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2019.11.08 Yaman Ibrahim

Different Breed: ヤーマン・イブラヒム x X-Pro3

Yaman Ibrahim

Born in 1966, Yaman Ibrahim is a full time Malaysian photographer based in Kuala Lumpur. His experiences as an art teacher and a senior manager in creative and multimedia gave him the knack to appreciate the finer things that others overlook. His interest in photography brewed since childhood and now has materialised into a fulltime career. His achievements and awards both locally and on an international level has inspired him to explore a new level in photography through experimentation in order to produce enviable photographic results that can be a benchmark for budding photographers. It has been fifteen years since he received his first recognition for a hobby that turned into a profession. It is certain that as the years progress, so will his abilities and talent. Yaman is deeply passionate about all form of photography from landscape, architecture, nature, street to portraits.

「ワウブラン(ムーンカイト)」の文化とその源を再訪する

私の名はヤマン・イブラヒム。プロのFUJIFILM Xフォトグラファーで、マレーシアのクアラルンプールに拠点を置いています。旅行、ドキュメンタリー、それと過去数年間得意にしてきたスタジオ撮影を含むポートレート、それらを中心に、写真に対する私の情熱と専門知識は高まっています。私は自分のプロジェクトでFUJIFILM X-Pro3を使うというすばらしい機会を与えられました。そのプロジェクトとは、ワウブラン(ムーンカイト)を作る伝統的な技術を写真に撮るというものです。

X-Pro3 & XF8-16mmF2.8 R LM WR

X-Pro3 & XF8-16mmF2.8 R LM WR

X-Pro3 & XF14mmF2.8 R

このシリーズでは、カイト職人の魅惑的なスキルを観察することができました。マレーシア半島東海岸にあるケランタン州の有名なカイト、ワウブランを、繊細なデザインとタッチを組み合わせて仕上げていく職人技、それを観察するのです。

FUJIFILM X-Pro3を使用すると、伝統的なカイトを作る骨の折れるプロセスの、一つひとつのステップをとらえることができます。忍耐と気遣いが極限まで要求されるプロセスを経て、この上なく美しいワウブランができ上がっていくのです。

X-Pro3 & XF8-16mmF2.8 R LM WR

X-Pro3 & XF14mmF2.8 R

X-Pro3 & XF8-16mmF2.8 R LM WR

ワウブランのフレームを作るには、乾燥させた竹の骨を注意深く選び、それらを加熱して然るべき形にします。弱い炎を使って加熱することで、骨を狙いどおりの形にたわめていきます。プロセス全体を撮っていくうえでは、液晶スクリーンを簡単に折りたためる点が実に便利でした。アングルを変えるときは特にです。職人のさまざまな動きを大きなパースペクティブで確認し、一つひとつの手順の詳細を簡単に、そして快適にとらえることができました。

次のステップはワウブランのフレームに紙を張ることです。特別な色の紙が使われました。パターンと伝統的なモチーフによる複雑なデザインが紙に刻み込まれ、目を奪うようなアンサンブルができ上がりました。そしてここで、FUJIFILM X-Pro3の光学/電子ハイブリッドビューファインダーが私を助けてくれました。解像度、コントラストと明るさ、色空間の広さ、そのどれもがすぐれているので、この特別なカイト、色のバリエーションと深さを特徴とするこのカイトの、伝統的な彩りを強調することができました。

完成されたワウブランには高さが3メートルにもなるものもあります。世界中で作られるどのカイトよりも大きいのがふつうです。ワウブランの目立つ特徴は、伝統的な精緻なデザイン、さまざまな色の組み合わせ、そしてカイト職人の技がつくりだす細部のみごとさです。

X-Pro3 & XF16-55mmF2.8 R LM WR

X-Pro3 & XF16-55mmF2.8 R LM WR

X-Pro3 & XF8-16mmF2.8 R LM WR

飛翔するワウブランを撮影しているときは、野原を吹き抜ける午後の風のようなさわやかさを覚えます。X-Pro3の高速フレームレートと人間工学に基づいて設計された形状のおかげで、私は一歩先のアクションにより集中できます。フレーム内にとらえたワウブランは空に固定されたかのように見え、達成と成功のおごそかな雰囲気をかもし出していました。

私が作品を写真で表現する際、独自の傑作を産み出そうとするアプローチにおいて常に最前列にあるものは、活気に満ちた絵のようなストーリーテリングの要素です。富士フイルムX-Pro3カメラを使用すれば、それはもっと説得力のあるものになるでしょう。X-Pro3のレトロでクラシックなデザインと形状は、自分がフォトグラファーであることを、全体としての結果を支えるものは創造性とプロ意識であることを、常々私に思い出させてくれます。その一方で、最新のすべての光学技術とセンサー技術も積極的に取り込まれています。X-Pro3は、控えめでありながら、瞬間を撮ることのできる本格的な未来のツールです。

X-Pro3 & XF8-16mmF2.8 R LM WR