X-T2 -ファーストインプレッション

 最先端の技術で完成されたX-Pro2を使ってから、X-T2の登場が楽しみで仕方がなかった。それは、Xシリーズの中でもTモデルが最も多才なカメラだからだ。実際にX-T2を試したところ、その体験は私の期待を大きく上回るものだった。

まずは、デザイン面。シャッターボタンの横にあった動画撮影ボタンがなくなっている。X-T1では、幾度となく誤操作をしてしまったので、この変更はとても嬉しい。動画撮影ボタンは、ドライブダイヤルに追加された。静止画と動画を容易に変換できて、あとはシャッターを切るだけ。この操作性は素晴らしい!

カメラボディ、グリップ、そして外付けハンドグリップは、撮影に必要な安定性を今まで以上にもたらしてくれる。かつてないほどしっかりと握ることができ安定性を確保できる。

そして、X-T2のデザインと機能がしっかりとマッチングしていることが何よりも嬉しいことだ。LCDスクリーンはチルト式であらゆる角度に調節が可能だ。X-T1の時よりも、高い位置やローアングル撮影もしやすくなっている。縦位置、横位置関係なく、撮影幅が大きく広がった。

Photo by Hai Tre: X-T2 and XF35mmF1.4 R
X-T2 & XF35mmF1.4 R

新機能のBOOSTモードは、X-T2をさらに高速化してパワフルにすることができ、カメラのフルポテンシャルを引き出すことを可能にする。

AF-Cカスタム設定は、被写体別に使い分けることで、フォーカス性能を最適化する。

縦位置パワー・ブースター・グリップには、Fnボタンや、Qボタン、フォーカスレバーなども搭載していて、撮影には困らない。更には、3つのバッテリー使用を可能にする。

X-T2は、コンパクトでクラシカルなカメラボディの中に、パワー、汎用性、防塵・防滴・耐低温性能、長いバッテリー寿命を兼ね備えた高性能なカメラだ。

写真家について

DinhQuang Haiはベトナムにおいて最も成功している商業写真家の一人で、その根底に画家としての経歴のある彼は、写真を自身の視覚化した第二の言語として利用して、世界と人生とのコミュニケーションを成立させている。ベトナムの首都であるハノイに生まれて育った彼は、レンズとカメラを通して自身の人生をドキュメントするために、まったく新しい撮影のスタイルを発見して、経験するのを好みとしており、写し出されるのは、彼の個性豊かな観方を通じて表現される、彼の故国、そこに住む人々、豊かな文化、そして壮観なまでの自然、それぞれの美しさである。

したがって、氏がこの分野でプロとして活躍しているこの10年超の間に生み出したコレクションのほとんどは風景、室内、街中での人々の生き様、そして人々のライフスタイルを写したものとなっている。彼の作品は、ベトナム国内、そして国際的なファッションおよびライフスタイルを主題とする雑誌に取り上げられている。今年は、シュアン・ハイが設立したベトナム初のプロの写真家による写真フォーラムの10周年にあたる記念の年である。このフォーラムは『Photography Corner』と名付けられ、ベトナム全土から10万人以上の会員が参加している。

関連製品情報

FUJIFILM X-T2
XF35mmF1.4 R


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