対角55mmのラージフォーマットCMOSセンサー、写真、映像のプロから支持されてきたフジノンレンズの光学技術を駆使したGマウントレンズ、センサーから読み出された膨大な情報を高速処理、最適化する画像処理エンジンの組み合わせにより、「GFX」はあらゆるジャンルでの撮影で最高レベルの写真を提供する。
GFX50S IIに搭載されている対角55mmの5140万画素イメージセンサーは、カスタマイズが施された専用設計。
より正確に光を描き分ける為、マイクロレンズの形状に工夫を加えることで光の分解能を改善。メリハリのあるシャープな描写をソフトウェア側の輪郭強調処理なしで実現している。また、5000万画素のフルサイズ機と比較して約1.7倍の受光面積を誇る大きなピクセルには、集めた光をより多く電子に変換して画像化できるよう製造工程において特殊なプロセスをさらに追加。ノイズを抑え、広大なダイナミックレンジを実現している。
ソフトウェア処理に頼らない為、質の高いRAWデータの生成を可能にし、撮影後にクリエーターが思いのままに調整を加えても画像劣化を極限まで抑えられる。
フォーマットサイズ比較
高画素のイメージセンサーから読み出されたデータを高速処理・最適化する画像処理エンジンは、富士フイルム最新のプロセッサーである「X-Processor 4」。 カラークロームエフェクトなど、富士フイルムの多種多様な画像処理技術を加えながら、5140万画素のGFXでも今まで以上のリズム・感覚で撮影することができる。 また「ノスタルジックネガ」を含め、富士フイルム独自の色再現・階調再現である全19種類ものフィルムシミュレーションを使った撮影も楽しむことができる。
*メカニカルシャッター時
ミラーレスシステムのメリットを最大限に活かした短いフランジバックはボディの小型化だけでなく、レンズの小型化・高性能化・高速化を実現した。GFX用に開発されたGマウントレンズは、全て1億画素以上のセンサーに対応する描写性能を発揮。ズームレンズを含めたすべてのGマウントレンズで、GFX50S IIの描写性能のポテンシャルを最大限引き出すことが可能。
ラージフォーマットのカメラに期待されている超高解像を実現すべく、対角55mmのイメージセンサーに5140万もの画素を配置。Gマウントレンズによってセンサー面に導かれた質の高い情報は、センサーのマイクロレンズに施されたカスタマイズによってさらにピクセル一つひとつに精確に届けられる。
5000万画素以上の高画素機にも関わらず、対角55mmのラージフォーマットセンサーによって5.3μmの画素ピッチを確保。フルサイズの5000万画素イメージセンサーよりも約1.7倍の受光面積を各ピクセルで持つ。さらに、製造時に特殊プロセスを追加したことで、より多くの情報を各ピクセルで蓄えられるようになり、ノイズが抑えられ、尚且つ広大なダイナミックレンジを実現。
極薄のピント面ととろけるようなボケ味。撮影者が意図する一点に視線を集めるボケを活かした表現は、ラージフォーマットのカメラを使う醍醐味。フルサイズ(35mmフォーマット)のカメラと焦点距離を合わせれば、より多くの周辺情報を画角に取り込んだ上で被写体を際立たせることができ、換算距離で揃えればよりなめらかに、とろけるようなボケが得られる。GF80mmF1.7や、多くのGFXユーザーに愛用されているGF110mmF2と組み合わせれば、明るい開放F値と焦点距離の相乗効果により、ボケを活かした表現で目の前に広がる景色を撮影者の思い通りに切り取ることができる。