2021.06.23

「FUJIFILM X-S10」の最新ファームウエアバージョン2.00を発表

2021日年6月23日
富士フイルム株式会社

お客さま各位

富士フイルム株式会社(社長:助野 健児)は、「FUJIFILM X-S10」(以下、「X-S10」)の最新ファームウエアを2021年6月末から無償提供する予定です。
  今回のファームウエアは、「Xシリーズ」をご使用いただいているお客さまからの機能追加、操作性向上に関するご要望を反映させたものです。富士フイルムは、今後もデジタルカメラを長く、安心してお使いいただけるよう、お客さまのご要望を積極的に取り入れながら、 継続的に性能向上を図っていきます。

「FUJIFILM X-S10」(ファームウエアバージョンVer.2.00)
〜テザー撮影・ジンバルからのコントロールに対応可能に〜

1. 新たにテザー撮影に対応

お手持ちのパソコンに「Capture One」*1・「Tether Shooting Plug-in for Adobe® Photoshop® Lightroom®」・「FUJIFILM X Acquire」のいずれかをインストールし、「X-S10」を接続することでテザー撮影機能がご利用可能になりました。テザー撮影機能はUSBケーブル接続だけでなくワイヤレスネットワーク(Wi-Fi)接続経由でもご利用いただけます。
*1 「Capture One」の対応状況はCapture One社のホームページをご覧下さい。

2. USB通信による動画撮影の制御がジンバルから可能に

「X-S10」と、「X-S10」の本機能に対応したジンバルを組み合わせることで、動画撮影の開始・終了、動画撮影の露出条件(シャッタースピード、絞り、ISO感度、露出補正)の設定、マニュアルフォーカスのピント調整が制御可能になりました。Guilin Zhishen Information Technology Co., Ltd (ZHIYUN)が対応製品の提供を表明しております。

3. 機能別ロックが可能に

セットアップメニューの操作ボタン・ダイヤル設定にロックが追加されました。ボタン・ダイヤルを個別にロックする「機能別ロック」機能がご利用可能になりました。ダイヤルやボタンの誤操作を防止できます。