Gabriele Lopez

Italy
プロフィール

1974年にイタリアのミラノで生まれ、人生のほとんどをミラノで過ごしている。写真撮影とは、個人的な人生の価値観を通して映し出す現実と私自身が創出する世界の間にある遊び心みたいなものである。

主にコマーシャル、イベント、結婚式の撮影を手掛けている。どんな仕事でも自分らしさを忘れぬよう、自分が大切と感じる本質を見出すように心掛けている。たとえ撮影のスタイルに変化があっても、「シャッタースピード」や「絞り」という写真用語もわかっていなかったその当時の情熱を持ち続けるようにしている。

http://gabrielelopez.me

イタリアの自主出版を促進するOSCURAのメンバーである。

コメント

私はシンプルで小さなカメラを好む。家にカメラを置きざりにしてしまうとその役目は一切果たせない。私は使命をもって写真を撮るタイプの人間ではなく、日常生活を撮影する。たとえ意図して写真を撮る予定がなくてもカメラなしで出掛けることはない…。また、カメラを携行できない国に訪れることもない。 仕事で必要な時や、テクニカルになりがちな時ほど背中にたくさんの重量物、大きくてかさばるカメラやレンズを担ぐことになる…必須ならば結構だが、この種の撮影には個人的には興味がない。

被写体に敬意を払って撮影するスタイルを好む。写真家が目立ってしまってはいけない。自由に動き回り、身軽に旅をして、どんな環境でも、即興的にシャッターを切って傑作を作り出すようなスタイルが大好きだ。被写体と顔を見つめ合いながら撮影できるカメラ、また片手だけで十分に操作できるようなカメラ、そんなカメラが好きなんだ。分かるだろうか?

富士フイルムのカメラは本当にシンプルであり、昨今のカメラ市場において時代遅れのように思えるし、恐らくそうなのだろう…。しかし得られる画像は文句なしに素晴らしい。さらに、写真を振り返り自問自答してしまうんだ。プロの写真家が仕事用に使用するカメラとしても成り立ちながらも、昔のフィルムカメラのように毎日一緒に携帯することもできる。

電子ファインダーはありのままの画を表示させてくれ時間の節約となり、ミスを回避し、面倒なポストプロセシングを回避させてくれる。レンズは小型で明るい。とても優秀だ。ボタンやコマンド操作の代わりにダイアル操作なのもいい。2つのボディー、4つのレンズ、フラッシュとバッテリーがメッセンジャーバッグに収まるので、旅行や遠出の仕事の時に飛行機や列車で移動する時にうってつけである。

余計なものはない方がいい。私はできるだけシンプルに撮影し、目の前で起きていることに集中したい。

© FUJIFILM Corporation