GFX100RF

Hero Image Hero Image Hero Image Hero Image Hero Image Hero Image

The One and Only


あなたとラージフォーマットが築く親密な関係。肩、首、ときには手のひらに、いつも1億2百万画素がそばにいる。アルミ切削による工芸品のような佇まい、アナログ操作の心地よさ、世界を美しく見る窓を選べるマルチなアスペクトは、手と眼と心を喜びで満たします。

Thumbnailgfx100rf-min

レンジファインダースタイル

ボディ端に寄せられたファインダーを構えるその姿。それは、撮影のもっとも美しい形。懐かしさを感じるクラシカルなデザイン、小さなレンズが映えるバランスのとれたボディ、心地よく響く静かなシャッター音、フレームの外を感じながら切り取っていくアクティブな撮影。レンジファインダースタイルがラージフォーマットと組み合わさったとき写真は新たなステージへ進化します。

Slider Image Slider Image

小さなボディが世界を大きくする

カメラが小さくなれば世界はもっと自由になる。カメラが軽くなれば足取りも軽くなる。カメラが高画素になれば記憶は濃密になる。カメラをいつも持ち歩けば日常は驚きに満ちている。バッグを選ばない小さなサイズ、長時間持ち歩いても疲れない質量735gの軽量設計。どこにいても、あなたの視線を逃さず捉えるラージフォーマットが、いつもそばに。

五感が喜ぶ撮影体験


デジタル時代にフィジカルな喜びを取り戻すために五感でカメラと交わりたい。ダイヤル操作、ファインダーの重要性、手触り、魅力的なデザイン、カメラと一体化する撮影の喜びを提供します。

アスペクト比切換ダイヤル

「美しさを定義する窓のかたち」、それが写真のアスペクト比。写真の歴史を彩る5:4、3:2、1:1の代表的なものから、富士フイルムの歴史に輝く17:6、3:4、65:24まで9種類を搭載。新搭載のアスペクト比切換ダイヤルを回すことで、指先から広がる高揚感と視覚がひとつになったとき、世界はさらに美しく見えるでしょう。

写真に彩りを与える9種のアスペクト比

©Lee-Ann Olwage

古くは映画で、そこから長らくはテレビで、現在ではGFXシリーズのセンサーを全面に使えるデフォルトのアスペクト比。被写体を問わない汎用性は時代を超越した定番です。

©Yukio Uchida

35mm判の長い歴史にAPS-Cが加わったことで、広く浸透した小型カメラを象徴するアスペクト比。現代の写真では最も馴染みがあり、Xシリーズでも採用しています。

©Craig Whitehead

テレビやパソコンに採用され、現代ではもっとも日常的なアスペクト比の一つ。多岐にわたる映像を自然に見せることを前提としたアスペクト比です。

©Casey Cavanaugh

アナログカメラの名機TX-1・TX-2に由来する富士フイルム独自のアスペクト比。17:6よりも僅かに縦方向へ幅があるため、パノラミックな効果はそのままに、ストリートフォトやファッションなどでも扱いやすいワイド感があります。

©Jonas Dyhr Rask

もっとも細長い17:6は、パノラミックでシネマティックな効果を生みます。実焦点距離以上の広がりを感じさせ、画面の外へと無限に続いていくような錯覚を与えるアスペクト比です。

©Jonas Dyhr Rask

中判セミ判や35mmハーフ判は、気軽に多くの写真を撮りたいという欲求から生まれました。現代ではスマートフォンの普及とともに親しまれ、人物との相性が良い縦位置デフォルトのメリットを活かし、多くの写真を生み出しています。

©Giulio Di Sturco

スクエアフォーマットの愛称で知られ、レコードやアルバムのジャケットやソーシャルメディアで親しまれています。アートのムードを内包し、動きを持たない完結性はミニマリズムの境地とも言えるでしょう。

©Matthias Zwick

1:1の静けさと5:4の落ち着きを内包し、アクティブなシーンにも対応。紙への出力と相性が良く、コマーシャル撮影からパーソナルな作品制作に至るまでフィルムの黄金期に最盛を迎えました。今もなおファンの多いアスペクト比です。

©Yukio Uchida

8×10や4×5などの大判カメラの歴史と、それで撮られた古典の名作たちは、まさに写真の遺産。ラージフォーマットによってデジタルで蘇ったとき、写真はオマージュの趣を纏うでしょう。

Cに設定するとフロントコマンドダイヤル操作を通じて9種のアスペクト比を素早く自由に変更することができます。

Slider Image Slider Image

撮影の喜びを心へ刻むダイヤル操作

アルミ削り出しによる金属特有の手触りと、スムーズな回転のフィーリングは、極上の体験。ダイヤル操作はカメラとのインタラクティブな対話であり、撮影の喜びを身体を通して心へと刻む。使い手にシャッタースピード、ISO感度、絞りリングを操作する度に喜びを感じて欲しい。そして、デジタルテレコンは無機質なクロップやトリミングとは違い、切換レバー操作を通じて身体性を伴った喜びへと昇華されるでしょう。

©Sam Bassett

撮影体験を進化させるインターフェース

理想のUIは、カメラの状態を完全に掌握できる情報量を持ちながら、シャッターの瞬間に向け画像だけに意識が集中できるもの。相反する命題を実現させるため、新たに採用した3:2のLCDに合わせて撮影時のアイコンを最適に配置。また、アスペクト比に応じて撮影範囲外を半透明やラインで表示するサラウンドビュー機能を新搭載。撮影者に視点の自由を授け、没入感のある撮影体験を実現します。

Slider Image Slider Image

高倍率・高精細EVFが見せる世界

三次元の現実を二次元のイメージに置き換えていくとき、ファインダーは二つの世界を繋ぐ通訳のようなもの。それが優れていなければ、誤解が生まれ、思うように意思を伝えることはできない。0.5型576万ドットOLED、最大倍率0.84倍のEVFは自然でロスなく、あなたと世界を繋ぎます。

心掻き立てるプロダクトデザイン


最先端なのに懐かしく、最高画質なのに大袈裟に見えない。手に取っただけで心が掻き立てられ、構えてみると写真を撮りたくなる。使うほどにその魅力が深まる、新しい価値を体現しました。

削り出す、唯一無二を

カメラは単に写真を撮るための道具ではない。アルミから手間暇をかけて丁寧に削り出されることで魂が宿る。GFX100RFでは軍艦部を始め底面プレート、絞りリング、ホットシューカバー、電池蓋に及ぶまでアルミ切削による一体感のある仕上がり。際立つエッジ、硬質な手触り、冷ややかでありながら温もりを記憶していくような熱伝導。工芸品のごとき細部へのこだわりが使う喜びをもたらします。

*画像内の黒い箱は購入時の同梱物ではありません

デザイン性と機能性を追求したアクセサリ

同梱されるアクセサリー群も充実。本体と同等の質感と精度を持ったアダプターリングによってフードまでが一体化。高いデザイン性だけでなく、フィルターを組み合わせることで防塵防滴性能を備えます。高品位なストラップは携帯性と安心感の最適解の提案です。


©Giulio Di Sturco
©Jonas Dyhr Rask
©Lee-Ann Olwage
©Ewa Meissner
©Bettina Flitner

新規開発の35mmF4レンズ

非球面レンズ2枚とレンズ中心部から周辺部まで反射率を極限まで抑えたナノGIコートを採用した8群10枚の構成は、曲率が高いレンズで小型化を実現しながら、専用チューニングによって高画質を維持。周辺に至るまで均質でシャープな描写性能を保つ。DCモーターを採用することでコンパクトなサイズとAF性能の共存を図りました。さらにGFXシリーズ初となる4段分の内蔵NDフィルターの搭載やシャッター速度に関わらずフラッシュが使えるレンズシャッターの採用により、日中の屋外での撮影であってもシャッタースピードの自由度が増し撮影の幅を広げます。

最短撮影距離20cm

高画質は視覚だけでなく触覚や嗅覚をも刺激します。レンズ先端から最短撮影距離20cmは、触れたい、嗅ぎたい、という欲求を満たすことでしょう。近寄るほど浅くなる被写界深度が美しいボケを描き、ラージフォーマットならではの描写を楽しめます。

©Chris Hau

GFXシリーズが誇る卓越した画質


画質は写真における性能の要とも言える要素。質感の再現、繊細な色彩と階調のグラデーション、トリミングや大伸ばしへの耐性など、優位性は限りない。写真が本来もつ目的である記録と再現を、より高次なレベルで実現し、その能力を驚くほど気軽にしました。


1億2百万画素ラージフォーマットセンサー「GFX 102MP CMOS II」と高速画像処理エンジン「X-Processor 5」を搭載。画素構造とマイクロレンズ設計を見直した「GFX 102MP CMOS II」により、広いダイナミックレンジ、低ノイズ撮影を可能にするとともに、周辺画質やAF精度をさらに向上させ、「GFXシリーズ」が誇る最高水準の画質を実現します。

©Jonas Dyhr Rask

フィルムシミュレーション


フィルム由来のルックをもたらす20種類のフィルムシミュレーションは、9種類のアスペクト比と掛け合わされることで180ものバリエーションへ広がります。ルックとアスペクト毎にカメラとフィルムを使い分けていた時代は過去の話。GFX100RFは撮影毎に気軽にルックとアスペクト比を変更できます。さらにカスタム設定で好みを反映させることで、表現の可能性は無限に拡張されるでしょう。

PROVIA

自然な色再現で幅広く活用できる標準的な階調と発色が特徴です。普段の撮影や見た目通りの自然な描写をお求めの際にご利用ください。

CLASSIC CHROME

特定のフィルムではなく、グラフジャーナリズム全盛期の雑誌や、ドキュメントタッチの写真集に”印刷されたイメージ”を徹底的に見つめることから画質を設計しました。僅かに渋みを含んだ色彩とシリアスな階調。単なる事実を写した画像ではなく、撮影者の視座や思いが込められた写真へ。写真表現の領域を広げます。

REALA ACE

忠実な色再現性とメリハリのある階調表現を併せ持ち、あらゆる被写体/シチュエーションに適したモードです。

CLASSIC Neg.

スナップ撮影などで愛用されてきたカラーネガフィルムをもとに画質設計を行ったモードで、高いコントラストによる立体感溢れる表現を可能とします。

ACROS

超微粒子で知られる白黒フィルム「ACROS」の名を冠したフィルムシミュレーション。より滑らかな階調、引き締まった黒、美しい質感が特徴の、白黒写真表現が可能です。

NOSTALGIC Neg.

1970年代、カラー表現の可能性を世界に提起し、芸術として定着させた「ニューカラー」の代表作を想起させる色再現を特徴とします。独特の階調表現がハイライト部を柔らかくアンバーに描写する一方で、シャドウ部はディーテールを残したままノリの良い色味を実現し、叙情的に切り取ることが出来ます。

ラージフォーマットの可能性を進化させる、確かなパフォーマンス

©Giulio Di Sturco

高速・高精度なAF性能

アルゴリズムの改良により進化したAF予測機能と顔・瞳AFを搭載。さらに、ディープラーニング技術を活用したAI被写体検出AFにより、動物や車両、野鳥など多様な被写体を認識。動画撮影ではトラッキングAF機能を強化し、タッチ操作で簡単に被写体を追尾可能。静止画・動画のいずれでも高い追従性能を実現し、ラージフォーマットで快適な撮影体験を。

プロフェッショナルなニーズに応える動画機能

「毎秒30フレームの滑らかな4K/30P 4:2:2 10bit動画撮影に対応。ISO100の常用感度設定で広いダイナミックレンジと低ノイズでの撮影を可能にし、13+stop*の「F-Log2」により階調豊かな映像表現とポストプロダクションでの高い柔軟性を実現しました。また動画撮影時の手ブレや歩き撮りの揺れを補正する電子式ブレ補正(DIS)を搭載しています。

*当社内部測定

開発秘話


News