世の中には数多くの“良い”レンズがあると思いますが、その条件の一つは“撮りたくなる”なにかがあるレンズでしょう。先般発売された“XF16mmF1.4 R WR”と“XF90mmF2 R LM WR”の2本は、その条件を備えたレンズと言えるかもしれません。
なにしろFUJIFILMが、開発ロードマップにてこの2本を発表するや否や、
“あのレンズは、是非俺に撮らせてくれ。いつなら使えるんだ?”
“今手がけているプロジェクトに是非持って行きたいんだけれど”
“実はもうあるんだろう?ベータ版でもいいんだ。頼む貸してくれ”
などなど、熱い熱いラブコールが世界中のX-Photographersから、FUJIFILMの販促担当者・商品企画担当者に寄せられたのですから。しかし、“撮りたくなる”レンズは、“撮ってみたら満足した”レンズでは不十分です。“撮りつづけていたくなる”レンズにならなければ本物とは言えません。どうやら、今のところこの2本を使ったX-Photographers達は、手放すことをこれっぽっちも考えていないようです。