4K動画撮影・10bit階調表現



写真だけでなく動画でも大型フォーマットのポテンシャルを発揮するGFX100Sでは、 最新センサーと「X-Proccessor 4」 の組合せにより4K/30Pに対応しています。 一般的なシネマカメラよりも大型となるGFX100Sのセンサーフォーマットが、 浅い被写界深度や10bit出力の階調再現性、高感度を実現。 より高精細な質感に加え、そのフォーマットの大きさによる立体感、空気感など凝縮された映像表現を可能とします。 また富士フイルムのシネマフィルムを再現した「ETERNA」をはじめ、すべてのフィルムシミュレーションにも対応しています。 デジタルシネマアスペクト(17:9)やH.265/H.264の圧縮コーデックにも対応し、最大ビットレートも400Mbpsまで選択可能です。

  1. コーデック、ビットレートは外部レコーダーによって変わります。
  2. フレームレート以下のシャッタースピードは選択できません。

動画記録フォーマット

大サイズCMOSセンサーのGFX100Sはその魅力を動画でも発揮します。 撮像面幅全体を16:9/17:9画角の4K・デジタルシネマフォーマット(DCI)で撮影可能。 ラージフォーマットセンサー対応のシネマカメラよりも大きな面積で撮影ができ、 大型センサーのみが実現できる様々な映像表現をGFレンズやアダプターを使用して高解像4K映像として残すことができます。

F-Log/HLG サポート

広いダイナミックレンジのガンマカーブをもつF‐Log(エフログ)での収録、また国際標準規格(ITU-R BT.2100)のひとつであるHLG(ハイブリッドログガンマ)方式での動画撮影機能も搭載しています。 10bitのビット深度が表現する色情報との組み合わせで、明暗差の大きいシーンや彩度が高い被写体においてリアリティのある高品位な映像を記録できます。

HDMI・SDカードへの同時出力

高速画像処理エンジン「X-Proccessor 4」が凝縮された映像データの読み出し、出力を実現します。HDMI経由では4K/30P 4:2:2 10bit、SDカードへの記録には最大400Mbps*1で4K/30P 4:2:0 10bitの出力(H.265/HEVC選択時)が可能です。 All-Intra*2 /Long-GOPなども選択可能。 プロセッサーの処理能力の向上により、撮影時にカメラ本体の液晶画面だけでなく外部モニターでの同時映像確認、またレコーダーへの非圧縮データをそのまま記録することもできます。

  1. 4K/29.97P、25P、24P、23.98Pで使用可能です。400Mbpsで収録する場合はビデオスピードクラス60以上のSDカードをご使用ください。
  2. All Intraは、DCI4K/4K 29.97p/25p/24p/23.98p 400Mbps Full HD(2048×1080) / Full HD(1920×1080) 59.94p/50p/29.97p/25p/24p/23.98p 200Mbpsの設定で記録可能です。

動画RAWデータ出力

ATOMOS社製HDMIフィールドモニター/レコーダー NINJA Vへ動画RAWデータの出力が可能となりました。記録フォーマットはApple ProRes RAWで、カメラ内で現像処理されていない豊富な情報を用いた、本格的な映像制作が可能となります。

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