選べる画像サイズとフォーマット

非圧縮/ロスレス圧縮RAW保存、画像サイズ、アスペクト、圧縮率から選べるJPEG保存など様々なフォーマットと画質で記録が可能。 カメラ内RAW現像では8bitまたは10bit出力画像を16bit TIFFへの現像・保存も可能。 また、マウントアダプターなど35mmフォーマット用レンズを使用する時には、35mmフォーマットモードを使用すると、 中央部36.0mm×24.0mm(31MP)のみをJPEGおよびTIFF(カメラ内RAW現像)で記録することもできる。

フィルムシミュレーション

80年以上にわたる研究と開発を通して、富士フイルムが培ってきた色再現技術を結集させた全19種類もの「フィルムシミュレーション」。トーン、ダイナミックレンジ、明瞭度、各種エフェクトなどの調整パラメーターとかけ合わせれば、イメージ通りの仕上がりに撮影時から近づけることも可能。

PROVIA/スタンダード

PROVIA/スタンダード

Velvia/ビビッド

Velvia/ビビッド

ASTIA/ソフト

ASTIA/ソフト

クラシッククローム

クラシッククローム

PRO Neg. Hi

PRO Neg. Hi

PRO Neg. Std

PRO Neg. Std

クラシックネガ

クラシックネガ

ノスタルジックネガ

ノスタルジックネガ

ETERNA/シネマ

ETERNA/シネマ

ETERNA ブリーチバイパス

ETERNA ブリーチバイパス

ACROS

ACROS

モノクロ

モノクロ

セピア

セピア

©︎Xiaoyi Zhang

PROVIA/スタンダード
自然な色再現で幅広く活用できる標準的な階調と発色が特徴です。普段の撮影や見た目通りの自然な描写をお求めの際にご利用ください。
Velvia/ビビッド
メリハリのある階調と鮮やかな発色が特徴です。例えば、青空をより青く、夕焼けをより赤く、花の色をより鮮やかに表現したいときになどに最適です。
ASTIA/ソフト
肌色の自然な階調と発色を持ち人物の撮影に適しています。また、霧や雨の中などしっとりとした風景の描写にもご利用いただけます。
クラシッククローム
特定のフィルムではなく、グラフジャーナリズム全盛期の雑誌や、ドキュメントタッチの写真集に“印刷されたイメージ”を徹底的に見つめることから画質を設計しました。僅かに渋みを含んだ色彩とシリアスな階調。単なる事実を写した画像ではなく、撮影者の視座や思いが込められた写真へ。写真表現の領域を拡げます。
PRO Neg. Hi
スタジオ撮影にも対応する、ポートレートに適した“プロ用カラー ネガフィルム”モードです。メリハリ感のある階調でやや鮮やかな色彩。ポートレート撮影のほか、コマーシャルフォトや建築写真などにも最適です。
PRO Neg. Std
スタジオ撮影にも対応する、ポートレートに適した“プロ用カラー ネガフィルム”モードです。柔らかな階調でキメの細かい肌色の描写。スタジオポートレート向き。
クラシックネガ
スナップ撮影などで愛用されてきたカラーネガフィルムをもとに画質設計を行ったモードで、高いコントラストによる立体感溢れる表現を可能とします。
ノスタルジックネガ
1970年代、カラー表現の可能性を世界に提起し、芸術として定着させた「ニューカラー」の代表作を想起させる色再現を特徴とします。独特の諧調表現がハイライト部を柔らかくアンバーに描写する一方で、シャドウ部はディテールを残したままノリの良い色味を実現し、叙情的に切り取ることが出来ます。
ETERNA/シネマ
映画用撮影フィルム(ETERNA)を再現した動画撮影に適したフィルムシミュレーションです。落ち着いた発色と豊かなシャドウトーンが特徴です。
ETERNA ブリーチバイパス
彩度は低く抑えられつつもコントラストのある仕上がりの絵は、フィルム時代から多くの写真家や映像作家に支持されていた”銀残し”のフィルム現像技法を再現。表現の選択肢を更に広げます。画質設定の「ハイライトトーン」と「シャドウトーン」をプラス側に、「カラー」をマイナス側に設定すると、銀を多く残したような風合いを再現できます。
ACROS
超微粒子で知られる白黒フィルム「ACROS」の名を冠したフィルムシミュレーション。より滑らかな階調、引き締まった黒、美しい質感再現が特徴。一般的な白黒モードとは一線を画する超高画質な黒白写真表現が可能です。
モノクロ
モノクロ写真のモードです。通常のモノクロに加えて、コントラストを高める「イエロー(Ye)フィルター」「レッド(R)フィルター」、緑色を明るく・赤色を濃く表現する「グリーン(G)フィルター」を使ったように表現意図に合わせた画質調整が可能です。
SEPIA
ウォーム調のセピアカラーにするモード。 レトロな被写体をノスタルジックに演出。

各種エフェクト

フィルム写真が持つ粒状感を再現する「グレイン・エフェクト」、彩度が高く階調が出にくい被写体に深みのある階調表現を加える「カラークローム・エフェクト」、ポートレート撮影に最適な肌のなめらかさを表現する「スムーススキン・エフェクト」、モノクロで撮影時にキーカラーを選択できる「モノクローム カラー」が搭載されています。

スムーススキンエフェクト

  • なし

ポートレート撮影に最適な肌のなめらかさを表現できます。

カラークロームエフェクト

  • OFF

作品に深みと奥行き、自然な鮮やかさを加えることができます。赤、黄、緑など彩度が高く、階調が出にくい部分に深みを加えられる「カラークロームエフェクト」と、青に特化した「カラークローム ブルー」がそれぞれOFFを含めた3段階で設定することができます。

ホワイトバランス

  • 2500k

    ©Pål Laukli

  • White Balance Shift

オートWB設定時も含め、微調整を行うことができます。オートWBは「AUTO」「 ホワイト優先」「 雰囲気優先」の3種類から設定可能。白熱電球下で「ホワイト優先」に設定した場合は、白色が再現されやすくなります。一方で「雰囲気優先」が設定されている場合は、より温かみのある雰囲気を残すことができます。フィルムシミュレーションに加え、ホワイトバランスでも色を調整することで、撮影する瞬間からよりイメージに近い色で被写体と捉えながら、撮影に挑むことができます。

モード
シーン自動認識オート、色温度設定 2500K~10000K
カスタム
1~3まで登録可能
プリセット
晴れ、日陰、 昼光色蛍光灯、 昼白色蛍光灯、白色蛍光灯、 電球、 水中

White Balance Shift

明瞭度

  • -5

  • +5

階調を保持したまま印象を11段階コントロールできます。明瞭度を調整することで、シャキッとしたメリハリのある描写やふんわりと柔らかい印象の描写が得られます。

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