2021.09.22

LENS STORIES: GF35-70mmF4.5-5.6 WR x Lin Li

富士フイルムのレンズ「GF35-70mmF4.5-5.6 WR」を初めて手にしたとき、その大きさにすぐに惹かれました。 こぶし大の大きさで、ショットの重さを全く感じさせません。 中判のズームレンズとは思えないほどです。

新開発の沈胴構造により、レンズを格納したときのサイズが小さくなりました。 これにより、創造の自由度がさらに高まります。

GFX100S & GF35-70mmF4.5-5.6 WR

GFX100S & GF35-70mmF4.5-5.6 WR

GFX100S & GF35-70mmF4.5-5.6 WR

GF35-70mmF4.5-5.6 WRは、最も使用頻度の高い焦点距離域を備えたレンズです。 撮影にさらなる可能性を与えるでしょう。構図決めを簡単に、そして自由に行うことができます。

バイクの後輪が空摺りして砂が飛び散る撮影では 想定していたものとは違う構成になることも何度かありました。 ズームレンズの良さが前面に出てきました。 それによって、自分が見たり感じたりすることの限界を超えて撮影することができました。

GFX100S & GF35-70mmF4.5-5.6 WR

このレンズは適度に軽く、同じズーム域の多くのズームレンズよりもはるかに軽いです。 富士フイルムのGFX100Sと一緒に使うと、レンズとボディのバランスがとてもよくなります。

他の中判ボディやレンズに比べて格段に小さいので、DJI M600で空撮に使用した場合、航続距離が格段に長くなります。

GFX100S & GF35-70mmF4.5-5.6 WR

GFX100S & GF35-70mmF4.5-5.6 WR

GFX100S & GF35-70mmF4.5-5.6 WR

画質については、あまり多くの言葉を使いたくありません。 レンズの解像力は肉眼で見てもよくわかります。 下の写真は、青海湖の寺院の門構えとその一部の切り取りです。

GFX100S & GF35-70mmF4.5-5.6 WR

GFX100S & GF35-70mmF4.5-5.6 WR

また、湖で撮影したバイクの映像にもハプニングがありました。 ライダーが間違えて、 後輪で大波を立ててレンズに直接水をかけたのです。 通常のレンズでは耐えられない程の水量でした。 しかし、このレンズは最後までしっかりと仕事をしました。

GFX100S & GF35-70mmF4.5-5.6 WR

通常の焦点距離範囲のレンズで、コンパクトで持ち運びやすく、高解像度で、防水・防塵・多目的に使える防塵防滴機構を備えたレンズとしては、稀有な存在です。 また、中判用レンズとしてはさらに希少な存在です。