動物撮影×X-H2S | 富士フイルム Xシリーズ & GFX

Animals

一瞬の姿を、もう逃さない

走る、跳ぶといった不規則で素早い動物の動きも、ディープラーニング技術を用いた新機能「被写体検出AF」を使用することで、AIが動きを自動で認識。
正確にオートフォーカスが追従し、その躍動感をしっかりと捉えることができます。

その瞬間を、最上の喜びに

動物ならではのダイナミックに躍動する一瞬の光景や、愛らしい仕草や表情も、40コマ/秒の超高速ブラックアウトフリーの連写機能で逃すことなく捉えます。
また連写中もAF/AE機能が高速で追従することで、動き続ける被写体を常に補足。最高の瞬間を捉えることが可能になりました。

どんな状況でも
安心をもたらすボディ

極寒の雪山や亜熱帯地域、突然の雨や雪、急激な気温変化など、過酷な環境に置かれることも多い動物撮影。 X-H2Sは防塵・防滴・耐低温-10℃対応の堅牢なボディでカメラマンをサポートします。
また、約660g*の軽量コンパクトボディは、フットワークを軽くし、大事なシャッターチャンスを逃しません。
*バッテリー、メモリーカードを含む

再現したい色彩も思いのまま

被写体の印象的なディテールや繊細な毛並みも富士フイルムならではの色再現で表現が可能。19種類のフィルムシミュレーションを使用することで、撮影段階から思い描いた色を再現できます。
幅広いダイナミックレンジは白飛び・黒潰れも抑制し、雪景色や青い空など被写体を取り巻く景色までも美しく切り取ります。

Review

野生動物写真の
新たな可能性

秒間40コマの高速連写の威力

当然のことですが、野生動物はじっとしている機会が少なく、佇んでいても瞬きをしたり首を振ったりするため、思い描いていた構図で撮影できるタイミングは意外と少ないものです。
この悩みを解決してくれたのが、X-H2Sに搭載された秒間40コマ連写です。ここぞ！というシーンでの秒間40コマ連写は求めていた一瞬や自分の理想とする飛翔ポーズを確実なものとしてくれます。

野生動物の不規則な動きにも「即対応」

X-H2Sに採用されたコマンドダイヤルでは、最大7種類ものカメラ設定を任意で記憶させることができます。
これにより、動物の不規則な動きに合わせ、シャッターを切り始めるまでの時間を大幅に短縮することができました。

動物写真家

髙橋忠照

TADATERU TAKAHASHI

1982年北海道札幌市生まれ・山形県育ち。上富良野町在住。陸上自衛隊勤務を経て、2019年自然写真家に転身。自衛隊時代に培ったスナイパー（狙撃手）の技能を生かし、自然の中に同化して野生動物を探し出す独自のスタイルでの撮影を得意とする。作品は小学館、チャイルド本社、フレーベル館等の児童書や雑誌、カレンダーなど掲載多数。富士フイルムアカデミーX講師。

©高橋忠照

髙橋忠照さんの作品、レビューはこちら

Review

動物にストレスを
与えることなく撮影可能

動物や鳥の瞳も検出するAF

猿の親子の写真を撮る際にも、オートフォーカスが親子双方の瞳を検出できたので、ファインダーを覗き、シャッターを切りながら心地良さを感じた。フォーカスモードをAF-Cに設定し、シングル、ゾーン、ワイド/トラッキングのいずれの選択が可能で、飛翔しているオジロワシや、猿たちがアクティブな動きをした際にも、ピント合わせが容易に行えた。

最大7段のボディ内手ブレ補正機能

何より感動したのは最大7段のボディ内手ブレ補正機能によって、同時発売の超望遠レンズ、XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WRを装着しても、手持ちで撮影できるということ。特に女性にとって、大きく重い機材は持ち運びが困難で撮影に集中できないケースがある。X-H2SとXF150-600mmの組み合わせは手ブレ補正の性能に加えてコンパクトで、これはネイチャー写真を撮影する女性たちにとって強い味方になってくれることを実感した。

動物写真家

中村惠美

EMI NAKAMURA

東京生まれ。初めて撮影に、フィールドへ出たのが、1998年の秋。ノルウェーのロフォーテン諸島にて、野生のシャチと出逢う。以降、野生動物や自然界に魅せられ、南極・亜南極・北極などの極地をはじめ、南米、熱帯雨林、無人島など国内外各地へ出かけ、地球と動物をテーマに現在フリーのカメラマンとして活動。動物雑誌などに写真と記事掲載をはじめ、国内各地で写真展や、スライドトークショーなどを実施。著書には、北極と南極の動物写真集「RING OF LIFE〜」。日本写真家協会会員。