X-T5

Photography First

X-Tシリーズの初代モデルX-T1は2014年FUJIFILM 創業80周年記念モデルとして発表されました。

この5代目となるX-T5は、Xシリーズの原点である「小型・軽量・高画質」に拘り、写真を最優先に設計された製品です。

洗練されたデザインをブラッシュアップすると同時に、進化した第五世代デバイスを搭載。圧倒的な高画質ながら小型・軽量なカメラへと原点回帰したX-T5が、あなたの撮影を更に自由にします。

X-T5

新世代センサーの細部まで
捉える圧倒的解像感。

©︎Shoichi Asaoka

©︎Nordica

©︎Haichun Ou

©︎Rinzi Ruiz

©︎Mr Whisper

40MP

第五世代「X-Tran CMOS 5 HR」センサーと「X-Processor 5」を搭載しXシリーズ史上最高画質を実現します。

X-TRANS CMOS 5 HS

裏面照射型
高解像4020万画素センサー

4020万画素の高画素化に加え、
画像処理のアルゴリズムを改善、S/Nレベルを落とすことなく
解像度の向上を実現した高解像センサーです。

X-TRANS CMOS 5 HS

X-Processor 5

現行機比約2倍の
高速処理を実現する
新開発プロセッサー

AI Processing

HEIF形式対応

低電力化

Feature 1

普遍的な
写真撮影の本質
ダイヤル
オペレーション

Feature 2

自由な撮影を
サポートする
3方向チルトLCD

Feature 3

機動性に優れた
557g
軽量コンパクト
ボディ

3ダイヤルオペレーション

カメラの軍艦部に、ISO感度/シャッタースピード/露出補正をコントロールする3つのダイヤルを搭載。多くのXFレンズに搭載する絞りリングと合わせ、電源を入れる前に露光に関する設定全てが確認/変更可能です。
確実な操作ができるのはもちろん、ファインダーを覗く前に設定をひと目で確認出来るため、いざ構えた際にフレーミングに集中いただけます。

IBIS7.0stops
EVF 0.8 x 3.69 million dots

軽量かつ高性能

5軸・最大7.0段のボディ内手ブレ補正機能や、ファインダー倍率0.8倍/369万ドットの高倍率EVFを搭載しつつ、従来機より小型/軽量化した557gのコンパクトボディを実現しました。ダイヤルやボタンの操作感を最適化したことで小型化と操作性の高さを両立、撮影のストレスをなくし、大切な瞬間を捉えるために撮影に集中できるよう配慮しています。

3方向チルトLCD

縦位置撮影やウエストレベル等、幅広い撮影シーンでより自由な撮影をサポートします。また、X-Tシリーズ伝統のセンターファインダースタイルにチルト液晶を採用することで、レンズ・カメラ・撮影者が光軸上で重なり、快適な静止画撮影が可能です。

LCD 1.84 million dots

FILM SIMULATION

80年以上にわたる研究と開発を通して、富士フイルムが培ってきた色再現技術を結集させた全19種類もの「フィルムシミュレーション」。トーン、ダイナミックレンジ、明瞭度、各種エフェクトなどの調整パラメーターとかけ合わせ、イメージ通りの仕上がりに撮影時から近づけることが可能です。

©︎Yonghui Wang

PROVIA / スタンダード

自然な色再現で幅広く活用できる標準的な階調と発色が特徴です。普段の撮影や見た目通りの自然な描写をお求めの際にご利用ください。

©︎Natthakit Chanthrasut

Velvia / ビビッド

メリハリのある階調と鮮やかな発色が特徴です。青空をより青く、夕焼けをより赤く、花の色をより鮮やかに表現したいときになどに最適です。

©︎VBAI

ASTIA / ソフト

肌色の自然な階調と発色を持ち人物の撮影に適しています。また、霧や雨の中などしっとりとした風景の描写にもご利用いただけます。

©︎Patina Photography

クラシッククローム

特定のフィルムではなく、グラフジャーナリズム全盛期の雑誌や、ドキュメントタッチの写真集に“印刷されたイメージ”を徹底的に見つめることから画質を設計しました。僅かに渋みを含んだ色彩とシリアスな階調。単なる事実を写した画像ではなく、撮影者の視座や思いが込められた写真へ。写真表現の領域を拡げます。

©︎Natthakit Chanthrasut

クラシックネガ

スナップ撮影などで愛用されてきたカラーネガフィルムをもとに画質設計を行ったモードで、高いコントラストによる立体感溢れる表現を可能とします。

©︎Natthakit Chanthrasut

ノスタルジックネガ

1970年代、カラー表現の可能性を世界に提起し、芸術として定着させた「ニューカラー」の代表作を想起させる色再現を特徴とします。独特の諧調表現がハイライト部を柔らかくアンバーに描写する一方で、シャドウ部はディテールを残したままノリの良い色味を実現し、叙情的に切り取ることが出来ます。

©︎VBAI

ACROS

超微粒子で知られる白黒フィルム「ACROS」の名を冠したフィルムシミュレーション。より滑らかな階調、引き締まった黒、美しい質感再現が特徴。一般的な白黒モードとは一線を画する超高画質な黒白写真表現が可能です。

©︎Yonghui Wang

ETERNA / シネマ

映画用撮影フィルム(ETERNA)を再現した動画撮影に適したフィルムシミュレーションです。落ち着いた発色と豊かなシャドウトーンが特徴です。

White Balance

White Balance Shift

フィルムシミュレーションに加え、ホワイトバランスでも色を調整することで、撮影する瞬間からよりイメージに近い色で被写体と捉えながら、撮影に挑むことができます。
オートWBは「AUTO」「 ホワイト優先」「 雰囲気優先」の3種類から設定可能。白熱電球下で「ホワイト優先」に設定した場合は、白色が再現されやすくなります。一方で「雰囲気優先」が設定されている場合は、より温かみのある雰囲気を残すことができます。
また、オートWB設定時も含め、ホワイトバランスシフト機能で色の微調整を行うことができます。

モード
ホワイト優先, AUTO, 雰囲気優先

カスタム
1~3まで登録可能

色温度(ケルビン値)選択
2500K~10000K

プリセット
晴れ、日陰、 蛍光灯1、 蛍光灯2、蛍光灯3、 電球、 水中

従来機種

オートホワイトバランス

新たにディープラーニング技術を活用し、オートホワイトバランスの性能を向上。 AIにより、オレンジがかった暖かみのある電球色を正確に識別し、より精度の高いホワイトバランスを実現します。

被写体検出AF設定

©︎Yonghui Wang

©︎Bert Stephani

©︎Thai Pham

ディープラーニング技術を用いて開発された被写体検出AF機能を搭載します。人物の顔や瞳、更に動物・鳥・車・バイク&自転車・飛行機・電車をAIで検出することが可能、ピントを合わせたまま狙った被写体を自動的に追尾するため、シャッターチャンスや構図に集中して撮影をお楽しみいただけます。

AFアルゴリズム改善

©︎Derrick Ong

X-T5は高画素化で位相差画素数も増加、高周波被写体へのAF-S合焦性能が向上しました。風景やポートレート等、AF-Sを使用することが多いシチュエーションで、より正確なピント合わせが可能になります。また、「X-H2S」で新規開発したAFの予測アルゴリズム改善も搭載、AF-C使用時も安定したフォーカシングが可能です。

160MP

©︎Krittanun Tantraporn

ピクセルシフトで魅せる、
1億6千万画素の世界。

ピクセルシフトマルチショットを搭載。ボディ内手ブレ補正機能を活用し、センサーを高精度にシフト/自動撮影を行うことで、1回のシャッターで20枚の画像を取得。専用ソフトウェア「Pixel Shift Combiner」を用いて取得した画像を処理することで、約1億6千万画素の超高解像な画像を生成できます。

全ての画素に赤・緑・青3つの色情報が揃うように高精度にイメージセンサーを動かし偽色を抑え込むことが可能。1.6億画素全てに正確な色情報が得られることで、リアルカラーで被写体を記録することができます。

1/180,000

©︎Yuting Sun

最速シャッタースピード
1/180,000

X-Trans CMOS 5 HR搭載により従来より高い精度で露光時間制御が可能に。電子シャッターの最速シャッタースピードを従来の1/32000秒から約2.5段分拡張、1/180000秒での撮影が可能になりました。晴天のビーチやゲレンデ等の非常に照り返しが強い環境下でも大口径レンズを開放で撮影できるようになる他、一瞬を切り取るような映像表現も可能になります。

ISO125

©︎Jakub Cejpek

ISO125常用感度化

改良された画素構造をもつX-Trans CMOS 5 HRは、より多くの光を効率的に取り込むことが可能に。従来は拡張感度であったISO125が常用感度として使用いただけます。

HEIF

©︎Dong Ran

HEIF形式対応

X-T5はHEIF形式に対応。HEIFは、データサイズはJPEGの70%ながら10bit・10億色の色情報を持つ圧縮効率の高いファイル形式です。撮って出しの画像をより高画質・高効率に保存可能です。

740 shots

最大撮影枚数UP

X-T5搭載のX-Processor 5の低電力化により、撮影可能枚数が前機種X-T4より約600→約740枚※と大幅に増加しました。長時間の撮影をサポートします。

  • ※エコノミーモード時

高い信頼性の
防塵防滴構造

カメラボディは56点のシーリングを施した防塵・防滴・耐低温構造。あらゆるシーンにX-T5を持ち出して使用いただけます。

6K / 30P

©︎Yonghui Wang

6.2K/30P
4:2:2 10bit 内部記録

X-T5は6.2K/30P 4:2:2 10bitのカメラ内カード記録に対応。豊富な色情報を残したまま、高精細な映像を記録可能です。

F-Log2搭載

F-Log2を搭載、13+stop※の広いダイナミックレンジを記録することが可能となりました。階調豊かな映像を記録することが可能となり、ポストプロダクションでの自由度が大きく向上します。

  • ※F-Log2時、FUJIFILM内部測定

HDMI経由
動画RAWデータ出力

X-T5ではHDMI経由で最大6.2K/29.97P 12bitの動画RAWデータ出力が可能です。ATOMOS社製HDMIフィールドモニター/レコーダーでApple ProRes RAW、Blackmagic Design Video Assist 12GでBlackmagic RAWとして記録することができます。

  • ※対応するレコーダーのファームウェアリリース時期についてはATOMOS社、Blackmagic Design社にお問合せください。

進化した操作性と
インターフェース

SDカード ダブルスロット

記録メディアはUHS-IIに対応のSDカードデュアルスロットを採用しました。

別売りアクセサリー
ハンドグリップ「MHG-XT5」

大口径レンズ装着時のホールディング性が大きく向上します。また、ハンドグリップを外すことなく電池やSDカードを交換可能。底部はアルカスイス互換のクイックシューを使用する際のプレートとしても使用できます。

製品名 FUJIFILM X-T5 ボディ
FUJIFILM X-T5 XF18-55mmレンズキット(X-T5 / XF18-55MMF2.8-4 R LM OIS)
希望小売価格 オープン価格
製品型番/JANコード F X-T5-B(ブラック)/45-47410-486421
F X-T5-S(シルバー)/45-47410-486438
F X-T5LK-1855-B(ブラック)/45-47410-486742
F X-T5LK-1855-S(シルバー)/45-47410-486759
発売日 2022年11月25日(金)
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