XF23mmF2, XF35mmF2写真展　“ふたつのF2”

XF23ｍｍF2 R WRがついに店頭化されました。
XF35ｍｍF2 R WRが発表されたときから、その存在はほのめかされてもいましたし、多くのユーザーから、非常に期待感を持って頂いていたように感じます。
おかげで早くも雑誌やWEB、ブログやSNSなど、好評をもって受け入れられているようですが、商品企画者としては、あるフレーズがちょっと気になるのです。
それはコンパクトなレンズのラインナップ、という表現です。
もしかすると商品企画者が過剰に反応しているだけかもしれません。
でも、表面的なところしか伝わってないのかもしれないのじゃないか？そう心配してしまうのです。
たしかにXF35ｍｍF2もXF23ｍｍF2も、非常にコンパクトで軽量なレンズに仕上がっています。
しかし、それがクオリティのことについての表現がないこととは別のハナシだと思うのです。
今回の写真展では、XF23mmF2、XF35mmF2のそれぞれの実力を実践ベースで紹介することに主眼を置いています。画質・速写性・タフネス・機動性など、それぞれのX-Photographerがそれぞれのフィールドでトライアルをしました。F2のレンズ、F1.4のレンズ、自分にとってそれぞれのレンズの持つ意味合いを考えるきっかけになれば幸いです。