され「電源OFF中の画像転送」が追加されました。また「撮影後自動画像転送」が「撮影時自動転送」に、「スマートフォン同期設定」が「スマートフォン位置情報同期」にそれぞれ変更されました。

セットアップメニューの「接続設定」>「共通設定」の内容が移動になりました。

・「名前」と「スマートフォン送信時3M圧縮」が「Bluetooth/スマートフォン設定」に移動しました。
・「位置情報記録」が「保存設定」に移動しました。
・「位置情報表示」が「表示設定」に移動しました。
・Wi-Fiボタン設定が「操作ボタン・ダイヤル設定」に移動し、「Fnボタン設定」に変更されました。

DISP/BACKボタンを長押ししたときのファンクション(Fn)設定にBluetoothのペアリング登録が追加されました。これに伴い、スマートフォンとの接続方法が変更されました。

Wi-Fi電波が混みあっている場所でも、スマートフォン用アプリケーション(FUJIFILM Camera Remote)との接続性が向上しました。

高感度かつ長露光で星景等を撮影すると記録画に色ムラが発生することがある現象を修正しました。

その他軽微な不具合を修正しました。

Ver.1.11

Ver.1.10からVer.1.11への変更内容

RAW設定の「明瞭度」を0以外、またはFUJIFILM X RAW STDUIOの「明瞭度」を0以外に設定して現像した場合、RAWファイルの現像に失敗する現象を修正しました。

「撮影スタンバイモード」をONにして、FUJIFILM X RAW STDUIOでRAWファイルを現像すると画像に横線が入る現象を修正しました。

Ver.1.10

Ver.1.02からVer.1.10への変更内容

SDXCカードフォーマットとの互換性を高めるため以下仕様変更を行いました。

1つのフォルダ内に記録できるコマ数を9,999コマから999コマに仕様を変更いたしました。

なお、macOSのコンピュータを用いて記録ファイルを処理されている方は、ファームアップ前に必ず、「macOS のコンピュータを用いて弊社デジタルカメラでの記録ファイルを処理されるお客様への重要なお知らせ」に記載しています、「II.本事象への対応」の「2.既にSDXCカード内にファイル(画像など)が記録されている場合」の対応を実施し、SDXCカードをフォーマットしてください。

その他軽微な不具合を修正しました。

Ver.1.02

Ver1.00/1.01からVer.1.02 への変更内容
稀に以下の症状が発生する問題を修正しました。

Bluetooth設定でペアリング登録ができない、または、ペアリング登録後に電源が入らない。

アイセンサーが動作する操作を行うとフリーズする。

フラッシュ設定メニュー>フラッシュ機能設定>同調モードを先幕に設定したとき、長時間露光撮影において正常にフラッシュが発光しない場合がある。

電子シャッターで長時間露光撮影したときに、撮影画像がマゼンタ色になる場合がある。

ファームウエア更新手順

  1. ファームウエアのバージョンを確認する。
  2. フォーマット済みのメモリーカードを用意する。
  3. ファームウエアをダウンロードしてメモリーカードに保存する。
  4. ファームウエアが記録されたメモリーカードをカメラに入れてファームウエアの更新作業をする。
ファームウエア更新の詳細手順

ご注意

ファームウエアの更新に失敗すると、カメラが正常に動作しなくなる場合があります。以下の点を必ず守ってください。

  • ファームウエアの更新作業には、十分に充電したバッテリーをご使用ください。万一、ファームウエア書き換え中にカメラの電源が切れると、カメラが動作できない状態に陥ります。
  • ご使用のファームウエアが古いバージョンの場合でも直接最新バージョンにアップデートが行えます。
  • ファームウエアの更新時間は、ファームウエアの容量によって変わります。最大約5分掛かる場合があります。更新中は、絶対に電源を切ったり、カメラを操作したりしないでください。
  • ファームウエア更新後は、更新前のバージョンには戻すことができません。
  • ファームウエアの更新中にエラーメッセージが表示された場合は、下記をご覧ください。

エラーメッセージと対応方法

ダウンロード

使用許諾契約書

下記はお客さまが「ファームウエア更新ファイルのダウンロード」をしていただく際にご同意が必要です。この内容を十分ご理解いただき、「ファームウエア更新ファイルのダウンロード」をされる場合は、下の[同意する]をチェックしてください。 この内容に同意いただけない場合は、ファームウエアをダウンロードすることは許可されていません。この場合は、当社サービスステーションにてファームウエアの更新を実施させていただきます。

ファームウエア更新サービス

1. ライセンス

本ソフトウエアの著作権は富士フイルム株式会社(以下富士フイルムといいます)に帰属します。

2. 制限事項

本ソフトウエアのユーザーは、本ソフトウエアの全部または一部を修正、改変、リバースエンジニア、 逆コンパイルまたは逆アセンブルなどをすることはできません。

3. 免責事項

富士フイルムは、本ソフトウエアの使用に付随または関連して生じる直接的または間接的な損失、損害などについて、いかなる場合においても一切の責任を負いません。

注意事項

本ソフトウエアの仕様は、将来予告なしに変更することがありますのでご了承ください。

ダウンロードファイル名: GXUP0005.DAT

ご注意

  • ダウンロード先に同名のファイルが無いことをご確認ください。同名のファイルがあると、ご使用のブラウザによっては、ファイル名称の末尾に“(1)”などの枝番が付く場合があります。枝番の付いたファイル名称でファームウエアの更新を行うとカメラが正しく認識できません。

ファームウエア対応表

  • お使いのカメラボディ、およびレンズは最新のファームウエアでお使いください。最新のファームウエアの組み合わせでないと、機能・性能が十分発揮できないことがあります。下記のファームウエア対応表をご覧ください。
カメラレンズ