Gabriele Lopez X70と共に・・・Part 2


みんな、元気?
前回は、日記代わりに写真を撮ることについて語ったと思う。それは、プロとして、仕事をしている時も変わらない。ただし、撮った写真の使い分けは自分の中でしっかりと境界線を引いている。

こうやって文章を書いているだけで、先月の記憶が蘇ってくる。仕事で忙しくて、ホームタウンから遠く離れた場所での撮影もあった。そういった記憶がスナップショットとしてどんどんと溜まってくるんだ。

仕事用のカメラは、カメラバッグの中に入っている時でも、コンパクトカメラは常にポケットの中か、首からぶら下げている。

結果的にたくさんのプリント写真がパズルのピースのようにばらばらと溜まっていく。日記の代わりにプリントしたものの、数か月、時に数年間もほったらかしにしてしまうことはよくある。自分が時間を作って、整理しない限りは。でも、整理する時は自主出版のファン雑誌形式となって生まれ変わることがほとんどだ。

写真は、自分の体験した出来事の断片であって、人生の経験と記録のツールなんだ。体験したことのある感覚や今まで感じたこともないあらゆる刺激を残していくんだ。

では、そのような写真を撮るときは、予め考えてからシャッターを切ったほうがよいのだろうか?それとも、直感的にシャッターを切って、後で一連の出来事をまとめたほうがよいのだろうか?個人的には、直感的にシャッターを切るタイプだ。そうしたほうが撮った写真を振り返る時に発見が多くある。1つの視点から写真を撮ってないからだ。その時の体験であったり、予想してもなかったことが写真に写っていたり、象徴的な何かが見いだされたり、写真の中に詰まった可能性は無限だ。それを見つけたときの驚きと喜びは計り知れない。

そんな写真を撮っていると、持ち歩くときはコンパクトカメラが最適なチョイスであることに気付く。地下鉄や散歩、人との出会い、どんな時でもスナップするときはシンプルなツールほど良い。

写真が挑発的で、刺激的だった「Provoke」時代を蘇らせる、日々の冒険にピッタリなカメラだ。


これらの写真は、すべてX70で撮ったJPG画像。スクリーンに見えるこのセッティングが、私の理想的なセッティング。撮影後は、コントラストをちょっといじるだけ。といっても、これらほとんどの写真は、撮って出し。何もいじっていない。完璧なスナップカメラだ。唯一望みをかなえてくれるのならば、オーバープリントのオプションが欲しい。素人っぽく思われるかもしれないけど、日記としてメモを取るときは、このオプションがあるととてもうれしいんだ。

Categories:  X70, Stories, Topics
Tags:   Gabriele Lopez , Italy , diary , X-Photographer
写真家について

1974年にイタリアのミラノで生まれ、人生のほとんどをミラノで過ごしている。写真撮影とは、個人的な人生の見方・感じ方といったフィルターを通して映りだされる現実と私自身が創出する世界の間で遊ぶことである。

主にコマーシャル、イベント、結婚式の撮影を手掛けている。仕事のときでも自分らしさを忘れぬよう、自分が大切だと感じる本質を見出すように心掛けている。たとえ撮影のスタイルに変化があっても、「シャッタースピード」や「絞り」という用語もわかっていなかったカメラとの出会たころからの情熱を持ち続けるようにしている。

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