カメラバッグの中に -Ioannis Tsouloulis

私のカメラバックの中身を紹介しよう。
私は、X-Pro1の発表以来フジユーザーだ。
初めての機材は、X-Pro1とXF18mmF2、XF35mmF1.4、そしてXF60mmF2.4のレンズ。

それから、X100、X100S、X-E1、X-E2、X10、X20、X30、X-T10、XT1と色々なレンズを使ってきた。最近は、X-Pro2を使っている。

プロの写真家として、頼りになる機材を必要とする!富士フイルムは、その点で裏切られたことは無い!確かに、X-Pro1は発売当初スローなカメラだった。だが、FWのアップデートで、仕事で十分使えるくらい速いカメラになった。

機材は、仕事の内容によって使い分ける。
私の主な仕事は、ポートレート、不動産、ファッション、ウェディング、そしてトラベル写真だ。それぞれ必要とするものは異なる。必要なものに合わせてバッグの中に詰め込む機材も変わってくる。

ポートレイト

ポートレイト撮影では、安心できて心地よい環境をクライアントに提供しなければならない。そうしない限り、内面の美しさが出てこない!私のポートレイト撮影は、クライアントの心に秘めた美しさを撮影する。こういった撮影では、バーティカルグリップVG-XT1とXF56mmF1.2を装着したFUJIFILM X-T1がピッタリだ。この組み合わせだと、肘をあげることなく縦位置の写真が撮れる。サブカメラとして、X100Tも使う。その控えめな外観が、クライアントとの良好な関係を築くことの手助けをしてくれる。自然光の下、暗めの環境で撮影することが多い。それは、スキントーンのディテールが高感度でも損なうことがないからだ!どのような環境でも、私の目に見える美しさを捉えてくれる。

写真: Ioannis Tsouloulis- X-T1 and XF56mmF1.2 R
写真: Ioannis Tsouloulis- X-T1 & XF56mmF1.2 R
写真: Ioannis Tsouloulis- X-T1 and XF56mmF1.2 R
写真: Ioannis Tsouloulis- X-T1 & XF56mmF1.2 R

不動産

不動産撮影では、身軽でいたい。私の住んでいるベルギーのオーステンデという街で、売りに出されている物件を撮影するのが仕事だ。この撮影では、X-T1とXF10-24mmF4を使う。カメラ1台とレンズ1本だけしか持っていかない。チルト式のモニターとグリッド表示のおかげで調整が簡単で、撮影後の編集も必要としないくらいだ。それに、幅広いダイナミックレンジのおかげで、クライアントも一発で納得がいく画質を提供することができる。

ファッション

ウェディングとファッション撮影では、同じ機材を使う。バッグの中には、4台のカメラが入っている。XF10-24mmF4を装着したFUJIFILM X-T1が1台。XF16-55mmF2.8を装着したX-T1が1台。XF56mmF1.2を装着したX-Pro2が1台。そして、X100Tだ。そのほかにも、XF60mmF2.4、XF50-140mmF2.8、そしてXF100-400mmF4.5-5.6のレンズもバッグに入れている。撮影中は、ずっとレンズを付けた状態でカメラを持つことを好む。そして、1日中撮影することもあるので、カメラごとに1、2つほど予備のバッテリーも用意する。実際に、使うことはほとんどないが、いざというときに予備があるとわかっていると安心だ。このカメラとレンズの組み合わせでどんな撮影にも対応できる。高感度領域でも高画質なので、フラッシュを使わずに自然光の下、撮影することも可能だ。

写真: Ioannis Tsouloulis
写真: Ioannis Tsouloulis
写真: Ioannis Tsouloulis
写真: Ioannis Tsouloulis
写真: Ioannis Tsouloulis
写真: Ioannis Tsouloulis

トラベル

トラベル写真のほとんどは、バイクで行く旅だ。なので、収納スペースもきわめて限られている。そこで、私は2台のカメラしか持っていかない。FUJIFILM X30とX100T。それに、バッテリーチャージャーと予備のバッテリーをそれぞれ1つずつ。

この2つのカメラで、自由自在に撮影ができる。そして、画質もとても良い。X30はズームなので、あらゆるシーンが撮れる。とても頑丈にできていて、手に持つとずっしりとくる。バイク用のバイクグローブをしていてもあらゆる操作ができるくらいだ。早朝や夜になると、X100Tが活躍する。裏切られたことは一度もない。

写真: Ioannis Tsouloulis
写真: Ioannis Tsouloulis
写真: Ioannis Tsouloulis
写真: Ioannis Tsouloulis
写真: Ioannis Tsouloulis
写真: Ioannis Tsouloulis

写真家について

彼はリンブルフの高山地帯で育ち、幼い頃から写真撮影に興味を持っていた。
9歳の時、彼は初めてコンパクトカメラを買った。そして、その数年後に一眼レフを手にした。

彼は自分を魅了するあらゆる被写体を撮影してきたが、特に「人」に注目している。陸軍での兵役の後、ハッセルトの写真学校に通った。そしてその3年後、彼はオーステンデに移った。どんな仕事をしていても彼の写真に対する情熱は冷めることがなく、2006年、ついに写真を生業にすることを決意した。彼はしばらくの間Roularta Media Groupでアスリートのポートレート撮影に専念した。

プロとして、彼は精力的にポートレート撮影を手掛けるだけでなく、アーティスティックな作品作りにも取り組んでいる。また、様々なメーカーの商品撮影も行い、彼の仕事は多岐に渡っている。


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