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2020.06.30 Jonathan Bielaski

PROJECT REAL: Jonathan Bielaski x GFX100 FW Ver 2.00

Jonathan Bielaski

Jonathan Bielaski has been shooting professionally for 18 years, but his path was evident from childhood, growing up with a dark room in the basement and cameras always within reach.  Honing his skills with complex light and detailed production work Jonathan’s fascination with people’s stories and who they are are & what they do lead him to start telling peoples stories through his environmental portraits.

Jonathan’s work in is in high demand and internationally recognized as a top environmental portrait photographer. His photography has taken him to amazing locations and work environments from the courts and rinks where pro athletes play to the secluded mines where Canada’s diamonds come from.  Always learning from the people he meets and the stories they tell.

Environmental portraiture captures the essence of a subject in its natural habitat. Every one of Jonathan Bielaski’s photos tell a story of a person’s journey. The focus is greater than the person – it’s the reality of who they are at this time in their life – the background reflecting their personality.

Sometimes all you have is one shot to tell a story

大好きなことを仕事にできるのはとてもありがたいことだ。私はフォトグラフィーを通じて、被写体の人生を深く掘り下げ、彼らの情熱を探り、彼らが紡ぐストーリーを多くの人と共有する機会を得ている。本当に魔法のような経験だ。短い間であれ、ある人物の人生に招き入れられる度に、できる限り効率よく効果的に、望むものを確実に撮影したいと考えている。だからこそ私は、富士フイルムのシステムを使うことにしている。レンジファインダー風デザインのコンパクトカメラGFX 50Rから、静止画・動画の最新技術が導入されたGFX100まで、GFXシリーズのラインアップは非常に豊富であり、仕事に見合った適切なカメラを選ぶことができる。富士フイルムは、堅牢なカメラを取り揃えるだけでなく、購入後も素晴らしいサポートを提供してくれる。ファームウエアのアップデートによって、ユーザーエクスペリエンスが向上し、カメラの寿命も延びる。

今回、GFXシステム向けの最新ファームウェアをテストする機会に恵まれた。私が愛用し、頼りにしてきたカメラに対して、絶えず改善を加えてくれるのは本当にありがたい。現実の世界でテストするため、新進気鋭のフードスタイリストである友人と出掛けることにした。彼の新しいコンテンツ・チャンネル用に、スチルと動画の予告編をいくつか制作するのだ。それぞれのセッティングに相応しい、カメラボディーを選択した。屋外でのスチル撮影には、大きなセンサーを持ち映画のような雰囲気の動画が撮影できるGFX100を使用した。ディテールを可能な限り捉えるため、スタジオ内でのスチル撮影にも同じくGFX100 を使用した。

このファームウエアのおかげで、新たな能力が私の仕事の流れに追加された。屋外撮影では、今後もこれらのカメラを使い続けることになるだろう – 特に、制作とポストプロダクションの両方を簡単にするために。

1日に数多くのコンテンツを撮影し、大量のデータを転送するフォトグラファーにとって、最初に紹介するアップデートは理想的である。1つのカメラフォルダ当たりの画像数は今や、999枚から9999枚に増加したのだ。おかげで、1日の撮影に関連するフォルダをまとめる必要がなくなり、1つの編集フォルダに全ての画像を収めることができる。小さな変化と思われるかもしれないが、時間の大幅な節約となる。私のように2枚のカードに保存する場合、全ての画像を素早く確認することができる。

もうひとつ、RAW とJPEG の撮影において画像をカメラ内でレーティングできるようになったことは、小さなアップデートだがとても便利な機能だ。このレーティングは、Capture OneやLightroomとも互換性がある。その場で素早く選び、JPEGでざっとプレビューした上で、クライアントにすぐに送ることができる。私は必ずRAWとJPEGの両ファイルで撮影する。なぜなら場合により、編集なしで画像をすぐに送る必要があるからだ。また、50Sと50RにClassic NegativeとEternaのプロファイルが加わったことで、このプロセスはさらに効率化する。

私が屋外撮影で最も頻繁に使用したアップデートは、低照度オートフォーカスだ。他の環境であれば、この機能を手に入れるためにはカメラをアップグレードしなければならない。しかし富士フイルムは、最新のアップデートで強烈なパンチを繰り出してきた。富士フイルムはGFXの全モデルで低照度オートフォーカスのアップデートを実施した。50Sと50Rでは低照度優先コントラスト、100に関しては低照度位相差AFだ。顔検出/瞳AFの性能についてもアップデートが施された。私はこれまで、中判カメラのオートフォーカスは信頼性が低いと思っていた。しかし、富士フイルムのGFXシステムを使い始めたとき、オートフォーカスのスピードと正確性に強い感銘を受けた。もはや改良の余地はないと思っていた。ところがアップデートの度に性能が向上している。おかげで、技術的な問題に煩わされることなく、またフォーカスが合っているかを気にすることなく、撮影作業に集中できる。

また、ファームウエアのアップデートをスタジオでも試してみた。GFX100をスタジオスタンドに取り付け、キャプチャーステーションにテザリングで接続した。言うまでもなく、屋外撮影に比べて作業はいくぶん制御しやすい。このアップデートによって、キャプチャーステーションの設定変更を遠隔で行えるようになった。私が今回の撮影で行ったような、頭上から画像を撮影する際にとても役に立つ機能だ。カメラは作業面よりも高い場所に設置された。必要な場合にPCで調整できるのはとても便利だった。

ファームウエア・アップデートの大部分は、スチル撮影を対象とするものだ。一方で、動画撮影向けのアップデートも同様に重要である。撮影はGFX100だけを使用して行った。大型センサーを備えたカメラで撮影すれば、他の富士フイルムのシステムでは実現できないビジュアルを作り出すことができる。動画撮影の領域で継続的な改良が行われるのは、私にとって大歓迎である。私は、ほぼ全ての商業プロジェクトをF-Logで撮影する。ただし、すぐに結果を出さなければならない場合、F-Logの代わりに、アップデートされたフィルムシミュレーションで撮影する。そうすれば、ポストプロダクションでのカラーグレーディング作業がスムーズになる。是非テストしてみたいと思ったアップデートが、ProRes RAWで動画を撮影する機能だ。この機能は、カラーグレーディング作業に大きな影響を及ぼすだろう。またこの機能を備えたGFX100は、我々の動画撮影に欠かせないカメラとなるはずだ。オートフォーカスのアップデートは常に重要であり、カメラ内手ブレ補正は本当に素晴らしい。GFXシステムとジンバルの互換性が向上したことにより、オペレーターの使い勝手は一層高まるだろう。

全般的に言えば、富士フイルムの中判システムでの撮影は実に楽しい。私のコンテンツ制作における重要なツールである。富士フイルムは、ファームウエアを着実にアップデート、改良している。この事実は、富士フイルムが製品のエンドユーザーと真摯に向き合っていることを示す、揺るぎない証拠である。より多くのプロジェクトを手掛けて、私が描いた人々の記憶を永遠に残すことを、心から楽しみにしている。