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2018.08.24 Hendrik Osula

XF200mmF2でUEFAスーパーカップを撮る

Hendrik Osula

エストニアのプロ写真家。2007年に、父親のカメラ(キヤノン・パワーショット)を使って遊んだのがきっかけで写真に関心を持つ。2009年、「Nature Year Photo of Estonia」青年部門1位に輝く。それ以来、フォトジャーナリズムの道を歩むようになり、ニュースメディア関連のアルバイトを始める。現在は、エストニア最大手ニュースメディアのフォト・チーフエディターを務める。2013年、Estonian Press Photographyのスポーツ部門一位に輝く。
好きな題材はスポーツ、ポートレート、それにストリートフォト。Xシリーズのカメラを手にしたきっかけはストリートフォトで使いたいと思ったからだ。2014年にX100Sを購入して、それ以来徐々にキヤノンからフジフイルムへとシステムを移行してきた。2015年からX-T1をキヤノンのカメラと共に仕事で使うようになる。
「パーフェクトな一枚がないのだから、パーフェクトなカメラはこの世に存在しない」と彼は言う。そんな彼にとってベストなカメラを探し求めると、時に妥協も必要だ。「色々と考えたがXシリーズが一番という結論に達した。小さめなセンサーを採用しているが、そのおかげでカメラとレンズもコンパクトになった。その結果、どんなカメラとレンズでもいい写真が撮れるんだ。負担なくリュックにも詰め込むことができる。一緒に持ち歩くカメラがベストカメラ。富士フイルムのファミリーの一員となってこれからがとても楽しみだ!」

2015年にキヤノンからFUJIFILM Xシリーズに移行して以来、私は単焦点の大口径望遠レンズの登場を待ち望んでいた。もちろん、XF50-140mmF2.8やXF100-400mmF4.5-5.6といった高性能な望遠ズームもあるが、スポーツ写真、特にエストニアや周辺国の暗いアリーナでは、明るさ一を段分でも稼ぎたい。それに、アクションスポーツ写真で重要な要素は、大口径レンズから成す被写体と背景との切り離しだ。

新たに発表されたフジノンXF200mmF2 R LM OIS WRには、アクションスポーツに必要なリーチと明るさがある。先日、エストニアのタリンで行われたUEFAスーパーカップ2018は、ヨーロッパサッカーでも最も大きなイベントの一つ。このマッチをこのレンズで撮影する機会に、私は幸運にも恵まれた。

最近もっとも頼りにするカメラはX-H1。XF200mmF2とこのカメラのバランスはとても良い感じだ。手持ち、一脚、どちらの撮影でも困らなそうだ。レンズの質量は約2300g。一脚を必要とせず、ゲームを最初から最後まで手持ちで撮影するのに十分な軽さ。それに、レンズの品質と仕上がりは、Xユーザーが求める高い基準をもちろんクリアしている。

このレンズでの撮影は純粋に楽しい。全てのフジノンの望遠レンズを使用したことあるが、このXF200mmF2がラインナップの中で最も高速なAFを兼ね備えている。サッカー向けにカスタマイズしたAF-CやシングルAFを、X-H1とXF200mmF2の組み合わせで使うと、まシャッターチャンスを、まず逃さない。普段のマッチだと、3×3グリッドに設定したゾーンAFで撮影に挑むが、今回はシングルAFでも、ピント合わせに困らなかった位だ。

このレンズが実現する画質は、いままで試したどのフジノンレンズよりも優れている。第一に、本当にシャープで切れ味のよい描写だ。スポーツ写真では時にクロップを必要とするが、このレンズはディテールにとても富んでいるので、クロップをしても画質が犠牲にならない。そして、この長い焦点距離でF2の明るさを実現しているので、背景との分離はフルサイズの同等レンズと比べても遜色がない。ボケはとても滑らかで綺麗な円形をしている。ポートレート写真家もきっと気に入ることだろう。

それに嬉しいことに、XF200mmF2には1.4xテレコンバーターが同梱されている。だからスポーツ写真に適した2つの焦点距離を1つのレンズで得ることが出来るのだ。専用設計されているので、動作はとても良い感じ。画質の劣化やフォーカス速度の影響は感じられなかった。

要約すると、このレンズがFUJINONのレンズラインナップに加わったことで、Xシリーズはスポーツ写真家としての私のニーズに応えてくれたんだ。新たに加わったXF200mmF2は私が望んでいたよりも優れたレンズ。最新のXシリーズのカメラボディに装着することで、最も厳しい環境の撮影でも自信を持って仕事に取り組める!このレンズは本当にすべてのスポーツシューティングの必需品だ!

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