Mehrdad Samak-Abedi

Germany
プロフィール

ベルリン在住の世界を旅する写真家である。

フリーランスとしての仕事の中で、私が最も熱中しており、触発されているジャンルは風景、旅行そしてストリート写真撮影である。

ペルシア移民の子として、かつ芸術家と技術者の息子として育ったので、私は常にいくつかの大きな情熱を燃やしてきた。テクノろぎーへの関心とあいまった私の美的センスおよび旅への愛情がすべてひとつになって写真撮影への情熱となっている。12歳の時に父と彼の写真への愛情に触発されて最初のカメラを購入し、それ以来、自己表現方法として写真撮影の規範に忠実であり続けた。

最終的に公認建設技師として学位を取得することを決意したが、潜在的な選択肢として写真家を忘れたことはない。2002年、ドイツ最大の航空会社に転職した。仕事として旅行しつつ、写真撮影への情熱に時間を費やすことができる。今の私の生活においてこれは完璧な組合せだと思う。

写真撮影とは、忘れないための手段であり、その瞬間を捉えることでストーリーを語ることができる私なりのやり方である。まったく同じ瞬間は二度と同じようには起こらないだろう。私はこの特別な瞬間のストーリーを捉えて、後でそれを見つめる人々のために写真という言葉に翻訳したい。今日、デジタル写真撮影により、私は技術的ツールにあまり気をとられことなくストーリーを語ることに集中できる。

コメント

Xシリーズのカメラは、写真家として長年愛してきたアナログカメラの操作性を諦めることなくデジタル写真撮影の利便性すべてを享受する選択肢を私に与えてくれる。

カメラの品質とセンサー技術は常に向上している。トップブランドのカメラの画質は実質的にほとんど違いはない。よって、無数の選択肢と比較した際に、富士フイルムのコンセプトがより一層印象深いものとなるのである。2011年に初めてX100を手にしたときに、アナログカメラにありデジタルカメラにない重要な要素を思い出した。アナログ操作と露光に極めて重要なパラメーターの設定である。

旅行、風景およびストリートの写真家として、私はよく旅に出る。コンパクトで軽量な荷物を持って旅することが絶対必要である。その意味するところは、携帯する機材の重量をほとんど感じることなく長距離移動ができるということである。

私のストリート写真撮影において決め手となるのは小型で非常に静かなカメラである。街中を歩くとき、大きなカメラを持ち歩かないので注目されることはなく、シャッター音が私の周りの世界を乱すこともない。そのコンパクトなサイズとほとんど聞こえないシャッターのおかげでX100Sはこの規範を支配する。

しかし富士フイルムに完全に切り替えることを最終的に決心させてくれたのはカメラ本体ではない。切り替えの大きな要因は富士フイルムのレンズの最高だからだ。現時点で販売しているレンズはすべて「ずばぬけた」レンズだ。単焦点とズームレンズともに性能も全般的に素晴らしいし、何よりもコンパクトで軽量なのである。

また、富士フイルムの自社製品と顧客を大切にしているのは明白である。カメラデザインであったり、レンズ性能であったり、質の高い顧客サービスであったり、ファームウエア更新を通じて旧式モデルを最新式に保っていることであったりいろいろあるが、確かなことが常に1つある。それはこの会社が自社のカメラのユーザーの声に耳を傾けているという点である。

JPEGの画質もすばらしい。したがって富士フイルムへの切り替えは私にとっては非常に容易な決断であった。

© FUJIFILM Corporation