FUJIFILM X RAW STUDIO

特長

「FUJIFILM X RAW STUDIO」は、これまでの RAW 現像ソフトウエアとまったく異なる、新しい RAW 現像ソフトウエアです。

  • 現像が撮影と同等の短時間で完了するため、大量RAWデータのバッチ処理も苦になりません。
  • カメラの画像処理エンジンを使用するため、現像時間がコンピューターの処理能力の影響を受けません。
  • カメラで撮影する際と完全に一致した高品質な画質 (階調、色再現、ノイズリダクション等)が得られます。

対応システム

 X RAW STUDIO 対応カメラ
 FUJIFILM GFX 50S  Ver.2.00以降
 FUJIFILM X-T2  Ver.3.00以降
 FUJIFILM X-Pro2  Ver.4.00以降*1
 FUJIFILM X100F  Ver.2.00以降*1

*1:FUJIFILM X-Pro2、 X100FのX RAW STUDIO対応ファームエアは、2017/12に提供予定です。

対応OS

 X RAW STUDIO 対応OS
 Mac  Mac OS X 10.10.5、10.11.6、macOS 10.12.6、macOS High Sierra
 PC Windows 7 SP1、8.1、10*2

*2:Windowsには、2018/2 に対応予定です。

FUJIFILM X RAW STUDIO では、接続しているカメラと同一機種で撮影したRAWデータのみが現像可能です。

入手とインストール

「FUJIFILM X RAW STUDIO」は、富士フイルムのウエブサイトから無償で入手可能です。

1. ご使用のOSに応じて、FUJIFILM X RAW STUDIOのダウンロードページにアクセスします。

2. FUJIFILM X RAW STUDIO をダウンロードしてください。

3. ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてください (もしくは開いてください)。

  • macOS / Mac OS X の場合

    表示された Finder ウィンドウで FUJIFILM X RAW STUDIO.app のアイコンをアプリケーションフォルダにドロップします。
  • Windows の場合
    Windows用ソフトウエアは 2018/2 に提供開始予定です

4. (macOS / Mac OS X の場合)FUJIFILM X RAW STUDIO が起動できるように設定する。

macOS / Mac OS Xの場合、Gatekeeper の機能により、Apple Store 以外から入手したソフトウエアが起動出来ない場合があります。以下 macOS High Sierra の場合を参考に、起動できるように設定してください。

  1. アプリケーションフォルダにインストールされた FUJIFILM X RAW STUDIO のアイコンから、ソフトウエアを起動します。


  2. 開発元が確認出来ない旨の「OK」ボタンだけのメッセージが出るので 「OK」ボタンを押して閉じます。
  3. macOS の「システム環境設定」から「セキュリティとプライバシー」を起動します。


  4. FUJIFILM X RAW STUDIO を開くためのボタンが追加されていますので、これをクリックします。
  5. 「開く」ボタンが付いた確認ダイアログが表示されますので、「開く」をクリックします。

使い方ガイド1
-RAW現像の準備とソフトウエアの起動、終了

<RAW現像の準備>
1. カメラを USB RAW 現像のモードに設定します。

カメラの使用説明書、もしくは New Feature Guideに従って、セットアップメニューから、「USB RAW 現像」の接続モードに設定してください。

※上図はFUJIFILM X-T2、FUJIFILM GFX 50S の場合のメニュー例です。設定方法は機種によって異なりますので、カメラの使用説明書、もしくは New Feature Guide をご参照ください。

2. MacもしくはPCとカメラをUSBケーブルで接続します。

お使いのMacもしくはPCとカメラをUSBケーブルで接続します。お使いのMacもしくはPC、およびカメラがUSB3.0に対応している場合は、USB3.0 ケーブルで接続することをお勧めいたします。RAW変換処理が高速になり、快適にご使用いただけます。

3. カメラの電源を ON にします。

カメラの電源をONにします。 カメラの背面LCDが消灯し、LED が緑色に点滅している事を確認します。

カメラをUSBケーブルで接続している間は、X RAW STUDIOを使用しない状態でも、カメラの自動電源 OFF 機能は有効になりません。カメラの電池消耗に注意し、ご使用にならない時はカメラの電源スイッチを OFF にしてください。
* FUJIFILM X-T2、およびX100Fは、USBバスの給電により駆動が補助されます。

 

<ソフトウエアの起動>
1. ソフトウエアを起動します。

FUJIFILM X RAW STUDIO のアイコンから、ソフトウエアを起動します。

FUJIFILM X RAW STUDIO とカメラが接続すると、カメラのLEDが橙色-緑色の点滅に変わり、ウィンドウの左上にカメラ名が表示されます(FUJIFILM GFX 50S Ver. 2.00、FUJIFILM X-T2 Ver. 3.00 ではLEDの点滅は緑色のままです)。カメラの LED が橙色-緑色の点滅中は、カメラが使用されている事を示します。

<終了>
1. ソフトウエアを終了します。

(Mac)「FUJIFILM X RAW STUDIO」 メニューから「FUJIFILM X RAW STUDIO を終了」を選択します。
(Windows)「ファイル」メニューから「終了」を選択します。

2. カメラのLEDが緑色点滅になっている事を確認し、電源を OFF、USB ケーブルを取り外します。

使い方ガイド2 -基本操作

<メイン画面各部名称>

① 接続カメラ表示
② カメラバッテリー残量表示
③ ソース画像フォルダ選択ペイン
④ ヒストグラム表示
⑤ 画像情報ペイン
⑥ サムネイルフィルター選択ペイン
⑦ サムネイル一覧表示
⑧ ツールバー
⑨ プレビュー表示ペイン
⑩ プロファイルペイン
⑪ 画質調整ペイン
⑫ RAW現像ボタン

<ツールバー各部の名称>

⑬ シングル画面 表示
⑭ 補正前 / 補正後 表示
⑮ ズーム選択
⑯ ピクセル等倍表示
⑰ 全画角表示
⑱ ズームインツール
⑲ ズームアウトツール
⑳ ハンドツール

<サムネイルフィルタ選択ペイン各部の名称>

㉑ ファイル形式フィルター選択

 : サムネイル一覧表示に現像結果の JPEG / TIFF 形式ファイルも表示する状態
 : サムネイル一覧表示に現像結果の JPEG / TIFF 形式ファイルを表示しない状態


㉒ カメラ機種フィルター選択

 : RAW現像可能なカメラ機種以外で撮影した画像も含め全て表示する状態
 : RAW現像可能なカメラ機種で撮影した画像のみを表示する状態


㉓ 表示順選択

 : サムネイル一覧表示をファイル名の昇順に表示します
 : サムネイル一覧表示をファイル名の降順に表示します
 : サムネイル一覧表示をファイルサイズの昇順に表示します
 : サムネイル一覧表示をファイルサイズの降順に表示します
 : サムネイル一覧表示をファイル形式の昇順に表示します
 : サムネイル一覧表示をファイル形式の降順に表示します
 : サムネイル一覧表示をタイムスタンプの昇順に表示します
 : サムネイル一覧表示をタイムスタンプの降順に表示します

<RAW現像>
1. 接続カメラ表示に現像したいRAWファイルを撮影したカメラと同一機種のカメラが接続されていることを確認します。

2. ソース画像フォルダ選択ペインで、現像するRAWファイルが保存されているフォルダを指定します。

現像する RAW データはあらかじめコンピューター上のハードディスクや SSD に保存しておく必要があります。

3. サムネイル一覧表示で、現像するRAWファイルを指定します。

サムネイル一覧表示でRAWファイルを指定します。
指定したRAWファイルの上にカラーバーが表示され、プレビュー表示ペインに現像設定に従った現像画像が表示されます。

4. 画質調整ペインで現像設定を調整します。

プレビュー表示ペインの画像を確認しながら、画質調整ペインで現像設定を調整してください。
調整した現像設定(プロファイル)は、RAWファイルと同じフォルダに自動で保存され、サムネイル一覧表示に * マークが表示される事で、現像設定(プロファイル)が変更されていることを示します。

5. 現像したいRAWデータを選択し、現像します。

サムネイル一覧表示で現像したいRAW データを選択し(複数選択する事も可能です。選択したRAWデータは枠が明るい灰色で表示されます。)、「現像する」ボタンを押すと現像処理を開始します。

現像された画像は、元のRAWデータと同じフォルダに保存されます。
※ FUJIFILM X RAW STUDIO では、接続しているカメラと同一機種で撮影したRAWファイルのみが現像可能です。
※ カメラは電池により駆動されます。現像中は画面左上のカメラバッテリー残量表示に注意してご使用ください。なお、FUJIFILM X-T2、およびX100Fは、USBバスの給電により駆動が補助されます。

使い方ガイド3
-(便利な使い方)現像設定・プロファイルの利用

RAWファイルを現像するための画質調整設定は「プロファイル」として管理されます。
RAWファイルを選択し、画質調整ペインで現像設定を変更すると、プロファイルが自動的に作成されます。プロファイルが作成されているRAWファイルは、サムネイル一覧表示に「*」 マークが表示されます。

プロファイルは、他のRAWファイルにコピーして適用することができます。
サムネイル一覧表示でコピーしたいプロファイルを持つRAWファイル上でマウス右クリックし、「現像プロファイルをコピー」の上、コピーしたい対象RAWファイル上でマウス右クリックし、「現像プロファイルをペースト」により適用します。ショートカットキーを使用して操作することも可能です。

 

よく使用するプロファイルを「ユ—ザープロファイル」としてソフトウエアに登録して再利用することが可能です。プロファイルペインで「プロファイル保存」ボタンを押すことで、現在の現像設定を「ユ—ザープロファイル」として登録することが可能です。

サムネイル一覧でRAWファイルを選択し、プロファイルペインで登録したプロファイルをクリックすることで、プロファイルをRAWファイルに適用することが可能です。複数のRAWファイルにまとめて適用することも可能です。

※ プロファイルの一部が適用できず、自動的に調整される場合があります。例えば、ダイナミックレンジ100%で撮影したRAWファイルはダイナミックレンジを変更することができませんが、これにダイナミックレンジ 400% を設定するプロファイルを適用した場合、ダイナミックレンジは100% に自動的に調整されます。このような場合、サムネイル一覧にマークを表示して案内します。

ユ—ザープロファイルは、ユ—ザープロファイル一覧上でマウス右クリックすることで、名称変更、削除することが可能です。

 

使い方ガイド4
-(便利な使い方)画質調整前後の画像を比較する

ツールバーで「補正前 / 補正後」ボタンをクリックすることで、プレビュー表示を分割し、画質調整前の画像と画質調整中の画像を比較することが可能です。

画質調整前後の画像は、ズーム、ズームイン、ズームアウト、ハンドツールによる移動などの操作が同期します。

元の表示に戻すには、ツールバーで「シングル表示」ボタンをクリックします。

使い方ガイド5-
(便利な使い方)ショートカットキー

プレビュー表示ペイン
Mac
 ズームイン Command + + 
 ズームアウト Command + - 
 ピクセル等倍表示  Z 
 全画角表示 Ctrl + Z 
サムネイル一覧表示
Mac
 現像プロファイルをコピー  Command + C 
 現像プロフィルをペースト  Command + V 
 サムネイル画像の全選択  Command + A 
その他
Mac
 元に戻す  Command + Z 
 やり直し  Command + Y 
FUJIFILM X RAW STUDIO

Mac版

関連製品情報

ホーム X Stories FUJIFILM X RAW STUDIO - 特長と使い方ガイド
© FUJIFILM Corporation