2016.06.10 Jacques Gillon

テレコンバーターを使って野生動物を撮る

Jacques Gillon

スキューバダイバー。80年代にはUnderwater Film Festivalで金賞を含む数々の賞を獲得。マダガスカルに滞在した時はCD-ROMをリリース。またインドネシアで撮影した”A wildlife and nature experience”をDVDでリリース。
2005、2006、そして2008年には、International Wildlife Photography Festivalで賞を獲得。鳥類学者のClaude Feigné氏と共同で “Instants d’Oiseaux”を出版。
2008~2013年の間、 International Ornithological Film Festivalに主賓として招かれる。フランスをはじめとしてヨーロッパ各国で作品を展示している。
妻と共に世界中旅をする。自然が美しい南アフリカで撮影した作品をポートフォリオとしてまとめている。2010~2011年にわたり、6か月間中米とブラジルに滞在。生物多様性をテーマに撮影をする。
2011、2013、2015年にはカメルーンへと旅立つ。ボランティアとして働きつつ、チンパンジーの保護地区に滞在、撮影を敢行する。

自然界で平和に暮らす野生動物を追い求め、世界中をクリスティーンと共に旅をする。写真機材を持ってトレッキングによく出かける。新しいXF100-400mmのズームレンズとテレコンバーターXF1.4X TC WRや、XF2X TC WRを使っていると写真の楽しさを再発見することができる。重量に悩まされることもなく、35mm相当で150mm~1200mmの焦点距離をカバーできるのだ。

1.4倍のテレコンバーターの実力に、十分納得していたので、2倍のテレコンを試す時は、期待が膨らんでいた。驚くほど良い結果をもたらしてくれたので、テレコンを探している人には、お勧めをする。小動物や鳥の撮影を好む写真家や、クローズアップ撮影が好きな人にはきっと満足していただけるだろう。軽くて、持ちやすくて、品質も良い。その証拠として、水辺の鳥や小さなリスの写真などを見ていただくとよいだろう。ミラーレスカメラのX-T1は、テレコンバーターを使っていても、一眼レフの様に、ビューファインダーが暗くなることは無い。これらは、全てX-T1で撮った写真だ。

もう少ししたら、長い旅に出る。その時に持っていくのは、このXF100-400mmズームレンズとXF1.4X TCRとXF2X TCWRのテレコンバーター2本だ。