The Barceloneta Project
ラ・バルセロネータは、20年前にバルセロナで私が住んでいた地区です。この美しい街に住むため、そして地中海に近づくために、私はここに引っ越してきました。
ラ・バルセロネータは、海に関連した生活を送る、非常に伝統的な地域でしたが、現在、この都市の景観は変貌しようとしています。バルセロナは、92年のオリンピックで世界に知られるようになり、街が変わりました。海に最も近く、ビーチが街に開かれているこの地区は、私のような新しい人々や、ヨーロッパから来た人々など、全く異なる文化を持つ人々によって選ばれました。現在では、世界各地の人々がこのビーチに集まってきています。
今では、地元の人々と、ここへの移住を決めた外国人という、全く異なる2つの世界が共存していると言えるでしょう。この2つの世界は、水と油のように混じり合うことなく共存しています。両者は同じ公共空間を共有していますが、使い方はそれぞれ異なります。私は、それぞれ独自の生活を反映させようとしたのです。
バルセロネータのプロジェクトは、目立たない佇まいと最高の画質を備えた作品制作に理想的なGFX 50Rで制作しました。このプロジェクトの最初に選んだレンズは、ズームレンズGF32-64mmでしたが、このプロジェクトの最後に選んだのは、フジノンGF45-100mmのズームレンズでした。たった1本のレンズで、このプロジェクトの最終段階におけるすべての焦点距離をカバーすることができました。
ズームレンズ GF45-100mmについて
私にとって、このレンズは完璧なレンズです。私はドキュメンタリー写真家で、ほとんどの写真作品は35mmから80mm(35mm判換算)までの焦点距離の範囲で撮影しているので、このGF45-100mmレンズは私にとって完璧なレンズです。私がアナログ撮影していた頃のメインレンズは35mm(35mm判換算)でした。
中望遠とも言える焦点距離100mm(35mm判換算79mm)はポートレートに最適です。レンズのスタビライザーのおかげで、100mm(35mm判換算79mm)のような長い焦点距離を使っているにも関わらず1/15’のような信じられないシャッター速度でも撮影が可能で、シャッター速度が1/30’までいけばシャープネスが完全に保証された非常に納得のいく写真を撮ることができます。これにより、長時間露光で特殊効果を出したい場合を除き、三脚なしで仕事ができるようになりました。
さて、このレンズの一番の魅力は、そのシャープネス、焦点距離、色階調の極めて高い品質にあります。ポートレートでは、開放F4で非常に面白いボケを得ることができます。このレンズは、被写体を問わずF4の開放でも中央から周辺に渡る隅々まで至高の品質を誇ります。F4の画質に自信があるからこそ、より高速な撮影が可能になります。
このレンズとGFX50Rカメラの組み合わせは、高額な一眼レフカメラでも到達できないような結果をもたらします。
GFX 50Rでは、ISO1600/3200といった高感度での撮影が可能なため、光量が不足している状況でも、シャープネスが得られるのが特徴です。以下の画像はISO1600、1/40秒で撮影したポートレートです。シャープネスと色調が本当に見事です。










