写真が趣味

私は写真家になるつもりはまったくありませんでした。約8年前まで、私は工科大学でソフトウェア開発者になるための勉強をしていました。典型的な学生だった私は、当時かなりストレスを感じていました。同時に、自分の選んだ進路に少し迷いも感じていました。写真はそれらすべてから逃れるための私のささやかな趣味になり、自宅、実家の庭、コーヒーカップなど、目に留まったものは何でも携帯で写真を撮り始めました。それはどういうわけかストレスに対する治療効果があり、私の身体は回復に向かいました。それからというもの、撮影した写真をソーシャルメディアに投稿するようになり、情熱を共有できるコミュニティを見つけました。私自身も気づいていませんでしたが、この新しく見つけた趣味が私の人生を動かし始めたのです。


すぐにコマーシャル撮影の依頼が来るようになりました。2年後には、複数のブランドと仕事をして、大きなポートフォリオを手に入れました。私のソーシャルメディアのフォロワーは自然と増えていき、私は大きく重たいプロ仕様のカメラに買い替え、大学は退学することにしました。おかしな話ですが、写真が私の唯一無二の仕事であったにもかかわらず、当時はまだ自分を写真家だとは思っていませんでした。
年月が経ち、私は友人と一緒に写真教室を始めることになりました。3年目には200名を超える生徒が集まり、その全員が私の教えることに対して信頼してくれました。同時に新規分野を開拓したいと思い、プロのモデルだけでなく、一般の人々のポートレートを撮り始めました。このような経験をしながらも、自分はまだまだアマチュアだと感じていました。
私は、それなりの学歴や受賞歴などがないと写真家とは呼ばれないと思っていました。私は完全に独学で、世界的な評価を追い求めたり期待したりはしていませんでした。


そんな中、クリエイティブな旅をさらに続けるための新たな道を模索することになったのだと思います。私はファッションブランドのソーシャルメディア責任者としてフルタイムの仕事に就き、ほとんどオフィスにいる日々を過ごしました。私は自分のために創作することをやめ、インスピレーションがほとんど湧かなくなり、再び迷い始めました。ある春の午後、帰宅途中に私はカメラ店に入り、衝動的に富士フイルムのカメラを購入しました。私の初めての富士フイルムカメラでした!
翌日、外に出てひたすら撮影しました。仕事の重圧や誰かからの期待に沿うのではなく、思いのままに撮影できることが新鮮に感じられました。私はただそのプロセスを楽しんで、流れに身を任せていたのです。富士フイルムは、私が見ている世界をそのままに、それ以上に私が感じている世界をそのままに捉えてくれました。すぐにカメラとの繋がりを感じられたのです。


撮影をしているときは、自分が何者であるかということにもう疑問を持たなくなりました。大学時代を振り返ってみると、授業の前に写真を撮るために早起きしていた自分の姿が今でも鮮明に思い浮かびます。そして、あることに気づきました。本当の写真家とは、「なる」のではなく、ただ単に最初から写真家だったのだと。私が富士フイルムカメラを通じて学んだことです。


このような背景を踏まえ、私は新しい富士フイルムX-T50を初めて試したときに興奮しました。私はこの経験を自己探求の旅のように捉えました。この経験で、私の世界の見方について、私は新たに何を学ぶのでしょうか?


まず、新しく装備されたフィルムシミュレーションダイヤルは非常に便利でした。外出中は、適切なFS(フィルムシミュレーション)を選択するのにほんの数秒しかかかりませんでした。スナップ写真では、その数秒がすべてである場合もあります。ダイヤルを切り替えるだけで、その瞬間の感覚に最も合う色を見つけられます。


写りに関する設定を変えて撮影することが楽しみでもありました。人はそれぞれ独自のスタイルと色のビジョンを持っていて、それをカメラで直接設定できることほど素晴らしいことはありません。私は個人的にVelvia/ビビッドとASTIA/ソフトが大好きですが、時々、少し粒子を加えたり、ホワイトバランスやトーンカーブをいじったりすることも好きです。カスタマイズしたプリセットで撮影した後は、編集に深く入り込む必要はなく、画像を携帯電話に簡単にダウンロードしてコミュニティと共有するだけです。

例えば、4千万画素センサーはその大きな役割を果たしています。撮影時に画質が落ちることを心配する必要はありません。突然ズームインしたい場合でも、まったく問題ありません! 後で画像をトリミングしたい? 全然大丈夫です! あなたの創造性がどこへ向かおうとも、X-T50はそのプロセスを助けてくれるに違いありません。


最後に、見た目やデザインは私にとって非常に重要です。それがすべてと言ってもいいでしょう。X-T50には富士フイルムの特徴的なデザインが施されており、見た目が美しいだけでなく、手に持ったときの感触にも優れています。


X-T50は、誰もが皆さまざまな理由で撮影していることを思い出させてくれました。傑作を作るためという人もいれば、単に創作のプロセスを楽しんでいるからという人もいます。結局のところ、誰もが独自の方法で世界を見ているのです。私たち全員にきっと共通しているのは、心地よいシャッター音を聞くことへの満足感なのでしょう。









