Philippe Marinig写真展 〜綱打ち、第72代横綱 稀勢の里〜

  • © Philippe Marinig

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写真家Philippe Marinig氏は10年前に来日を果たし、大相撲という被写体に出会い強い興味を持つようになりました。
それまでヨーロッパ、南アフリカなどで格闘技者をテーマに撮影してきたのですが、大相撲はいままで撮影してきたそれらスポーツ的な格闘技とは決定的に異なる何かを感じたのです。その”何か”とは、神話の時代より伝えられ積み重ねられてきた伝統にもとづく精神性でした。
以来、Philippe氏は本場所はもちろんのこと、朝稽古、巡業など、大相撲をテーマにした作品制作にのめり込みます。独自のネットワークを構築し、日本人記者、写真家ですら取材を断られるところにまで足を踏み入れるようになるのです。
そしてPhilippe氏は、2017年1月25日 第72代横綱 稀勢の里誕生という機会を得ます。19年ぶりとなる日本出身力士の横綱昇進。彼にとって、それはまさに大相撲の精神性の最たるものでした。
綱打ちとは、横綱が締める綱をつくる作業のことを言います。大関まではあくまで人ですが、綱を締めることにより力士は横綱という”神の依代”となります。”TVや新聞では見られないところを、見せたい”とPhilippe氏は言います。彼が感じた精神性はそこに込められているのでしょう。

イベントタイトル
Philippe Marinig写真展 〜綱打ち、第72代横綱 稀勢の里〜
作家紹介
Philippe Marinig (フィリップ・マリニグ)
1962年、フランスはアルプスのシャトー・アルヌーで、芸術家一家の一子として生まれ、12歳でカメラを手にし撮影をはじめる。Denis Brihat氏に師事したのち、フランスを離れボストンで写真を学ぶ。フランスに帰国してフリーランスのフォト・ジャーナリストとして活動をはじめ、彼の写真は「Liberation」や、「Globe」などの誌面を飾るようになる。1992年、ケープタウンに移り、広告やファッション写真撮影に専門におこなう写真事務所“PICTO”を設立。“PICTO”は、南アフリカ共和国でもっとも成功した写真事務所と言われるまでに成長する。2006年、創作活動の拠点として日本を加えるようになる。
2007年 写真展 “NATURAL ECSTACY”at French Alliances, in South Africa
2010年 写真展 “INTO THE WILD”at シャネル・ネクサスホールin Tokyo, Japan
2011年 写真展 “O SUMO SAN”at Musee Albert Kahn in Boulogne-Billancourt, France
2013年 写真展 “O SUMO FUDE”at ANA Intercontinental Hotel in Tokyo, Japan
2015年 写真展 “KYOTO NO KODO”at Galerie Visconti in Paris, France
2015年 写真展 “LAMB, LUTTER”at Institut français Léopold Sédar Senghor in Dakar, Senegal
2017年 写真展 “KOKODE KAMIGAMI”at Palazzo Morosini in Venezia, Italia
開催日時
2018年1月12日(金)- 1月18日(木)
開館時間
10:00 - 19:00 (入館は18:50まで)、無休(年末年始除く)
開催場所
富士フイルム 東京ミッドタウン本社1階 フジフイルムスクエア内

お問い合わせ
E-mail: [email protected]
Tel : 03-6271-3782 受付時間 10:00 - 18:00(年末年始除く)
その他
フォトギャラリー連絡会の申し合わせにより祝花は堅くお断り申し上げます。

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