パーソナルベスト – “Fashion Philosophy”
今日、数多くのファッションウィークが世界中で開催されている。その中でも最も重要なファッション・ウィークは、ニューヨーク、ロンドン、ミラノ、パリで開かれる。4都市のうち3つはヨーロッパにあり、その名の通り各都市でそれぞれ1週間イベントが続く。期間中、ファッションデザイナーやブランド、”ハウス”が、最新のコレクションをバイヤーやメディアに披露する。これからの流行や廃れていくスタイルを紹介するのだ。多くの人は、現場の裏側を目撃することはない。全てがとてもハイペースで進み、現地の雰囲気を作り上げるライトや熱意、そしてモデルの表情などは一瞬で消え去っていく。
富士フイルムのカメラを使い始めた2012、3年頃から、この「Fashion Philosophy(ファッションの哲学)」プロジェクトに取り組んでいて、私自身のベストワークの一つだと思っている。雑誌「New York」と「Cut Magazine」向けにロンドン、ミラノ、パリのファッション・ウィークを撮り始めたのがこのプロジェクトに取り組み始めたきっかけ。その後、パリで開かれたCR Fashionbookのオートクチュールを撮ったりもした。
これらのほとんどは、X-T1、X-Pro2と単焦点レンズの組み合わせで撮った。現場に持ち込む機材は、このストーリーで紹介しているので、興味があれば読んでほしい。
このプロジェクトで撮った写真は、2016と2018年のポーランド最大級のプレスフォトコンテスト「BZ WBK Press Photo」と「Grand Press Photo」で3つのアワードを受賞した。
使用した機材
カメラ:X-Pro2、X-T1
レンズ:XF23mmF1.4 R、XF35mmF1.4 R、XF56mmF1.2 R、XF90mmF2 R LM WR
ギャラリー
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