X-Pro2登場

  • © David Alan Harvey

    © David Alan Harvey

  • © Eric Bouvet

    © Eric Bouvet

  • © Jeff Carter

    © Jeff Carter

  • © Megan Lewis

    © Megan Lewis

2012年、Xマウントシステムの初号機“X-Pro1”が発表されました。
既存のあらゆるフォーマットの呪縛を離れ、フル新規で設計できるというアドバンテージを最大限に活かしたXマウントは、発表直後より数多くの評価を頂きました。
しかし、初号機ゆえの未成熟さや、システムの不整備もあったのも事実でした。
Photographer達より「あまりにも勝手が悪い。何度投げ捨てようかと思ったことか?」
という非難も頂戴しました。でも同時にこんな温かい言葉も添えられていたものでした。
「なのに、何とも抗しがたい魅力があるんだ。それが何度も自分を思いとどまらせる」
それが、この新しいシステムの完成度を高め、報いたいという動機になりました。
X-Pro1は、発売以来何度となくファームウェアアップデートを行い、最終的にはVer3.50を公開しています。そして、X-Pro1を経て得られたフィードバックをもとに開発されたX-Eシリーズや、X-Tシリーズなどの評価もあり、いまや“投げ棄てようかと思った”という声は、 過去のものになっています。
先駆者としてのX-Pro1の役割はほぼ達成されたのですが、それがX-Proシリーズの完了という意味ではありません。
今回の写真展に出展しているZack Arias氏は、「私がX-T1を使っているのは、X-Pro2がまだ出てないからだよ」という言葉をFUJIFILMに提出しています。
そうです、X-T1はX-Pro1の発展形ではありませんし、代替機種でもありません。
X-Proでなければ撮れない被写体があり、シーンがあり、スタイルがあるのです。
もちろんX-Pro2は、この4年間の蓄積・進化の全てが搭載されています。
特徴はそのままに、弱点はなくなりました。
X-Proシリーズの真価を、カメラファンが知るのは今このときかもしれません。

イベントタイトル
X-Pro2登場
出展写真家
David Alan Harvey (USA)、Dave Kai Piper (UK)、Eric Bouvet (France)、Jeff Carter (UK)、Luca Bracali (Italy)、Megan Lewis (Australia)、Rommel Bundalian (Philippines)、Zack Arias (USA) ※五十音順、敬称略
開催日時
2016年2月19日(金)- 2016年3月17日(木)
開館時間
10:00 - 19:00 (入館は18:50まで)、無休(年末年始除く)
開催場所
富士フイルム 東京ミッドタウン本社1階 フジフイルムスクエア内

お問い合わせ
E-mail: [email protected]
Tel : 03-6271-3782 受付時間 10:00 - 18:00(年末年始除く)

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