2019.08.04 Jens Burger

イェンス・バーガーが語るXF16-80mmF4 R OIS WRのインプレッション

Jens Burger

1968年生まれのアーティスト。
彼は自身の撮影作品として先ず、クリエイティヴな「人」「美」「廃棄物」を主要な被写体とした。
彼は断固としてフラッシュを用いた撮影を行わない。この拘りは彼のキャリアを、過去数年で最も著名なノンフラッシュ撮影写真家へと変貌させた。いずれの作品も目を引き、色とコントラスト、創造性にあふれている。
ドイツ・バートガンダースハイムに居住し、音楽バンド”Monsters of Liedermaching”のメンバーとしてプロミュージシャンの顔も持つ。
雑誌や新聞など様々な出版物に作品を提供し、ファッション・ビューティー業界との協働も行う。2012年からは”Adobe® Influencer”に認定され、2014年からはドイツFUJIFILM Schoolにてインストラクターとして活動している。

こんにちは、イェンス・バーガーです。ドイツのX-Photographerです。今回、新しいFUJINON XF16-80mmF4 R OIS WRを一日かけて試し撮りしました。FUJIFILM X-T3との組み合わせで、3つの撮影分野に十分に対応出来ることがわかりました。

屋外撮影

防塵防滴設計であるため、早朝の砂埃が多い野外撮影にも安心して臨めました。撮影後にはレンズが埃まみれになりましたが、不具合や操作不良に陥ることもありませんでした。

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スタジオ定常光撮影

昼下がりには、スタジオにて色とりどりのセットでの撮影を行いました。ビューティー写真の撮影では私は絞りF4を好みます。偶然ですが、XF16-80mmはF4通しでしたので、好都合でした。シャープネスを始めとした画質には満足しましたし、汎用性の高いレンズであることを理解しました。

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屋内自然光撮影

夕方に差し掛かる頃、「樽」工場でのバレー着での撮影を試みました。光の条件としては簡単なものではなく、ISO感度500から1000の間での撮影を余儀なくされました。ここでもXF16-80mmは素早いフォーカスで撮影を強力にサポートしてくれました。

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結論

FUJINON XF16-80mmはシンプルに良いレンズと言えると思います。ほとんどの写真家が常用で使用する焦点距離がカバーされていますし、F4通しは美しいボケ味を演出します。非常に汎用性の高い、間違いのない定番レンズです。