
GFX 50R ファームウエアの更新
バージョン: 2.40
更新日: 2022.02.28
概要
1つのフォルダ内に記録できるコマ数の変更について
・Ver.2.40より1つのフォルダ内に記録できるコマ数が9,999から999に変更になります。
なお、macOSのコンピュータを用いて記録ファイルを処理されている方は、ファームアップ前に必ず、「macOS のコンピュータを用いて弊社デジタルカメラでの記録ファイルを処理されるお客様への重要なお知らせ」に記載しています、「II.本事象への対応」の「2.既にSDXCカード内にファイル(画像など)が記録されている場合」の対応を実施し、SDXCカードをフォーマットしてください。
Notes
ブラウザの表示を更新してから、ダウンロードを行なってください。
- Windows(Internet Explorer/FireFox/Google Chrome)の場合はCtrlキーを押しながらF5キーを押します。
- Mac(Safari/Google Chrome)の場合は「Command」キーと「R」キーを同時に押します。
- Mac(FireFox)の場合は「Command」キー・「Shift」キー・「R」キーの3つを同時に押します。
すでに最新バージョンの場合には、ファームウエアの更新を行う必要はありません。
- バージョンの確認方法は、下記「ファームウエア更新の詳細手順」の「2. ファームウエアのバージョンを確認します。」をご覧ください。
お使いのカメラボディ、およびレンズは、最新のファームウエアでお使いください。
- 最新のファームウエアの組み合わせでないと、機能・性能が十分発揮できないことがあります。下記のファームウエア対応表をご覧ください。
ファームウエア更新内容
Ver.2.40
Ver.2.30からVer.2.40への変更内容
SDXCカードフォーマットとの互換性を高めるため以下仕様変更を行いました。
1つのフォルダ内に記録できるコマ数を9,999コマから999コマに仕様を変更いたしました。
なお、macOSのコンピュータを用いて記録ファイルを処理されている方は、ファームアップ前に必ず、「macOS のコンピュータを用いて弊社デジタルカメラでの記録ファイルを処理されるお客様への重要なお知らせ」に記載しています、「II.本事象への対応」の「2.既にSDXCカード内にファイル(画像など)が記録されている場合」の対応を実施し、SDXCカードをフォーマットしてください。
Ver.2.30
Ver.2.20からVer.2.30への変更内容
GF35-70㎜F4.5-5.6 WRに対応
・絞りリング非搭載レンズのGF35-70㎜F4.5-5.6 WRを装着した際、セットアップメニュー>操作ボタン・ダイヤル設定の「絞り設定」から、
「オート+マニュアル」、「オート」、「マニュアル」を選択でき、コマンドダイヤルで絞り設定が可能となります。
*1 ファームウエアを更新するとセットアップメニュー>操作ボタン・ダイヤル設定に「絞り設定」の項目が追加されますが、上記レンズを装着しないと選択できません。
・GF35-70㎜F4.5-5.6 WRを装着してカメラを起動した際に、レンズが沈胴状態のときに以下のメッセージが表示されレンズの繰り出しを促します。
「ズームリングを回して、レンズを繰り出してください」
カメラを煽って撮影するときに、電子水準器が表示される範囲(煽り角度)が従来よりも広がりました。
ファイル名編集機能で特定のファイル名を付けたときに画像がカメラで再生できない問題を修正しました。
その他軽微な不具合を修正しました。
Ver.2.20
Ver.2.10からVer.2.20への変更内容
セットアップメニューの接続設定>情報表示にIPアドレス表示を追加しました。
TTLスローシンクロフラッシュ撮影時のシャッター速度改善
夜景をバックにしたフラッシュ撮影など、比較的長い露光時間が求められる撮影シーンにおいて、露出モードをシャッター速度オートにして (PもしくはA) TTLスローシンクロ撮影を行っても、シャッター速度が1/8秒よりも長くならない問題を修正しました。Pモード時最長4秒、Aモード時最長30秒で撮影いただけるようになります。
その他軽微な不具合を修正しました。
Ver.2.10
Ver.2.01からVer.2.10への変更内容
カメラ内レーティング機能改善
Jpeg + RAWでの記録画像にレーティングをつけるとJpegだけでなくRAWデータにもレーティングが付与されるようになりました。
EF-X500使用時の機能改善
EF-X500をコマンダーとして使用する多灯撮影において、一部のグループが正しく発光しない場合がある不具合を修正しました。EF-X500をコマンダー、EF-60をリモートフラッシュとしてお使いになる場合も、本ファームウエアアップデートを適用してください。
瞳AF性能の向上
瞳AF時に手前の目にピントが合う精度が向上しました。
その他軽微な不具合を修正
Ver.2.01
Ver.2.00からVer.2.01への変更内容
再生時に画像の表示が遅くなる場合がある問題を改善しました。
Ver.2.00
Ver.1.00からVer.2.00への変更内容
以下の詳細については、GFX 50R New Features Guide [Ver.2.00]をホームページからダウンロードしてご確認ください。
独自の色再現による卓越した画像技術を拡充
1)フィルムシミュレーションに新たに下記モードを搭載
・スナップ写真などで愛用されてきたカラーネガフィルムをもとに画質設計を行った「クラシックネガ」モード
・当社映画用フィルムの色・階調を再現した「ETERNA/シネマ」モード
2)「GFX 100」に搭載されている機能「スムーススキンエフェクト」を「GFX 50R」にも搭載。ポートレートに適した肌のなめらかさを表現できます。
オートフォーカス性能の改善
1)AF時の露光時間を延ばすことで暗時のAF精度を向上させる「AF-S時低輝度優先AF」モードを新たに追加。
2)顔・瞳AF性能が改善。複数人を撮影するときの検出精度や安定性が向上し、より快適なポートレート撮影を可能にします。
3)フォーカスブラケティングにオートモードを追加。撮影の始点と終点と撮影間隔を設定すれば、カメラがコマ数とステップを自動で設定してくれます。
その他、お客様のご要望に応えた各種機能の拡充
1)一部のテザー撮影機能に対応したソフトウエアを使用する際に、PC上から静止画撮影の露出条件(シャッタースピード、絞り、ISO感度、露出補正)を設定変更することが可能になりました。
2)「お気に入り」の設定方法が変更になり、カメラ内で付与したレーティング情報を一般的なソフトで見えるようにしました。
3)SDカード内の1フォルダ当たりの保存可能枚数の上限が、999枚から10倍の9,999枚に増えました。
4)ホワイトバランスで色温度を設定したときに、色温度の値も表示するようになりました。
その他、軽微な不具合を修正しました。
ファームウエア更新手順
- ファームウエアのバージョンを確認する。
- フォーマット済みのメモリーカードを用意する。
- ファームウエアをダウンロードしてメモリーカードに保存する。
- ファームウエアが記録されたメモリーカードをカメラに入れてファームウエアの更新作業をする。
ご注意
ファームウエアの更新に失敗すると、カメラが正常に動作しなくなる場合があります。以下の点を必ず守ってください。
- ファームウエアの更新作業には、十分に充電したバッテリーをご使用ください。万一、ファームウエア書き換え中にカメラの電源が切れると、カメラが動作できない状態に陥ります。
- ご使用のファームウエアが古いバージョンの場合でも直接最新バージョンにアップデートが行えます。
- ファームウエアの更新時間は、ファームウエアの容量によって変わります。最大約5分掛かる場合があります。更新中は、絶対に電源を切ったり、カメラを操作したりしないでください。
- ファームウエア更新後は、更新前のバージョンには戻すことができません。
- ファームウエアの更新中にエラーメッセージが表示された場合は、下記をご覧ください。
ダウンロード
使用許諾契約書
下記はお客さまが「ファームウエア更新ファイルのダウンロード」をしていただく際にご同意が必要です。この内容を十分ご理解いただき、「ファームウエア更新ファイルのダウンロード」をされる場合は、下の[同意する]をチェックしてください。 この内容に同意いただけない場合は、ファームウエアをダウンロードすることは許可されていません。この場合は、当社サービスステーションにてファームウエアの更新を実施させていただきます。
1. ライセンス
本ソフトウエアの著作権は富士フイルム株式会社(以下富士フイルムといいます)に帰属します。
2. 制限事項
本ソフトウエアのユーザーは、本ソフトウエアの全部または一部を修正、改変、リバースエンジニア、 逆コンパイルまたは逆アセンブルなどをすることはできません。
3. 免責事項
富士フイルムは、本ソフトウエアの使用に付随または関連して生じる直接的または間接的な損失、損害などについて、いかなる場合においても一切の責任を負いません。
注意事項
本ソフトウエアの仕様は、将来予告なしに変更することがありますのでご了承ください。
ご注意
- ダウンロード先に同名のファイルが無いことをご確認ください。同名のファイルがあると、ご使用のブラウザによっては、ファイル名称の末尾に“(1)”などの枝番が付く場合があります。枝番の付いたファイル名称でファームウエアの更新を行うとカメラが正しく認識できません。
ニュース
もっと見る- 2022.02.16【2022/02/28 更新】弊社デジタルカメラの仕様変更に伴うファームウエア提供のお知らせ
- 2021.11.10「GFX Challenge Grant Program 2021」応募受付開始!
- 2021.10.07GFX 50Rファームウエアアップデート Ver.2.30
- 2021.09.22FUJIFILM X Series and GFX System Digital Camera Control SDK Ver.1.22を公開
- 2021.06.24FUJIFILM X Series and GFX System Digital Camera Control SDK Ver.1.21を公開