
Patrice Michellon
パリ在住。2012年からXシリーズのカメラを使う。ポートレート撮影をはじめとして、光と強いコントラストが彼の作品では重要である。X100シリーズで撮った作品でビジュアルエッセーやストーリーを伝える国際的集団「X100C」の創立メンバー。
FUJIFILM X100TとX-T1を手に持った時本当に驚かされた。DSLRの機材をすべて処分した。今一度、時間をかけて撮影してみたらどうだろう?構図を考え、周辺の感情や雰囲気を捉えたとしたら?この小さなカメラボディとWCL-X100とTCL-X100のおかげで画質に妥協することなくどこにでも持ち歩ける軽いシステムができた。自分自身の創造性だけが限界である。スタジオポートレートと風景撮影のときはX-T1とFUJINONレンズも使う。とくに16-55mmのズームはファンタスティック。ダイナミックなセンサーと兼ね合わせて信じられないくらいのディテールまで描ける。それとEVFとマニュアル操作はリアルタイムで仕上がる作品が確認できる。ワークフローもスピードアップされたし、メニュー画面の操作という無駄な時間がなくなった。