こんにちは、イェンス・バーガーです。ドイツのX-Photographerです。今回、新しいFUJINON XF16-80mmF4 R OIS WRを一日かけて試し撮りしました。FUJIFILM X-T3との組み合わせで、3つの撮影分野に十分に対応出来ることがわかりました。
屋外撮影
防塵防滴設計であるため、早朝の砂埃が多い野外撮影にも安心して臨めました。撮影後にはレンズが埃まみれになりましたが、不具合や操作不良に陥ることもありませんでした。
スタジオ定常光撮影
昼下がりには、スタジオにて色とりどりのセットでの撮影を行いました。ビューティー写真の撮影では私は絞りF4を好みます。偶然ですが、XF16-80mmはF4通しでしたので、好都合でした。シャープネスを始めとした画質には満足しましたし、汎用性の高いレンズであることを理解しました。
屋内自然光撮影
夕方に差し掛かる頃、「樽」工場でのバレー着での撮影を試みました。光の条件としては簡単なものではなく、ISO感度500から1000の間での撮影を余儀なくされました。ここでもXF16-80mmは素早いフォーカスで撮影を強力にサポートしてくれました。
結論
FUJINON XF16-80mmはシンプルに良いレンズと言えると思います。ほとんどの写真家が常用で使用する焦点距離がカバーされていますし、F4通しは美しいボケ味を演出します。非常に汎用性の高い、間違いのない定番レンズです。