AF-C時の動体追従性能をより高精度にするため 、AF-Cアルゴリズムを大幅に改良。被写体の動きに合わせて「被写体保持特性」「速度変化特性」「ゾーンエリア特性」の3要素を細かく設定することができるようになりました。「AF-Cカスタム設定」の5つのプリセットも、この3要素の組み合わせから成り立っています。
X-T1※とX-T10より始動した新AFシステムは、従来の高速かつ高精度な「シングルポイント」に加え、より広いエリアで動いている被写体の決定的瞬間を捉える「ゾーン」「ワイド/トラッキング」を新設することで、動体撮影性能が大幅に進化しています。「ゾーン」は77点のAFエリアから任意の位置で大きさの異なる3種類からゾーンエリアを選択可能。AF-Cとの組み合わせにより、ゾーン中央で捉えた被写体を追従し続けます。「ワイド/トラッキング」は77点のAFエリアからカメラが自動で判別し、ピントが合ったエリアを表示する「ワイド」(AF-S時)に加え、フォーカスエリアで捉えた被写体を77点の全エリアで追尾し続ける「トラッキング」(AF-C時)を設定可能。上下左右に動いている被写体やカメラに近づいたり遠ざかったりする被写体でもピントを合わせ続けることが可能です。動きを捉える撮影がより快適になったAFシステムが、撮影フィールドを格段に拡げます。
※ボディがファームウェアVer.4.00以降に更新されている必要があります。

ファインダーでの撮影をより快適にする、こだわりのユーザーインターフェース。残り撮影枚数、撮影モード、シャッタースピード、F値、露出補正、ISO感度など、最も使用頻度の高い表示は全てライブビューの外側に配置。表示する情報は選択することができ、ライブビューをクリアに見渡しながら、動いている被写体やAFフレームはもちろん、画面全体のフレーミングにも集中できます。
フォーカスエリア設定画面は、選択しているAFモードにより、それぞれのAFエリアを表示。位相差画素が埋め込まれた中央(☐)のエリアは高速位相差AFによる「インテリジェントハイブリッドAF」が有効となるエリアです。フォーカスエリアの位置、AFフレームの大きさ、AF-C時の追従スタートポイントなども、AFモードによって変更できます。

| X-T1※ / X-E2※ / X-T10 / X70 | |
| シングルポイント | 49点 |
|---|---|
| ゾーン | 77点より 3×3,5×3,5×5 |

| X-Pro2 / X-T2 | |
| シングルポイント | 77点/273点 |
|---|---|
| ゾーン | 77点より 3×3,5×5,7×7 |
※ボディがファームウェアVer.4.00以降に更新されている必要があります。
AF-C時の動体追従性能をより高精度にするため 、AF-Cアルゴリズムを大幅に改良。被写体の動きに合わせて「被写体保持特性」「速度変化特性」「ゾーンエリア特性」の3要素を細かく設定することができるようになりました。「AF-Cカスタム設定」の5つのプリセットも、この3要素の組み合わせから成り立っています。

被写体保持特性
捕捉した被写体が遮蔽物の陰に隠れたりフレームアウトした場合や、距離差のある被写体以外のものが入ってきた場合、すぐに他の被写体にピントを切り替えるか、ピントを保持し続け再出現を待つかを設定。「0」に設定した場合は即時切り換えとなり、「4」に近づけるほど長時間ピントを保持し続けます。

速度変化特性
被写体の速度変化に対する追従性を設定する項目です。「0(等速)」に設定すると速度変化を考慮しない予測結果となり、「2(変速)」に設定をすると速度変化を考慮した予測結果を算出し加減速に強くなります。

ゾーンエリア特性
ゾーンAF選択時のみ有効な設定で、ゾーンエリア内のどのエリアを優先してピントを決定するかというAF特性を設定できます。「中央」にすると画面中央にピントを合わせ続け、「手前」にすると被写体が移動したときには手前の被写体にピントを切り替え、「オート」にすると最初に捉えた被写体を捕捉し続けます。
※X-T2のみ対応。
AF-C設定時にピントの追従性を設定できる「AF-Cカスタム設定」では、被写体の動きに合わせたAF設定を5つのプリセットから選ぶことができます。「SET 2 障害物に強い」「SET 3 加速減速に強い」「SET 4 急出現に強い」「SET 5 激しい動きに強い」など、被写体の動き方に近いプリセットを感覚的に選ぶだけで最適なパラメータ設定となり、動きのある被写体の捕捉がより高精度になります。また、「被写体保持特性」「速度変化特性 」「ゾーンエリア特性 」の3要素を好みで設定し、「 SET 6 カスタム」に登録することも可能です。

動きのある被写体全般に適応する標準的な設定で、AF-Cカスタム設定を変更していない場合に選択されています。従来機のAF-C設定に近いプリセットです。

フォーカスエリアから被写体が外れてしまったり、障害物がフォーカスエリア内に横切るなど、フォーカスエリアに被写体以外のものが入りやすいシーンに適しています。

急激な加速・減速など、被写体の速度変化が大きなシーンでの使用に最適な設定。高速AFが可能なリニアモーター駆動のレンズの使用で大きな効果を発揮します。

フォーカスエリア内に入ってきたものに対して即座にピントを合わせようとする設定で、画面の手前を最優先します。急激に画面に出現する被写体に強さを発揮します。

被写体の速度変化が大きく、さらに上下左右にも動いてフォーカスエリアから外れやすいシーンに適している設定です。フィールドスポーツの撮影などに適しています。

「被写体保持特性」「速度変化特性」「ゾーンエリア特性」の3要素を好みで設定し、登録することが可能。動きの特性に合わせた最適なプリセットを作ることができます。
※X-T2のみ対応