
Thomas Phoon
ドキュメンタリー・フォトグラファーであり、トラベル・フォトグラファーでもあるマレーシア出身のXフォトグラファー。Xシリーズを使う前は3600万画素のデジタル一眼レフカメラを使用していた。2013年ごろ、友人との集いで、とある友人がX-Pro1の背面液晶を私に見せてきた。「君の3600万画素のカメラと比べて画質はどうだ?」って。実際にその画像を見てみると、驚くほど良好で私が使っていたカメラと同等レベルだと感じた。
それがきっかけで、X-Pro1とXF35mmF1.4とXF14mmF2.8を購入。ストリートや旅先でスナップ撮影するのが主な目的だった。使っているとこのレトロ風な小さなカメラの良さに気付く。カメラを向けて、人々は怖がらないのだ。カメラに意識を向けることなく、自然体の状態でより一層に魅力的な写真が撮れる。これこそ、私が追い求めていたカメラ。人をありのまま撮れるカメラ。Xシリーズで撮れない写真はないと今ではすっかり魅了されてしまった。