新機能、
ピクセルシフトマルチショット

葛飾北斎/「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」/すみだ北斎美術館蔵

4億画素の画像を偽色無しに
ワンストップで生成

新機能、ピクセルシフトマルチショットでは、ボディ内手ブレ補正機機能を高度に制御し、センサーの位置を0.5画素ずつずらしながら16枚のRAWファイル撮影を行います。専用ソフトウエア「Pixel Shift Combiner」で16枚のRAWファイルをDigital Negative (DNG) RAWファイルに合成処理をする事で比類無き約4億画素の超高精細な画像を生成する事ができます。高画素化により圧倒的な諧調表現・立体感を生みだし、隅々まで高精度に捉える事が可能になります。従来では細部まで捉えきることが難しかった絵画や遺跡などの大きな被写体なども隅々まで精緻に写し取ることが出来ます。

専用ソフトウエア「FUJIFILM Pixel Shift Combiner」

偽色0のリアルカラーを実現

通常の静止画撮影では各画素ごとに赤・緑・青のうち1つの色情報しか得られず、残り2つの色情報を補完しなければならないために、特に高周波な被写体で偽色が発生する傾向にありました。「ピクセルシフトマルチショット」では全ての画素に赤・緑・青3つの色情報が揃うように高精度にイメージセンサーを動かすため、偽色を完全に抑え込むことができます。また、4億画素全てにおいて正確な色情報が得られることで、リアルカラーで被写体を記録することができます。美術品、文化財、遺跡等などの極めて細部の色・質感・雰囲気まで偽色もなく、忠実に再現することができ、アーカイブ分野での撮影に適しています。

ピクセルシフトが魅せる4億画素の世界

左のマークをクリックするとその部分の拡大画像がみられます。

すみだ北斎美術館

浮世絵師、葛飾北斎が約90年の生涯のほとんどを過ごした墨田区に誕生した美術館。建築家妹島和世氏の設計による、近代的ながらも街に溶け込むデザインの建築、タッチパネルや4Kの高精細モニターなどを使用したAURORA(常設展示室)や幅広いテーマで開催する企画展など、様々な角度から地域と北斎の魅力を伝える。

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西本願寺

文永9年(1272年)に親鸞の廟堂として建立されるも、幾多の迫害や合戦により場所を転々とし、現在の地に移る。境内には桃山文化を代表する建造物や庭園が数多く残されており、1994年に国の史跡に指定され、同年12月にユネスコの世界文化遺産に登録されている。

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●協力:すみだ北斎美術館  ●協力:西本願寺 白書院〈国宝〉

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