GFX100 II ファームウエアの更新

バージョン: 2.30

更新日: 2024.11.21

概要

NOTES

ブラウザの表示を更新してから、ダウンロードを行なってください。

  • Windows(Internet Explorer/FireFox/Google Chrome)の場合はCtrlキーを押しながらF5キーを押します。
  • Mac(Safari/Google Chrome)の場合は「Command」キーと「R」キーを同時に押します。
  • Mac(FireFox)の場合は「Command」キー・「Shift」キー・「R」キーの3つを同時に押します。

すでに最新バージョンの場合には、ファームウエアの更新を行う必要はありません。

  • バージョンの確認方法は、下記「ファームウエア更新の詳細手順」の「2. ファームウエアのバージョンを確認します。」をご覧ください。

お使いのカメラボディ、およびレンズは、最新のファームウエアでお使いください。

  • 最新のファームウエアの組み合わせでないと、機能・性能が十分発揮できないことがあります。下記のファームウエア対応表をご覧ください。

ファームウエア更新内容

Ver.2.30

Ver.2.21からVer.2.30への変更内容

 

追加・変更される下記項目1、2については、GFX100 II New Features Guideをご覧ください。
GFX100 II New Features Guide

  1. 動画撮影メニューにF-Log2 Cが追加されました。

    F-Log2 CはF-Log2から色域を広げた撮影モードになります。色域が広がったことにより、再現が難しかった高彩色も今まで以上に忠実に再現可能になり、ACES空間やBT.709での色編集の自由度が向上します。

     

    ※動画編集ソフトウエアの編集時に使用するF-Log2 C用のLUTファイル、F-log2 C用のIDTファイルは以下のダウンロードページより入手ができます。
    F-Log LUTファイル/IDTファイルダウンロードページ

  2. 「タイムコード同期設定」がUSB機器のタイムコードでも同期できるようになりました。

    マルチカメラ撮影や音声別撮りの際、ポストプロダクションで複数のクリップを簡単に同期させることができます。また、この対応に伴い、クイックメニューとファンクションボタンの割り当てメニューにある「ATOMOS AirGlu BTと接続」が「タイムコード同期設定」に変更されました。

     

    ※Atomos社のUltraSync BlueによるBluetooht接続に加え、Ambient社の機器とUSB-C接続でのタイムコード同期に対応しています。

  3. AFアルゴリズムを一部見直し、シーンタフネス性を向上させました。

  4. マニュアルフォーカスでピント調整した後にカメラの電源をOFF/ONを行うとピントがずれる場合がある現象を修正しました。

Ver.2.21

Ver.2.20からVer.2.21への変更内容

  1. GF50mm/GF35-70mmをカメラボディに装着してレンズのファームアップを行った際、稀にファームアップ中に「レンズエラー」が発生してレンズが動作しなくなる現象を修正しました。対策ファームウエアでは、レンズのファームアップ中に異常を検出したときはファームアップを中断し、レンズが動作しなくなる事象を防止します。

     

    ※本機能を有効にするには、対象となるカメラのファームウエア更新が必要です。必ずカメラのファームウエアを最新に更新してから、レンズのファームウエアを更新してください。

     

    ※上記の対応によりGF50mmF3.5 R LM WR、GF35-70mmF4.5-5.6 WRのファームウエアダウンロードを再開します。
    詳細は「GF50mm/GF35-70mmファームウエアダウンロード再開によるお知らせとお詫び」参照

  2. AF補助光の測光動作と同時にシャッターボタンを半押しした場合、稀にフリーズする現象を修正しました。

  3. 以下の設定条件において、外部モニターを接続して動画撮影を行うと、稀にフリーズする現象を修正しました。(*2)

    <設定条件>
    ・動画モード:4K 16:9/59.94P
    ・メディア記録設定:H.264/422 MOV
    ・ブレ防止モード(動画):IBIS/OIS+DIS
    ・HDMI出力:情報表示ON

  4. GF45-100mmF4 R LM OIS WRを装着して動画撮影を行った際、稀に手ブレ補正が効かない現象を修正しました。

  5. その他の不具合を修正しました。

Ver.2.20

Ver.2.10からVer.2.20への変更内容

  1. 以下の対象レンズとの組み合わせにおいて、フォーカスリングの操作性が改善されました。

    <対象レンズ> (※1)
    GF55mmF1.7 R WR

    <改善点> (※2)
    ・フォーカスリングを操作した時のレンズ駆動の振動を抑制
    ・フォーカスリングを操作した時のフォーカス追従性が向上
    ・フォーカスリングの回転角度を動画用途に最適化

     

    ※1:本機能を有効にするには、対象となるレンズのファームウエア更新が必要です。カメラのファームウエアを最新に更新してから、レンズのファームウエアを更新してください。
    GF55mmF1.7 R WRファームウエアの更新 Ver.1.10

     

    ※2:本機能を有効にするには「フォーカスリング操作」を「リニア」に設定してください。「ノンリニア」では本機能は有効になりません。
    設定:セットアップメニュー>操作ボタン・ダイヤル設定>フォーカスリング操作

  2. RAW画像を画像処理ソフトウエア等で画質に関わる補正を強調処理した場合、被写体によっては軽微なノイズが画像上に発生する現象を修正しました。

  3. 文字チャートのような細かな文字を撮影して拡大表示させた場合、文字のエッジ部に偽色が発生する現象を修正しました。

Ver.2.10

Ver.2.00からVer.2.10への変更内容

追加・変更される下記項目2については、GFX100 II New Features Guideをご覧ください。
GFX100 II New Features Guide

Ver.2.00

Ver.1.20からVer.2.00への変更内容

追加・変更される下記項目2については、GFX100 II New Features Guideをご覧ください。
GFX100 II New Features Guide

  1. 「FUJIFILM XApp」のVer.2.0.0以降で強化されたカメラとの連携に対応しました。

    1)「FUJIFILM XApp」のVer.2.0.0以降で追加された「機材」管理機能において、カメラの登録や稼働情報が表示されるようになりました。

    【表示する稼働情報】
    ・生涯撮影回数
    ・メカニカルシャッター回数
    ・バッテリー劣化度
    ・前回のセンサークリーニングから経過日数など

    2)カメラのファームウエアバージョンアップ作業が容易になりました。
    「FUJIFILM XApp」からカメラのメモリーカードへバックグラウンドでファームウエアを自動でダウンロードします。

    ※バックグラウンドでのデータ転送は、カメラと「FUJIFILM XApp」がWi-Fi接続中に行います。
    ※ファームウエアの自動ダウンロードが完了すると、LCDモニター上にファームウエアのアップデート情報を表示し、最新ファームウエアへのアップデートを促します。
    ※本機能は、次回のファームアップより適用されます。

  2. セットアップメニューに「ファームウエアアップデート」の機能が追加されました。

    新しいファームウエアが入ったメモリーカードをカメラに入れて「セットアップメニュー」>「基本設定」からファームウエアのアップデートが行えます。

    なお、従来からのファームウエア更新方法も継続してご使用いただけます。
    ・DISP/BACKボタンを押しながらカメラを起動してファームウエアを更新する。
    ・スマートフォンアプリケーションと接続してファームウエアを更新する。

  3. その他軽微な不具合を修正しました。

Ver.1.20

Ver.1.11からVer.1.20への変更内容

追加・変更される下記項目1、2については、GFX100 II New Features Guideをご覧ください。
GFX100 II New Features Guide

  1. リモート録画機能に「マルチ」ボタンが追加されました。ボタンを押すと画面表示が4分割され、複数のカメラのライブビューを同時に確認できます。1画面表示に戻すときは、「シングル」ボタンを押下します。

  2. リモート録画機能のメニューに「クリーン表示モード」が追加されました。「クリーン表示モード」を選択するとライブビューのみ表示します。

  3. 軽微な不具合を修正しました。

Ver.1.11

Ver.1.10からVer.1.11への変更内容

  1. Godox、および一部の他社製フラッシュとコマンダーとの組合わせにおいてEVF表示が異常になる現象を修正しました。

Ver.1.10

Ver.1.00/Ver.1.03からVer.1.10への変更内容

※Ver.1.10では下記6項目の不具合について修正を行いました。

  1. DCI-8K動画からRAW出力する場合、画像の左側に黒枠が表示される (例:ATOMOS、Blackmagic Design等のモニター出力時)。

  2. 以下の条件でEVFを覗きながら連写した場合、まれにEVF表示が異常になる現象を修正しました。

    ・パフォーマンス>ブースト:EVF表示フレームレート優先(120p)

  3. GFX100 IIで撮影したRAW画像が現像ソフトによっては現像が出来ない場合がある現象を修正しました。

  4. 連写中に以下の撮影条件において、電源を切ることができなかったり、フリーズしたりすることがある現象を修正しました。

    (1) 電源を切ることができない条件
    以下の設定時にシャッタースピードを1/4000秒より速くから1/4000秒より遅くなるように変化させる。
    ・シャッター方式:M・Eメカニカル+電子
    ・ドライブモード:CH 高速連写
    ・フォーカスモード:AF-C
    ・操作ボタン・ダイヤル設定>半押しAE:OFF

    (2) フリーズする条件
    以下の設定時にシャッタースピードを1/4000秒より遅くから1/4000秒より速くなるように変化させる。
    ・シャッター方式:M・Eメカニカル+電子
    ・ドライブモード:CH 高速連写
    ・フォーカスモード:AF-C
    ・操作ボタン・ダイヤル設定>半押しAE:OFF

  5. 特定の条件下で、EVF/LCDまたはHDMI経由の外部モニター出力映像が異常になる現象を修正しました。

  6. その他の軽微な不具合を修正しました。

ファームウエア更新手順

  1. ファームウエアのバージョンを確認する。
  2. フォーマット済みのメモリーカードを用意する。
  3. ファームウエアをダウンロードしてメモリーカードに保存する。
  4. ファームウエアが記録されたメモリーカードをカメラに入れてファームウエアの更新作業をする。

ご注意

ファームウエアの更新に失敗すると、カメラが正常に動作しなくなる場合があります。以下の点を必ず守ってください。

  • ファームウエアの更新作業には、十分に充電したバッテリーをご使用ください。万一、ファームウエア書き換え中にカメラの電源が切れると、カメラが動作できない状態に陥ります。
  • ご使用のファームウエアが古いバージョンの場合でも直接最新バージョンにアップデートが行えます。
  • ファームウエアの更新時間は、ファームウエアの容量によって変わります。最大約5分掛かる場合があります。更新中は、絶対に電源を切ったり、カメラを操作したりしないでください。
  • ファームウエア更新後は、更新前のバージョンには戻すことができません。
  • ファームウエアの更新中にエラーメッセージが表示された場合は、下記をご覧ください。

ダウンロード

GFX100 II 使用許諾契約書

下記はお客さまが「ファームウエア更新ファイルのダウンロード」をしていただく際にご同意が必要です。この内容を十分ご理解いただき、「ファームウエア更新ファイルのダウンロード」をされる場合は、下の[同意する]をチェックしてください。 この内容に同意いただけない場合は、ファームウエアをダウンロードすることは許可されていません。この場合は、当社サービスステーションにてファームウエアの更新を実施させていただきます。

ファームウエア更新サービス

1. ライセンス

本ソフトウエアの著作権は富士フイルム株式会社(以下富士フイルムといいます)に帰属します。

2. 制限事項

本ソフトウエアのユーザーは、本ソフトウエアの全部または一部を修正、改変、リバースエンジニア、 逆コンパイルまたは逆アセンブルなどをすることはできません。

3. 免責事項

富士フイルムは、本ソフトウエアの使用に付随または関連して生じる直接的または間接的な損失、損害などについて、いかなる場合においても一切の責任を負いません。

ダウンロード ファイル名: GXUP0006.DAT

ご注意

  • ダウンロード先に同名のファイルが無いことをご確認ください。同名のファイルがあると、ご使用のブラウザによっては、ファイル名称の末尾に“(1)”などの枝番が付く場合があります。枝番の付いたファイル名称でファームウエアの更新を行うとカメラが正しく認識できません。

ファームウエア対応表

  • お使いのカメラボディ、およびレンズは最新のファームウエアでお使いください。最新のファームウエアの組み合わせでないと、機能・性能が十分発揮できないことがあります。下記のファームウエア対応表をご覧ください。
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